ドコモ光の速度は速い?遅い?
速度が気になるなら必ず知っておきたいこと!

ドコモ光はドコモのスマホ料金がお得になったり、フレッツ光とプロバイダーの支払いが一元化されたりメリットが複数あるプロバイダー一体型サービス(光コラボ)です。

特に光コラボの中でも様々な大手プロバイダーと提携していることから、トップクラスの人気を誇ります。

また、利用環境を見直すことで、今よりも快適にネットを利用することもできます。

本記事ではドコモ光の回線速度について、光回線のプロが詳しくご紹介します。

ドコモ光の速度は?

ドコモ光の速度は「フレッツ光と同等」の回線速度となっています。

フレッツ光と同等の回線速度である理由は、ドコモ光がNTT東日本、NTT西日本が持つフレッツ光回線の設備を使い、光コラボとして提供されているためです。

特にドコモのスマートフォンを持っている方はドコモ光セット割が適用されるため、人気の光コラボとなっています。

また、フレッツ光の適用範囲、つまり日本全国の95%で使うことができることも大きな魅力です。

ただ、そんなドコモ光にもネット上では回線速度が遅いという口コミが見られたりもします。

例えば、ストリーミング配信やオンラインゲームなどの回線の速さを求められる環境で、途中で再生が止まったり、動作がカクカクしていたりするなど、回線速度の遅さから自分の趣味の時間にストレスが生じているという声です。

これらの原因はドコモ光の回線速度が遅いということではなく、他の部分が要因になって回線速度に支障をきたしてることがあります。

回線速度の速さは、利用環境や時間帯、プロバイダーなどによって異なりますので、ドコモ光に不満を感じ他社に乗り換えても、その原因がドコモ光に起因するものでない場合、同じように不満を感じたり、ドコモ光の方がよかったと感じたりするかもしれません。

今現在ドコモ光を利用していて回線速度に不満を感じてる方は、本記事で紹介する「回線速度が遅い原因と対処法」を試してみましょう。

ドコモ光の速度が遅くなる原因

ドコモ光の回線速度が遅く感じる原因は下記のようなことが挙げられます。

  • PCやタブレット、スマートフォン本体、Wi-Fiルーターに問題がある
  • マンションなどの集合住宅でVDSL方式を導入している
  • LANケーブルが規格外である
  • IPv6対応ではない
  • インターネットの接続先に問題がある
  • 通信障害が起きている
  • 回線を使う人が多い時間帯である

原因1:PCやタブレット、スマートフォン本体、Wi-Fiルーターに問題がある

1つ目はPCやタブレット、スマートフォン本体、Wi-Fiルーターに問題があることです。

同じパソコンやスマートフォンを長年使用していると、デバイスの劣化、サイトや動画に必要な処理にデバイスの能力が追い付いていないなどが原因で、サイトや動画の表示の速度が遅くなることが多くなります。

また、見落とされる方も多いですが、Wi-Fiルーターの性能によっても回線速度が変わってきます。

具体的には回線の性能にWi-Fiルーターが追い付いていなかったり、長年同じWi-Fiルーターを使用していても何らかの不具合が生じていたりといったことが挙げられます。

