インターネットとは？
意味や仕組み、できることまでわかりやすく解説

知りたいことを検索したり、動画やSNSを楽しんだり、さまざまなことができるインターネット。なんとなく使っているものの「あまり意味までは考えたことないかも」という方もいるかもしれません。

ここでインターネットの意味やWEBとの違いについて、簡単におさらいしてみましょう。

世界中に広がるネットワークのこと

インターネットとは、世界中のコンピューターやスマートフォンなどをつなげる巨大なネットワークを指します。インターネットの語源は、「〜の間」や「中」を意味する「インター」と「網目」を意味する「ネット」の組み合わせです。

インターネットは友だちとメッセージを送ったり、動画を観たり、何かを調べるときに活躍します。近年は、インターネットを活用したサービスやビジネスが発展しているため、私達の日常に欠かせない存在となっています。

インターネットとWEBはどう違う？

インターネットとWEB（ワールド・ワイド・ウェブ）は混同されがちですが、実は違いがあります。インターネットは、コンピューターなどの情報端末をつなげるネットワーク全体であり、WEBはインターネット上にある情報を閲覧する仕組みです。例えるなら、インターネットは情報を届ける道路、WEBはお店や建物のようなもので、それぞれが別の役割を持っています。

普段観ているYouTubeやSNSはWEBの一つで、インターネットがなければ利用できません。

インターネットは、家や会社などのコンピューターやサーバーを相互に接続した巨大なネットワークです。インターネットを活用してWEBページを閲覧するには、主に3つの技術が活用されています。

• サーバー：インターネット上にある情報を提供するコンピューター
• TCP/IP：データを正確に送受信するための通信プロトコル（共通言語）
• IPアドレス：インターネット上の住所のようなもので、デバイスを識別するためのアドレス

WEBページを閲覧するには「サーバー」と呼ばれるコンピューターにアクセスする必要があります。
サーバーには、それぞれ役割があり、スマホなどのクライアント機器からのリクエストに応じてWEBページを表示したりメールを送ったりします。

TCP/IPは、データをやりとりするときに必要なルールを指し、IPアドレスは、データが届くインターネット上の住所のようなものです。WEBページを表示するには、該当のWEBサーバーへ閲覧のリクエストを送り、TCP/IPを使ってデータを受け取ることで閲覧できます。

スマホやタブレット、ゲーム機器でインターネットを利用する際、Wi-Fiを活用している方も多いのではないでしょうか。
Wi-Fiとは、Wi-Fiルーターから見えない電波を飛ばして、スマホやゲーム機器と線を繋がなくてもインターネットが使えるようにする仕組みのことです。通常、インターネットを使うためにLANケーブルと端末を接続する必要があります。しかし、Wi-Fi環境のある家や学校、職場では、どこの部屋でもインターネットが利用できます。

ただし、Wi-Fiルーターから離れすぎたり、電波干渉されやすい環境であったりすると、うまく通信ができない可能性があるので注意しましょう。

インターネットは調べ物をしたり、世界中の人とコミュニケーションを取ったりと、私たちの日常に欠かせないものです。インターネットを使いこなすためにも、基本のできることを確認してみましょう。

1. 調べ物・検索をする

インターネットは「知りたいことをすぐに調べられる便利な道具」です。 たとえば、気になる言葉の意味、天気、電車の時間、ニュース、レシピなど、ほとんどの情報が検索エンジンを使えば見つかります。
検索サイトには「Google（グーグル）」や「Yahoo!（ヤフー）」などがあり、キーワードを入力するだけで、たくさんのページを紹介してくれます。

本や辞書を引くよりも早く、多くの情報にアクセスできるのがインターネットの強みです。ただし、正しい情報ばかりとは限らないので、いくつかのサイトを比べてみることも大切です。

2. メールやSNSでコミュニケーションを取る

メールやSNSは、時間や場所に関係なく気軽につながれるインターネットを使ったコミュニケーション方法です。
たとえば、GmailやYahooメールでメッセージのやり取りをしたり、LINEやInstagram、X（旧Twitter）などで写真や動画を送ったりできます。

これにより、家族や友人だけでなく、同じ趣味を持つ人とも出会いやすくなりました。また、仕事での連絡や、学校の連絡網としても活用されています。

3. 動画視聴や配信を楽しむ

インターネット上にある動画配信サイトは、自分の好きな映画やアニメ、スポーツ動画などいつでも視聴できます。
テレビとは異なり見たいときに見たい番組を選べるので、空いた時間の気分転換にもぴったりです。最近では子ども向け学習動画やヨガ、料理のレッスンなども充実しています。

インターネットは「見るだけ」でなく「見せる側」にもなれるのが魅力です。近頃は、自分の分身となるアバターやキャラクターを作って、VTuberとして配信活動している人も増えています。

4. ネットショッピングをする

お店に行かなくても、家にいながら商品を買えるのがネットショッピングです。欲しいものを探して、すぐに注文できるのでとても便利です。日用品から家電、食品までさまざまな商品を取り扱い、ショップによっては生鮮食品や医薬品もネットで買えるようになりました。

レビューを見て、商品の特徴や評価を知ることもできるため、失敗しにくい買い物ができます。また、セールやクーポンなどお得なキャンペーンも多く、実店舗より安く買えることもあります。 支払い方法や配達日も選べるので、自分の生活スタイルに合わせて利用できるのも魅力です。

