引っ越し時は光回線の手続きが必要？
継続と乗り換えのメリット・デメリット

引っ越し先ですぐ光回線を利用するには、2つの方法があります。ここからはそれぞれの方法の特徴や手順について解説します。

現在の光回線を「継続」する

現在契約中の光回線が引っ越し先でもエリア内の場合、移転申込みをすればそのまま「継続」が可能です。ホームルーターやモバイルWi-Fiルーターなど、開通工事が不要な回線であれば、登録住所の変更など簡単な手続きをすればすぐに利用できます。

光回線を継続利用する場合、利用開始までの流れは下記の通りです。

1. 契約中の光回線へ「移転手続き」を申し込む
2. 開通工事の調整
3. 引っ越し先の開通工事を実施
4. 機器の接続・初期設定を行い利用開始

契約中の光回線であれば、建物の種別が変わらない限り、基本的にサービスの内容や料金は変わりません。また、マンションなど、すでに光ファイバーが建物に引き込まれている場合は、立ち会い工事が不要になるケースもあります。
他社回線とのサービス比較などの手間がないため、現在利用している光回線に不満がなければそのまま継続しても問題ないでしょう。

新しい光回線に「乗り換え」する

引っ越し先で今までの光回線を利用できない、またはサービス内容に不満がある場合、新しい回線に乗り換えるのがおすすめです。

新しい光回線に乗り換えする場合は、継続するよりも少々手順が複雑です。

1. 引っ越し先で新しい光回線を契約する
2. 引っ越し先の開通工事の調整
3. 現在利用中の光回線の解約手続きをする
4. 引っ越し先の開通工事を実施
5. 機器の接続・初期設定を行い利用開始
6. 解約した光回線でレンタルしていた機器を返却

光回線の乗り換えには、契約や解約手続きなど、継続する場合とは異なる手続きが発生します。先に現在の光回線を解約してしまうと、引っ越しするまで光回線が使えなくなる可能性があるので注意しましょう。

光回線の乗り換えには注意すべき点もありますが、さまざまなメリットもあるので引っ越し前に検討しておくとよいでしょう。

引っ越し先で光回線を利用する場合、継続と乗り換えどちらがよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。どちらもメリット・デメリットがあるため、継続か乗り換えか迷ったら引っ越し先の利用環境に合わせて選ぶのがおすすめです。

ここで引っ越し先の光回線を継続する場合と乗り換える場合のメリット・デメリットについて確認していきましょう。

現在の光回線を「継続」するメリット・デメリット

現在契約している光回線を継続する場合のメリット・デメリットは以下の通りです。

契約中の光回線を引っ越し先でも利用する場合、現在と同じサービス、料金で利用できるため安心です。手続きも引っ越しに伴う移転手続きを申し込み、引っ越し先で工事に立ち会うだけなので、解約手続きや解約金が発生しません。

しかし、引っ越し先がエリア外で移転ができなかったり、移転先で開通工事費用が発生したりする点には注意しましょう。新規契約キャンペーンも適用外のため、キャッシュバックなどの特典も利用できません。

新しい光回線に「乗り換え」するメリット・デメリット

光回線を引っ越し先で新規契約し、乗り換える場合のメリット・デメリットは以下の通りです。

新たに契約する回線事業者によっては、新規または乗り換えキャンペーンを実施しているケースがあります。キャンペーン内容は契約する回線事業者ごとに異なりますが、利用料金の割引やキャッシュバックなど、さまざまな特典が利用できます。また、回線の見直しで利用料金が安くなったり、通信品質が安定したりと、光回線の乗り換えにはさまざまなメリットも。

ただし、現在契約中の解約手続きが必要となり、タイミングによっては解約違約金が発生する可能性もあります。

乗り換えキャンペーンの内容によっては、解約違約金を支払うよりもお得になるケースがあるのでぜひ比較してみてください。

光回線の継続と乗り換えの決め方

引っ越し先で光回線を継続、乗り換えどちらにするか迷う場合は、下記のポイントで比較してみるのもおすすめです。

光回線の継続がおすすめの人は、煩雑な手続きが面倒な人です。新しい光回線にするためには、契約する回線を比較検討や解約手続きなど、さまざまな手間がかかります。そのため、現在のサービス内容に満足していて、引っ越し先もエリア内であれば、そのまま継続してもよいでしょう。

一方、現在の料金や通信品質に悩みがある場合は、引っ越しを気に光回線を見直すのがおすすめです。新規契約・乗り換えキャンペーンも利用できるため、お得に快適な光回線に見直しができる可能性があります。

光回線を継続する場合も、乗り換える場合も共に注意点があります。ここで特に注意しておきたい4つの注意点について詳しく解説していきます。

1. 引っ越し先がエリア外だと継続できない

引っ越し先でも継続して同じ光回線を利用する場合、新しい住居がそのサービスのエリア内に含まれているかを確認しなければなりません。

エリア外に引っ越しをする場合、そのサービスを継続して使用することはできず、エリア内でサービスを提供している光回線に乗り換える必要があります。そのため、継続利用か乗り換えかを決める前に、引っ越し先がエリア内かどうかを確認しておいてください。

2. 引っ越し先で工事ができない可能性もある

引っ越し先の住居タイプによっては光回線の開通工事が行えない可能性があります。たとえば、賃貸アパートなどでオーナーから工事の許可が下りないケースや、すでに別の光回線が引き込まれていて、利用したい光回線は引き込めないというケースなどがあります。

これらのケースに当たってしまうと継続使用が困難になってしまうため、引っ越し先で光回線を導入できるかどうかを早めに確認しておくようにしましょう。

3. 乗り換えは解約金や工事費の残債が発生する可能性がある

新しいサービスに乗り換える場合、タイミングによっては解約金や工事費の残債が発生する可能性があります。光回線の一般的な解約金は、10,000円〜20,000円程度です。また、契約時に工事費を分割で支払っていた場合、利用期間によっては残債が大きな負担になるかもしれません。

新しいサービスに乗り換える際は、今使っているサービスを解約した際に発生する費用を把握しておくことが重要です。また、乗り換え先のサービスで違約金などを負担するキャンペーンなどが実施されているかどうかも確認しておきましょう。

4. 戸建てかマンションで料金が異なる

光回線の場合、利用している住居が「戸建て」と「マンション」で月額料金が異なります。ほとんどのサービスで戸建てタイプの方がマンションタイプよりも、月額で約1,000円程度高くなるので、引っ越しで住居タイプが変わる場合には、それぞれの月額料金を把握する必要があります。

また引っ越し先がマンションだったとしても、光回線の設備が導入されていないマンションでは、戸建てタイプの契約になってしまうケースも。可能であれば、引っ越しの契約をする際に光回線の設備が導入されているか確認してみましょう。

引っ越し先で光回線を利用するためには、引っ越し先でもそのまま継続できるのか、乗り換えしたほうがよいのか事前に検討しておく必要があります。特に引っ越し繁忙期になると、希望の日時で開通工事ができなくなる可能性があるため、早めに移転または乗り換え手続きするのがおすすめです。万が一、引越し日までに開通工事が済んでいないと、光回線が利用できません。

@nifty光なら、万が一開通工事が間に合わなかった場合でも、開通まで無料でモバイルWi-Fiがレンタルできます。実質8カ月分の利用料金が無料になる乗り換えキャンペーンも実施しているため。お得に乗り換えが可能です。

サービス提供エリアが広いため、次に引っ越しされる場合でも引き続き利用しやすいのも@nifty光ならでは。ぜひ、この機会に@nifty光へ乗り換えてみてはいかがでしょうか。