プロバイダー乗り換え手順をわかりやすく解説!工事不要のケースと注意点

「プロバイダーを乗り換えたいけど、具体的にどうやって手続きしたらいいの?」とお困りではありませんか?

特に工事が必要となれば、スケジュール調整など何かと面倒に感じることも少なくないでしょう。

しかし、場合によっては工事不要でプロバイダーを乗り換えられる可能性があり、工事が不要な場合はたったの3ステップで簡単にプロバイダーを乗り換えることができます。

この記事では、プロバイダー選びで失敗しないための3つの選び方や工事不要になる2つのパターンをご紹介したうえで、実際に乗り換える手順や注意点をわかりやすく解説します。

ご自身がどのケースに該当するか、ぜひチェックしてみてくださいね。

プロバイダーを乗り換えたい!
失敗しないための3つの選び方

プロバイダーを乗り換えたい!失敗しないための3つの選び方

プロバイダーの乗り換えを検討している方は、まずはご自身の理想にかなったプロバイダーを見つけましょう。

プロバイダーは一般的に2~3年契約となるため、プロバイダー選びを失敗すると、その後しばらく不便を感じ続けるということにもなりかねません。

  1. 回線速度(IPv6方式)
  2. 月額料金
  3. スマホのセット割があるか

プロバイダーを選ぶ上で特に注目したいのは以上の3点です。

1つずつ目安となる数値を交えながらポイントを押さえていきましょう。

1. 回線速度(IPv6方式)

新しいプロバイダーで光回線を利用するなら、一番気になるのが回線速度ではないでしょうか?

回線速度はよく「最大速度」によって比較されますが、ほとんどのプロバイダーは最大速度1Gbpsと大差はありません。

また、いずれも一定の条件が揃ったうえでの理論上の数値であり、たとえ最大速度の数値が大きかったとしても自宅で同じ最大速度を実現できる可能性はきわめて低いと言えます。

そこで目安となるのが、接続方式の「IPv6方式」です。

これは従来のIPv4方式に代わる最新の接続方式で、両者を比較すると以下のような違いがあります。

IPv6方式 IPv4方式
接続可能なアドレス総数 ほぼ無限 飽和状態に近い
利用者 少ない 多い
回線混雑 しにくい しやすい

光回線のプロバイダーの多くはIPv6方式に対応していますが、中にはオプションで提供しているプロバイダーも少なくありません。

追加費用を抑えるためにも、はじめからIPv6方式が搭載されたプロバイダーを選ぶことをおすすめします。

2. 月額料金

光回線のプロバイダーを選ぶ上で、月額料金はできるだけ抑えたいところではないでしょうか。

光回線の月額料金の目安は、以下の通りになります。

  • ホームタイプ:4,500円~7,000円程度
  • マンションタイプ:3,500円~5,000円程度

現在契約中のプロバイダーから別のプロバイダーに乗り換えることで、月額料金がお得になるケースもあります。

さらに各プロバイダーが提供しているお得な特典を活用すれば、月額料金をさらに安くすることも十分に可能でしょう。

3. スマホのセット割があるか

月額料金をさらにお得にする方法として、スマホのセット割が挙げられます。

これはプロバイダーと契約することで特定のスマホ料金が安くなるサービスで、契約者だけでなく家族全員に適用されるのが特徴です。

たとえば、@nifty光と契約すると、auスマホ料金が毎月一人あたり最大1,000円(税込 円)割引されます。

4人家族なら最大4,000円(税込 円)もお得になり、家計への負担も大きく軽減することができます。

auスマートバリューについて詳しく知りたい方はこちらをチェックしてください。

工事不要でプロバイダーを
乗り換えられるケースとは?

工事不要でプロバイダーを乗り換えられるケースとは?

「工事がめんどくさそう」というのもプロバイダーの乗り換えを躊躇する理由の一つです。

ただ、以下のように乗り換えの種類によっては工事不要になることもあります。

  • フレッツ光→光コラボ(転用)
  • 光コラボ→光コラボ(事業者変更)
  • 光コラボ(光コラボレーションモデル)とは、各プロバイダーがフレッツ光の回線を利用して展開しているサービスのことで、利用する回線をそのまま移行することができます。

ここでは乗り換えの際に工事不要となる2つのパターンを詳しく解説します。

フレッツ光から光コラボへの転用

現在フレッツ光を利用している場合、光コラボへの乗り換えなら工事は必要ありません。

  • フレッツ光:フレッツ光との契約+プロバイダーとの契約
  • 光コラボ:プロバイダーとの契約のみ

フレッツ光を利用するには上記の通り、フレッツ光との契約だけでなくプロバイダーとの契約が必要となりますが、光コラボを利用すれば「プロバイダーとの契約のみ」に一本化することができます。

光コラボなら支払いが明確になるだけでなく、月額料金を安くできる可能性が高いため、利用者にとって乗り換えのメリットは大きいと言えるでしょう。

光コラボから光コラボへの事業者変更

すでに光コラボを利用している方は、他社光コラボに乗り換える際の工事は必要ありません。

また、フレッツ光の回線を継続して利用するため、プロバイダーを乗り換えることで対象のエリア外になるという心配もいりません。

現在契約中の光コラボより安いプロバイダーに乗り換えれば、毎月の家計への負担も軽減することができます。

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プロバイダーの乗り換え手順は簡単3ステップ

プロバイダーの乗り換え手順は簡単3ステップ

フレッツ光の回線はそのままでプロバイダーを乗り換える方法は、たったの3ステップと非常に簡単です。

  1. 契約中のプロバイダーから事業者変更承諾番号をもらう。(フレッツ光をご利用の方はNTTから転用承諾番号をもらう。)
  2. 新しいプロバイダーに申し込む
  3. 新しいプロバイダーでインターネットに接続する

