光回線の乗り換え方法を解説!乗り換えタイミング、手順や費用など
「光回線を乗り換えてお得に利用したい!」と思っても、「なんとなくめんどくさそう」という理由で先延ばしにしている方は多いのではないでしょうか?
しかし、光回線の乗り換えはポイントさえ押さえればとてもシンプルで、中には工事不要や違約金負担といったメリットを受けられることもあります。
この記事では、光回線を乗り換える3つのメリットや注意点、さらにタイプ別の手順を簡単4ステップで解説します。
光回線を上手に乗り換えれば、月額料金が安くなるだけでなく今よりも通信環境が快適になる可能性があります。
お得なキャンペーンを利用すれば初期費用の負担を無くすこともできますので、ぜひポイントを押さえてお得&便利な光回線に乗り換えてください!
光回線を乗り換える3つのメリット
光回線を乗り換える主なメリットとしては、下記の3つが挙げられます。
- 月額料金が安くなる
- 通信環境が快適になる
- 違約金負担などお得な特典・キャンペーンがある
特に特典・キャンペーンをうまく活用すれば、乗り換え費用をほとんどかけずに新しい光回線に乗り換えることができます。
すでに乗り換えを検討している会社があれば、自分自身にあてはまる特典・キャンペーンがないか事前にチェックしておきましょう。
1.月額料金が安くなる
「月々の固定料金を安くしたい」というきっかけで、光回線の乗り換えを検討している方は多いのではないでしょうか?
光回線の料金体系は会社によってさまざまで、戸建てなら約5,000~6,000円、マンションなら約4,000円が相場です。
ほぼ同じサービス内容でも月額料金が異なることもあり、月1,000円違うだけでも年間で12,000円も負担を軽減できる計算となります。
さらに光電話や光テレビとの同時申し込みや、契約している携帯電話会社とのセット割引によってお得にご利用いただけるプランもあります。
複数のサービスをできるだけ一つにまとめることによって支払いが明確になるだけでなく、家計への負担も最小限に抑えることができるでしょう。
2.通信環境が快適になる
「光回線」の乗り換えを行うことで通信環境が快適になる可能性もあります。
今ご利用中の光回線がIPv6に対応していない場合、IPv6対応の光回線に乗り換えることで通信環境が快適になります。
またどのルーターを利用するかでも通信環境には大きな差が出ます。
ルーター選びの際は下記の3点に注目すると良いでしょう。
- Wi-Fi規格:Wi-Fi5以上か
- 通信方式:IPv6対応か
- デュアルバンド:5GHzと2.4GHzの両方に対応しているか
特にWi-Fi規格は通信環境に影響する回線の最大速度に関係する大切なポイント。
Wi-Fi5、Wi-Fi6なら動画などもサクサク視聴できますが、Wi-Fi4だと通信速度が大幅に下がってしまい、小さなストレスの原因にもなりかねません。
よく動画を視聴する方やビデオチャットを利用する方などは、Wi-Fi5以上に対応しているルーターを選ぶようにして下さい。
3.違約金負担などお得なキャンペーンも
現在の回線を解約するうえで、やはり気がかりなのが違約金でしょう。
しかし、各社では違約金の負担を軽減すべくさまざまな特典・キャンペーンを実施しています。
中には現在の回線に対する違約金を全面的に負担してくれる会社もあり、利用者としても乗り換えのための心理的ハードルを下げることができます。
ただし、違約金負担がなくても、初月無料やキャッシュバックなどの多彩な特典・キャンペーンで違約金を相殺できる会社もあります。
「違約金負担」の項目だけに注目するのでなく、乗り換えによって受けられる特典・キャンペーンを総合的に判断するようにしましょう。
光回線を乗り換える注意点と対策
光回線を乗り換えるうえでは、タイミングが非常に重要です。
タイミングを間違えると思わぬ出費が必要になったり、インターネットを利用できない期間が生まれたりと、大きな痛手となってしまいます。
ここでは光回線を乗り換える際に気を付けるべきポイントを4つ解説しますので、事前に注意点を押さえリスクを回避してください。
乗り換えは2~3年が基本!更新月以外は違約金の対象に
一般的に光回線の契約は2~3年が基本で、違約金がかからずに解約できるのは更新月のみです。
更新月は契約ごとに定められており、たとえ回線を長く利用していても、更新月でなければ違約金なしに解約することはできません。
特に月額料金が安いサービスや、契約期間が2年未満と短い場合には、違約金が発生する可能性が高いと言えるでしょう。
現在契約している回線の更新月を事前にチェックしておけば、更新月に合わせて乗り換えの手続きをスムーズに行うことができます。
空白期間に要注意
光回線を乗り換える手順を間違えると、現在の回線も新しい回線も使用できない「空白期間」が生まれてしまうことがあります。
光回線の乗り換えには早くても1~2週間ほどかかることが多く、先に現在の回線を解約してしまうと新しい回線が利用できるようになるまでインターネットを使用することができません。
光回線を乗り換える際は、新しい回線を契約してから現在の契約を解約するのが正しい手順です。
それぞれの具体的な内容は、後ほど紹介するタイプ別の乗り換え手順を参考にしてください。
電話番号や光テレビが使えなくなる
現在の契約を解約すると、契約に関するあらゆるサービスが使用できなくなってしまいます。
特に光回線以外の付随サービスは忘れがちなため、下記の項目は必ず事前に確認しておきましょう。
- 電話番号
- テレビ回線
- 専用ドメインのメールアドレス
- セキュリティソフト
電話番号やメールアドレスが使用できなくなってしまうと、日常生活にも大きな支障が出てしまいます。
