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Wi-Fiとは?イラスト付でわかりやすく解説【初心者向け】

- 「Wi-Fiってなに?」
- 「名前は聞いたことはあるけど、どんなメリットがあるの?」
- 「具体的にどうやったら使える?」
この記事にたどり着いた方は、このような疑問をお持ちではないでしょうか?
インターネットにあまり詳しくない方だと、「よくわからないから」という理由でWi-Fiの利用を敬遠している方も少なくないでしょう。
この記事では、創業30年以上の実績を持つプロバイダーの「ニフティ」が、Wi-Fiの基礎知識を詳しく解説します。
難しい単語は使わず、できるだけ簡単な言葉でわかりやすく解説しますので、インターネット初心者の方はぜひ参考にしてください。
Wi-Fi(ワイファイ)なら無線で
インターネットに接続できる

インターネット初心者の方だと、「そもそもWi-Fiってなに?」と疑問に感じる方も多いでしょう。
簡潔に説明すると、Wi-Fiは「無線(コードなし)でインターネットに接続する仕組み」です。
「wifi」や「WiFi」と表記されることもありますが、正式表記は「Wi-Fi」で、「ワイファイ」と読みます。
無線で電波を飛ばすWi-Fiなら、インターネット接続に必要とされていたLANケーブルは必要ありません。
Wi-Fiでインターネットに接続することで、以下のように日常の様々なシーンで利用できるようになります。
- PCやスマホからインターネットを利用する
- プリンターでデータを印刷する
- ネットワーク対応ゲームを利用する
- ネットワークオーディオを利用する
- デジタル家電を操作する
Wi-Fiの利用には、周囲に電波を飛ばす「Wi-Fiルーター」という機器が必要で、電波が届く位置にあるデバイス(PCやスマホ)から無線でインターネットに接続できるようになります。
また、ゲームとPC、デジタル家電とスマホのように、Wi-Fiに対応している機器同士を繋げられるのも、Wi-Fiならではの特徴です。
現在主流となっているWi-Fiと、従来のLANケーブルを比較すると、以下のような違いがあります。
両者の特徴を比較すると、Wi-Fiの方が利便性に優れていることが分かるでしょう。
Wi-Fi | LANケーブル | |
---|---|---|
接続方法 | 無線 | 有線 |
接続可能台数 | 複数台 | 1本につき1台 |
必要なもの | Wi-Fiルーター | LANケーブル |
設置のしやすさ | ◎ | 〇 |
回線速度の安定性 | 〇 | ◎ |
使用できる機器 | PC、スマホ、タブレット、ゲーム機、デジタル家電など | PC、デジタル家電(LANポートを搭載したもの) |
Wi-Fiを利用する5つのメリット