5. オンラインゲームを楽しむ

インターネットを使えば、世界中の人と一緒にゲームができます。ひとりで遊ぶだけでなく、協力したり、対戦したりと、さまざまな楽しみ方が広がります。ゲーム内で仮想の世界を冒険したり、自分の部屋やキャラクターを作ったりと、自由度の高いゲームが多いのも特徴です。

オンラインゲームをする際は、通信が安定していないと快適に遊べない可能性があるため、光回線を使ったインターネット環境を用意しておくのがおすすめです。特に10Gbpsに対応している超高速通信が可能な光回線であれば、オンラインゲームをより快適に楽しめるでしょう。

6. ブログやサイトを作って情報発信できる

インターネットでは、誰でも「自分の考えや作品を発信する人」になれます。
ブログやホームページ、SNSなどを使って、自分の好きなことや体験、趣味を文章や写真で伝えることができます。 たとえば、旅行記を書いたり、レシピを紹介したり、イラストを公開したりと、世界中に見てもらえる場が広がります。
最近では、情報発信がきっかけで「ファン」がついたり、副業やお仕事につながったりするケースもあります。まさに個人が活躍できる時代です。

7. インターネット家電で暮らしが便利になる

近年は「スマート家電」と呼ばれる、インターネットとつながる家電が増えています。 たとえば、スマホからエアコンのスイッチを入れたり、外出先から掃除ロボットを動かしたりできます。音声で操作できるスマートスピーカーも人気です。冷蔵庫の中身をスマホで確認できる機能や、洗濯機がスマホに通知してくれる機能など、便利なアイデアが次々と生まれています。

インターネットは自己表現やコミュニケーションが楽しめる一方、詐欺や個人情報の流出など危険もあります。最後にインターネットを安全に利用するために、注意しておきたい4つの約束事をご紹介します。

1：個人情報のわかる情報を書かない・載せない

インターネット上に個人情報を公開すると、プライバシーの侵害や犯罪に巻き込まれるリスクがあるため、絶対に書いてはいけません。
個人情報とは、自分を特定できる下記のような情報を指します。

• 本名
• 住所
• 電話番号
• 通っている学校や職場
• 行動範囲がわかりやすい写真

たとえば、友達と遊んでいるときに載せたSNSの写真から、居場所が特定され、つきまといや嫌がらせに遭ってしまうリスクがあります。ちょっとしたことでも、あなたを特定できる材料になるため、不必要な情報をネット上に書くのはやめましょう。

ネットの世界には、親切な人ばかりではありません。「これくらいなら大丈夫」と思っても、知らないうちに他の情報とつながって、身元がバレてしまうことがあります。身の安全を守るためにも、個人情報に関わることは書かない・載せないようにしましょう。

2：書かれている内容を鵜呑みにしない

インターネットには便利な情報がたくさんありますが、すべてが正しいわけではありません。 誰でも自由に情報を発信できる分、間違った内容やウソ、いたずらで書かれたことも紛れています。

たとえば、健康に関する情報やニュースの話題でも、発信者の意見や間違った解釈が混じっている場合があります。それを信じて行動してしまうと、体調を崩したり、人間関係のトラブルになったりすることもあります。

情報を見つけたときは、「いつ」「誰が」「どういう立場で」書いたのかを確認するクセをつけると安心です。

3：WEBサービスを利用する際はID・パスワード管理をする

インターネット上のサービスを利用する際、IDやパスワードの管理はとても大切です。同じパスワードを複数のサイトで使い回すと、どれか1つが不正アクセスされたときに他のサイトも危険にさらされます。近頃は、パスワードを盗む「フィッシング詐欺」や「総当たり攻撃」などの手口も多く確認されています。

WEBサービスを利用する際は、サービスごとに異なるID・パスワードを設定し、できるだけ2段階認証も活用するのがおすすめです。また、パスワードは連続した数字など予測しやすい文字列にすると、総当たり攻撃の被害に遭いやすくなります。パスワードを設定するときは、パスワードマネージャーなどを活用して複雑な文字列を設定するとよいでしょう。
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4：セキュリティソフトを使う

インターネット上には、ウイルスやスパイウェア、ランサムウェアなどの悪意あるプログラムが存在します。ウイルスなどの脅威から実を守るためにも、インターネットを利用する際はセキュリティソフトを導入しておくのが効果的です。

無料で使えるセキュリティソフトもありますが、有料版のほうがサポート内容や検出力が高いことが多いです。特に家族で使うなら、1アカウントで複数台の端末で利用できるセキュリティソフトを導入したほうが安価に済むでしょう。近頃は、お子さまの端末を守るために、ペアレンタルコントロール機能が搭載されているセキュリティソフトもあるのでぜひ検討してみてください。
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インターネットは、非常に便利で日常に欠かせない仕組みです。調べ物から動画視聴、買い物、ゲーム、そして家電まで、今の私たちの暮らしはインターネットなしでは成り立たないとも言われています。これからインターネットを有効活用したい方は、安定した光回線を選ぶとよいでしょう。

安定した光回線なら、回線混雑の影響を受けにくいIPv6接続が利用できる@nifty光がおすすめです。さらにオンラインゲーム等、より安定した高速通信を楽しむなら@nifty光 10ギガも検討してみてください。