一度失ってしまった電話番号やメールアドレスは復元できない可能性が高く、今まで連絡先を登録していたあらゆるサービスに連絡先変更の手続きをしなければならなくなってしまいます。
「いきなり電話番号やメールアドレスがなくなってしまった」とならないよう、サービスを継続して利用できるかどうかを必ず確認してください。
- ※@nifty光電話なら、利用中の電話番号をそのまま継続することができます。詳しくはこちらをご覧ください。
工事費残高が請求される
すでに光回線を利用している方は、工事費残高も頭に入れなければなりません。
これは光回線の開通工事を分割払いしている場合に発生する費用で、工事費用の未払い分を解約時に清算するというものです。
例えば2~3年で光回線を乗り換える場合、分割払いが20回払いなら負担額も決して多くありませんが、60回払いだと工事費の半分以上を支払うこととなります。
いくら更新月でも工事費残高は必ず清算しなければなりませんので、工事費の支払い状況を事前にチェックしておきましょう。
光回線の乗り換え手順をタイプ別に解説
光回線を乗り換える手順は、現在契約している回線によって変わってきます。
まずは下記の3つの中で、ご自身に該当するタイプを選んでください。
乗り換え前 | 乗り換え後 | 工事の有無 | 乗り換えにかかる期間(目安) | |
---|---|---|---|---|
転用 | フレッツ光 | 光コラボ※ | 無 (必要な場合も有) | 1~2週間 |
事業者変更 | 光コラボ※ | 光コラボ※ | 無 (必要な場合も有) | 1~2週間 |
新規契約 | 独自回線やADSL | 光コラボ※ | 有 | 2~4週間 |
- ※光コラボとは「フレッツ光回線を各プロバイダー事業者が借り受けて展開している光回線のサービス」
いずれもたったの4ステップと、乗り換えの手順は決して難しくありません。
「なんとなくめんどくさそう」という理由で光回線の乗り換えを先延ばしにしていた方は、ぜひこの機会に簡単な乗り換え方法を身につけてください。
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転用【フレッツ光→光コラボ】
すでにフレッツ光の回線を利用している方は、「転用」の手続きが必要です。
光コラボはフレッツ光と同じ設備を利用しているため、基本的に工事不要なのが大きな特徴です。
- フレッツ光にて転用承認番号を取得
- 新しい光コラボに申し込む
- フレッツ光を解約する
- 各種設定が完了次第、新しい光回線が使用可能に
転用の手続きは、上記の4ステップのみ。
転用承認番号は新しい光回線の申し込み時に必要で、フレッツ光から発行してもらうことができます。
有効期限は15日以内と定められているため、転用承認番号発行後は早めに新規回線の契約へと進みましょう。
また、回線切り替え日の調整は新規契約会社から連絡が入るため、利用者が何か手続きをする必要はありません。
事業者変更【光コラボ→光コラボ】
すでに光コラボサービスを利用している方は、「事業者変更」の手続きが必要となります。
事業者変更の手続きは転用と似ており、回線工事も基本的に必要ありません。
- 現在契約中のサービスにて事業者変更承認番号を取得
- 新しい光コラボに申し込む
- 各種設定が完了次第、新しい光回線へ自動切り替え
- 前のサービスのレンタル機器を返却
事業者変更承認番号は各社のホームページやフリーダイヤルから発行してもらうことができ、有効期限はやはり15日間に限られています。
新しい回線には自動的に切り替わるため、基本的に自分で手続きを行う必要はありません。
ただし、以前のサービスで利用していたWi-Fiルーターなどのレンタル機器を返却する必要があります。
返却を怠ると延滞料金や弁償金を課されることもあるため、忘れずに返却を済ませましょう。
新規契約【独自回線やADSL→光コラボ】
ADSLの電話回線を利用している方、光コラボではない独自回線を利用している方は、「新規契約」の手続きが必要です。
転用や事業者変更とは違って光回線の開通工事が必要なケースが多いため、先に工事日程を決めてから解約をしなければなりません。
- 新しい光コラボに申し込み、工事日を確定させる
- 現在の回線を解約する(解約日は光回線の工事日以降)
- 光回線の開通工事&接続設定
- 前のサービスのレンタル機器を返却
光回線の工事は、およそ申し込みから2~4週間、引っ越しシーズンなどの混雑期には1~2ヵ月かかることもあります。
現在の契約を解約するための更新月が分かっている場合には、更新月に乗り換えできるよう余裕を持ってスケジュールを組んでおきましょう。
また、前のサービスを早く解約してしまうと、インターネットが利用できない「空白期間」が生まれてしまいます。
解約日は基本的に契約日に基づいており自由に設定できないこともあるため、光回線の工事は早めに予約しておくことをおすすめします。
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光回線の乗り換えには@nifty光がおすすめ!
光回線の乗り換えを検討されている方は、高速かつお得なキャンペーンが受けられる@nifty光がおすすめです。
NTT東日本/NTT西日本が提供する「フレッツ光」を利用しているのでサービス提供エリアは日本全国、回線品質もフレッツ光と同じなので、高品質の光回線サービスをどこでも受けられます。
また、お支払いも契約もサポートもすべて@niftyだけなので、手軽で安心です。
光回線ガイド編集部(ニフティ株式会社)
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