原因2:マンションなどの集合住宅でVDSL方式を導入している

マンションなどの集合住宅では、光回線を契約していたとしても既存の電話回線を使用して配線しているVDSL方式を採用している場合もあります。

VDSL方式だった場合、集合住宅の共用部分までは光回線を使用していますが、共用部分から各戸までは電話回線を使用しています。

そのため、各戸の回線では最大速度が100Mbpsまで落ちてしまうことも多く、回線速度が遅く感じてしまうこともあるかもしれません。

原因3:LANケーブルが規格外である

盲点ではありますが、「LANケーブルが規格外である」ことも回線速度に影響します。

LANケーブルには「カテゴリー」と呼ばれる分類があり、カテゴリーによって対応している通信速度が異なります。

また、各数字の後ろにeとついているケーブルの方が、無印より通信速度が速いです。

そしてカテゴリーは数字が大きいほど、通信速度が速くなります。

ドコモ光の回線速度が遅いと感じた方は「CAT5e以上のLANケーブル」であるかを確認しましょう。

LANケーブルのカテゴリーは、LANケーブルの表面に書かれている印字にて確認することができます。

原因4:IPv6対応ではない

4つ目は「IPv6対応ではない」です。

ドコモ光では25種類のプロバイダーから選ぶことができますが、最新の接続方式に対応していないプロバイダーもあります。

インターネットのIPアドレスには「IPv4」と「IPv6」という種類があり、「IPv6」の方が安定しており、快適な通信環境をお届けします。

1度ご自身が契約したプロバイダーの契約内容を確認してみましょう。

原因5:インターネットの接続先に問題がある

接続しているサイトや動画が原因でネット環境が遅くなっていることもあります。

例えば、コンサートチケットの販売など、一時的にアクセスが集中することでサイトに繋がりにくくなったりサーバーダウンしたりこともあるでしょう。

しかし、大半の場合は時間を少しおくと元に戻りますので、時間をおいて再アクセスしましょう。

時間をおいて再アクセスしても変わらない、もしくは複数のサイトでも開くのが遅いという場合は、他の要因を調べた方がいいかもしれません。

原因6:通信障害が起きている

通信障害が起こることも、まれにですがあるようです。

その通信障害にもドコモ光が原因である場合と、プロバイダーが原因である場合の2通りに分けられます。

まず、ドコモ光が原因の通信障害の場合は、ドコモ公式ウェブサイトで発表がありますので、発表を待ちましょう。

もしくは、ドコモ光を利用している方限定のサポートダイヤルもありますので、急ぎの方は問い合わせるのも1つの方法です。

また、プロバイダー単位で通信障害が起きることもあります。

ドコモ光での通信障害が起きていないことがわかれば、プロバイダー側も確認しましょう。

各プロバイダーで問い合わせ窓口が異なりますので、プロバイダーの契約書類を確認し、問い合わせ窓口に電話してみてください。

原因7:回線を使う人が多い時間帯である

「サイトを開く時間帯によって回線速度に差が出る」こともあります。

例えば、平日の18時から23時は多くの人がネット回線を使うため、回線速度が落ちます。

しかし、回線速度が落ちるのはプロバイダーの接続方式を「Ipv4接続のPPPoE方式」から「Ipv6接続のIPoE」方式に変更すると解消し、時間帯を問わず安定した回線速度にすることが可能です。

時間帯によって回線速度に差があると感じた方は、プロバイダーの契約内容から接続方式を確認してみましょう。

すぐできる!ドコモ光の回線が遅い時の対処法

本章で、ドコモ光の回線速度が遅いと感じたときの対処法を紹介します。

回線速度が遅いと感じている方は順に試し、利用環境を見直しましょう。

  • パソコンやタブレット端末、スマートフォンを再起動する
  • Wi-Fiルーターを再起動する
  • LANケーブル、Wi-Fiルーターを変更する
  • 使用容量を減らし、端末への負荷を減らす
  • 他の場所でWi-Fiと接続し、回線速度を比較する
  • プロバイダーの方式を確認する