Wi-Fiを利用すると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
ここではLANケーブルとの違いに注目しながら、以下の5つのメリットについて解説します。
- LANケーブル不要ですっきりする
- 複数台を同時に利用できる
- Wi-Fiの電波が届く範囲ならどこでも使える
- スマホの通信料を節約できる
- 外出先から家電を遠隔操作できる
1.LANケーブル不要ですっきりする
Wi-Fiを使えばLANケーブルが不要となり、お部屋をすっきり見せることができます。
配線につまづいて転倒したり、配線が抜けてしまったりという心配も要りません。
小さなお子様やペットがいるお家なら、配線がなくなることで暮らしの安全性の向上にもつながるでしょう。
2.複数台を同時に利用できる
Wi-Fiを利用すると、PCやスマホなどの複数台を同時に利用できます。
家族みんなでインターネットを使いたいときはもちろん、一人でPC、スマホ、タブレットを同時に接続することも可能です。
3.電波が届く範囲ならどこでも使える
一般的に、Wi-Fiの電波は屋内なら数十メートルから100メートルほど飛ぶと言われており、電波が届く範囲ならどこにいてもインターネットを利用することができます。
ただし、Wi-Fiルーターとの間に壁などの障害物がある場合や、2階で利用する場合は、どうしてもWi-Fi電波が届きにくくなるケースがあります。
電波が届きにくいと感じたら、Wi-Fiの電波をより強く、遠くに届ける「Wi-Fi中継器」を検討するのも良いでしょう。
4.スマホの通信料を節約できる
自宅にいる間はスマホをWi-Fiに接続すれば、スマホの通信料節約にもつながります。
特に「スマホの契約データ量がいつもギリギリ」、「月末になるとスマホが遅くなる」という方は、「外ではLTE回線、自宅ではWi-Fi」と使い分けると良いでしょう。
5.外出先から家電を遠隔操作できる
PCやスマホだけでなく、テレビやプリンターなどのデジタル家電もWi-Fiに接続することができます。
近年は遠隔操作が可能な「IoT(アイオーティー)家電」も増えており、外出からでも自宅の家電を操作することが可能です。
- エアコン
- 給湯器
- 電子レンジ
- 給水ポット
- スマートスピーカー
- 照明
- 玄関ロック
LANケーブルで接続すると家の中がケーブルだらけになってしまいますが、Wi-Fiならケーブルは一切必要ありません。
例えば、外出先からエアコンや給湯器を操作すれば、自宅に到着するまでに部屋を暖めたり、お風呂を沸かしておくことができます。
日々の暮らしが便利になるだけでなく、忙しい方にとっては時短にもつながるでしょう。
Wi-Fiを繋げる方法は?簡単3ステップで解説

「Wi-Fiを使ってみたいけど、接続するのが難しそう」とためらっている方も少なくないでしょう。
そこで、ここではWi-Fiを自宅に導入するまでの手順を3ステップで解説します。
1.回線業者またはプロバイダーと契約する
Wi-Fiを利用するには、はじめに自宅にインターネット回線を導入する必要があります。
インターネットの回線の契約を回線業者かプロバイダーと行いましょう。
既にインターネット回線を契約済の方は現在契約している会社にWi-Fiルーターのレンタル利用可否を確認しましょう。
Wi-Fiルーターのレンタルが行われていない場合、この機会にWi-Fiルーターのレンタルをしている新しい会社に乗り換えるのも良いでしょう。
インターネット回線の契約にあたり、回線業者とプロバイダーの2つ契約するのが面倒な方は、両者が一つになった「光コラボ」の利用がおすすめです。
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2.Wi-Fiルーターを設置する
自宅でWi-Fiを利用するのに欠かせないのがWi-Fiルーターです。
電波を飛ばすWi-Fiルーターがあることで、はじめて無線でインターネットを利用できるようになります。
インターネット回線の中でも高速回線となる光回線をはじめて利用する場合は、工事によってHGW(またはONU)と呼ばれる装置が自宅に設置されます。
このHGW(またはONU)とWi-FiルーターをLANケーブルでつなぎ、簡単な初期設定を行えば、Wi-Fiルーターの設置はあっという間に完了となります。
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3.PCやスマホを接続する
Wi-Fiルーターを設置したら、最後にPCやスマホをWi-Fiに接続します。
具体的な手順は、以下を参考にしてください。
【PC(Windows)】
- 画面右下にある「インターネットアクセス」をクリック
- 該当するネットワーク名(SSID)をクリック
- パスワードを入力
【スマホ(iPhone)】
- 設定から「Wi-Fi」をタップ
- 該当するネットワーク名(SSID)をクリック
- パスワードを入力
【スマホ(Andoroid)】
- 設定から「無線とネットワーク」をタップ
- 「Wi-Fi」をタップ
- 該当するネットワーク名(SSID)をクリック
- パスワードを入力
Wi-Fiに関するよくあるQ&A