現在フレッツ光や光コラボを利用している方は、この3ステップで簡単にプロバイダーを乗り換えることができますので、一つずつチェックしていきましょう。

1. 契約中のプロバイダーから事業者変更承諾番号をもらう。
 フレッツ光をご利用の方はNTTから転用承諾番号をもらう。

まず現在契約中のプロバイダーから事業者変更承諾番号をもらう必要があります。(フレッツ光をご利用の場合はNTTから転用承諾番号をもらう必要があります。)

番号を取得する方法は電話のみでできることもあれば、書類やWEBでのやり取りになる可能性もあります。

2. 新しいプロバイダーに申し込む

現在契約中のプロバイダー(もしくはNTT)から必要な番号を取得したら、新しいプロバイダーにその番号を伝えます。

利用開始までの時間は、お申し込み後数日~1週間程度が目安です。

プロバイダーによっては日割料金には対応せず、月額料金が全額加算されることもあるため、手続きのタイミングは注意が必要です。

また、解約手続きが必要となる場合もあるので、事前に手続き内容を確認しておきましょう。

3. 新しいプロバイダーでインターネットに接続する

新しいプロバイダーの利用開始日になったら、現在利用している光回線はそのままで、新しいプロバイダーを利用できるようになります。

インターネットに接続する際は、プロバイダーから送られてくるIDやパスワード、各種設定方法を確認しましょう。

Windowsを利用する場合、接続までの手順は以下の通りです。

  1. 「設定」
  2. 「ネットワークとインターネット」
  3. 「ダイヤルアップ」
  4. 「新しい接続を設定する」
  5. 「インターネットに接続します」→「次へ」
  6. 「新しい接続をセットアップします」
  7. 新しプロバイダーのIDとパスワードを入力

以上の順番で手続きを進めれば、プロバイダーの乗り換えが初めての方でも特に難しいことはありません。

「乗り換えはめんどくさそう」と感じていた方も、たったの2~3分程度でセットアップ完了となれば、プロバイダーを乗り換えるハードルも大きく下がるのではないでしょうか。

プロバイダーを乗り換えるときの注意点

プロバイダーを乗り換えるときの注意点

プロバイダーの乗り換えは3ステップと非常に簡単ですが、注意しなければいけないポイントも存在します。

いずれも解約してから変更することはできませんので、必ず乗り換え手続きを行う前にチェックしておきましょう。

インターネットが使えない空白期間が発生する場合もある

すでにご紹介したとおり、プロバイダーの乗り換えを行う際には、まずは新しいプロバイダーを先に契約するのがポイントです。

現在契約中のプロバイダーを先に解約してしまうと、新しいプロバイダーが使えるようになるまでインターネットを利用できない「空白期間」が生まれてしまうためです。

空白期間が1日程度ならまだしも、数日も続いてしまうと日常生活にも大きな支障が生まれてしまいます。

タイミングによって違約金が発生する

現在契約中のプロバイダーを解約する際は、解約違約金が発生する可能性があります。

例えばプロバイダーと2~3年単位で契約していた場合、期間内の解約には所定の違約金が発生します。

また、すでに長い間利用している方も、無料で解約できる期間が定められているケースも少なくありません。

違約金無料となる対象の期間以外に解約してしまうと、どれだけ利用期間が長くても違約金が課されることになります。

光回線の工事を行った場合には、工事費が解約のタイミングでまとめて請求されることもあります。

乗り換え後に「こんなにかかるとは思わなかった」とならないためにも、解約に伴う費用は事前にチェックしておきましょう。

メールアドレスはそのまま使えない

現在契約中のプロバイダーでメールアドレスを利用している場合は、解約に伴いメールアドレスが利用できなくなります。

そのため、メールアドレスを登録しているすべてのサービスに、連絡先変更の手続きが必要となります。

「どうしてもメールアドレスはそのまま利用したい」という場合は、解約後も月額200~300円程度を支払い続けることで、メールアドレスをそのまま利用することができる場合もあります。

一度解約してしまうとメールアドレスは復活できないこともあるため、必ずプロバイダーを解約する前にメールアドレスの継続利用を申請しておきましょう。

プロバイダーの乗り換えなら@nifty光がおすすめ!

プロバイダー選びにお悩みなら、高速&お得な光回線が魅力の@nifty光がおすすめです。

@nifty光は、NTT東日本/NTT西日本が提供する「フレッツ光」を利用しているのでサービス提供エリアは日本全国、回線品質もフレッツ光と同じなので、高品質の光回線サービスをどこでも受けられます。

また、お支払いも契約もサポートもすべて@niftyだけなので、手軽で安心です。

記事の監修:

光回線ガイド編集部(ニフティ株式会社)

ニフティ株式会社は30年以上にわたり、ネットワークサービスを提供しています。光回線にまつわる情報をお届けしていきます。
最終更新日:2024年11月15日

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