対策1:パソコンやタブレット端末、スマートフォンを再起動する

まずは回線が遅いと感じているパソコンやタブレット端末、スマートフォンを再起動してみましょう。

アプリやサイトを立ち上げ過ぎていた場合、処理速度が落ちるため、回線速度が遅いと感じてしまいます。

よくある事例は「タブレットやスマートフォンのバックグラウンドアプリが動いている」ことです。

再起動することでバックグランドアプリが動くことはなくなりますが、再起動をしなくてもバックグラウンドアプリを消す方法があります。

詳しくはタブレット、もしくはスマートフォンの説明書やインターネットで「バックグラウンド 消し方 機種名」と検索してみましょう。

対策2:Wi-Fiルーターを再起動する

意外と見落としがちなのがWi-Fiルーターの再起動です。

Wi-Fiルーターは常時つけていても耐久性があるとはいえ、機械ですので調子が悪くなることもあります。

回線が遅いと感じていた場合は、Wi-Fiルーターを再起動すると直ることもありますので、確認してみましょう。

Wi-Fiルーターの再起動の際にモデム(ONU)も再起動しておくことをおすすめします。

対策3:LANケーブル、Wi-Fiルーターを変更する

LANケーブルやWi-Fiルーターの変更も、利用環境の上で大切な要素です。

原因3でも紹介した通り、ドコモ光の回線速度が遅いと感じた方は「CAT5e以上のLANケーブル」を使うことでドコモ光の速い回線速度にも対応できます。

CAT5e未満のLANケーブルを使用されている方はインターネットもしくは、お近くの家電量販店で購入し、付け替えましょう。

また、Wi-Fiルーターが古い機種ですと、回線速度に影響することもあります。

具体的にはWi-Fiルーターの中の「LANポート規格」で、速い回線速度に最も対応しているものが「1000BASE-T」という規格です。

光回線を最大限に活かすためにもWi-Fiルーターが「1000BASE-T」規格に対応しているかどうか確認してみましょう。

もし「1000BASE-T」規格に対応していなければ、「1000BASE-T」規格に対応しているWi-Fiルーターに買い替えることで、回線速度が速くなるかもしれません。

また、Wi-FiルーターがIPv6に対応しているかどうかも、確認しておきたいポイントです。

対策4:使用容量を減らし、端末への負荷を減らす

4つ目は「使用容量を減らし、端末への負荷を減らすこと」です。

具体的には、写真や音楽、データファイルなどを多く端末に保存していることをいい、端末への保存数を減らすことで体感速度が上がり、回線の速度が遅いと感じなくなります。

使用容量を減らすことは、パソコンで特に効果があります。

対策としては以下の3つが挙げられます。

  • 不要なファイルを随時削除する
  • 外付けハードディスクを購入しデータを移す
  • ネット上のドライブにデータを移す

まずは不要なファイルを随時削除しましょう。

いらないデータファイルや、ハードディスク内に二重に存在するファイル(ダウンロードフォルダとデスクトップに同一ファイルがあるなど)を削除することで、パソコンの動作が軽くなり、回線速度の体感速度が速くなります。

次に、必要であるが頻繁に使わないファイルを外付けのハードディスクに移す方法です。

写真や動画編集、音楽が趣味の方に効果的な方法です。

外付けハードディスクはインターネットもしくはお近くの家電量販店にて販売していますので、目的に合わせて購入しましょう。

最後にGoogleやAppleなどが提供しているドライブを使用することです。

ネット上にファイルを移すことで、ハードディスクの容量を減らすことができます。

「〇GBまでは無料」としているドライブも多いので、気になった方は1度調べてみることをおすすめします。

対策5:他の場所でWi-Fiと接続し、回線速度を比較する

デスクトップパソコンでは厳しい方法ですが、他の場所のWi-Fiと接続して回線速度を比較する方法です。

カフェなどの公共の場では回線が遅い可能性もありますが、職場や親戚の家が光回線の場合は比較できるのではないでしょうか。

比較しても回線が遅い場合は、パソコンやタブレット、もしくはスマートフォンの買い替えが必要かもしれません。

特に5年以上使っている場合は現在のネットサービスに対応していない可能性もありますので、買い替えも検討しましょう。

対策6:プロバイダーの方式を確認する

最後に「プロバイダーの方式を確認する」ことです。

具体的には通信環境が「IPv6」となっているかどうかです。

2020年11月現在、ドコモ光に対応しているプロバイダー全てが「IPv6」に対応していますので、ご自身の通信環境が「IPv4」になっていないかどうかを確認しましょう。

@nifty会員サポートのページで以下のアイコンが「IPv4で接続中」となっていると通信環境が「IPv4」ですので、「IPv6」への切り替えを行うのがおすすめです。

オプションが充実の@nifty with ドコモ光

今回上記でご紹介したドコモ光の速度が遅い時の原因と対処法ですが、インターネットに不慣れな方にはよくわからない点も多いかと思います。

速度が遅い原因は利用者の環境にもよって変わってきますので、できることならネットのプロに相談したいですよね。

「@nifty with ドコモ光」のオプションサービス『まかせて365』ではプロのオペレーターがお客様の状況をヒアリングし、状況に応じた適切な対処法を即座にご提案いたします。

「ドコモ光」のお申し込みをご検討中の方はオプションサービスが充実している「@nifty with ドコモ光」のご利用をご検討されてはいかがでしょうか。

https://setsuzoku.nifty.com/docomo/

最終更新日:2024年8月21日

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