「Wi-Fiについてだいたい分かったけど、細かいところで疑問がある」という方向けに、Wi-Fiに関するQ&Aをまとめました。
Wi-Fiを自宅に導入する前に、疑問点をクリアにして下さいね。
Q.Wi-Fiは何の略?
Wi-FiはWireless Fidelity(ワイヤレス・フィデリティー)の略だと言われています。
直訳すると「忠実なワイヤレス」と、よくわからない意味になってしまいますが、音楽の世界で音を忠実に再現するHigh-Fidelity(ハイ・フィデリティー)をもじって名づけられたと考えられています。
Q.Wi-Fiと無線LANの違いは?
Wi-Fiは無線LANの通信規格の一つです。
しかし、現在の無線LANはほとんどがWi-Fiであるため、ほぼ同義と考えて問題ありません。
Q.フリーWi-Fi、モバイルWi-Fiとは?
「フリーWi-Fi」は、カフェや空港、コンビニやショッピングモールなど、一般客向けに設置されているWi-Fiのことです。
また、「モバイルWi-Fi」は持ち運びできるタイプのWi-Fiを指します。
Wi-Fiルーターは基本的に自宅に設置するものですが、フリーWi-FiやモバイルWi-Fiを使えば自宅の外でもWi-Fiを利用することができます。
フリーWi-Fiは無料で利用できますが、モバイルWi-Fiは個別に契約を結ばなければなりません。
また、フリーWi-Fiには以下のようなデメリットが考えられます。
- 不特定多数の人が利用するため、セキュリティ面でのリスクがある
- 利用登録が必要なことがある
- 1日〇分まで、〇回までなどの利用制限がある
特に気になるのが、セキュリティ面でのリスクです。フリーWi-Fiは、家庭に設置するWi-Fiに比べてセキュリティが弱く、情報を読み取られるなどのリスクがつきものです。
プライバシーが心配な方は、クレジットカード情報を含むショッピング利用などは避け、インターネット検索などに留めておくと安心でしょう。
失敗しないWi-Fiルーターの選び方

Wi-Fiの速度は回線速度にも大きく影響するため、Wi-Fiルーターを上手に選べるかどうかでその後のインターネットの快適性が変わります。
以下に紹介するWi-Fiルーターの規格、レンタル料金などに着目し、快適なインターネット環境を手に入れてください。
Wi-Fi規格&速度
Wi-Fiルーターには規格があり、最大回線速度は以下のように大きく異なります。
規格 | 正式名称 | 最大速度 |
---|---|---|
Wi-Fi6 | IEEE 802.11ax | 9.6Gbps |
Wi-Fi5 | IEEE 802.11ac | 6.9Gbps |
Wi-Fi4 | IEEE 802.11n | 300Mbps |
光回線の最大速度は、1Gbpsであることがほとんどです。
そのため、Wi-Fi5かWi-Fi6の規格なら、使用においてまず問題はありません。
一方で、最大速度が300MbpsのWi-Fi4だと、どれだけ高速な光回線を利用してもWi-Fiルーターによって回線速度が低下してしまう可能性があります。
レンタル料金
もう一つ確認しておきたいのが、Wi-Fiの利用に伴い発生するレンタル料金です。
インターネットの利用にはプロバイダーの月額料金が必要ですが、Wi-Fiを利用するためにはさらにWi-Fiルーターのレンタル料金がかかることがあります。
レンタル料金はプロバイダーによって異なるため、事前に確認しておきましょう。
プロバイダーによっては「Wi-Fiルーターレンタル無料」などの特典を実施しており、お得にWi-Fi利用をスタートすることができます。
Wi-Fiと光回線の組み合わせなら@nifty光がおすすめ!

高速な光回線を使って、Wi-Fiのあるインターネット生活を始めたいという方には、@nifty光がおすすめです。
@nifty光では、以下のように高性能なWi-Fiルーターをレンタルすることができます。
- Wi-Fi規格:Wi-Fi5
- 接続方式:IPv6方式
Wi-Fi規格は最大6.9Gbpsに対応可能なWi-Fi5であり、高速な光回線のスピードを最大限に活かすことができます。
また、@nifty光でレンタル可能なWi-Fiルーターは、最新の接続方式であるIPv6方式に対応しています。
IPv6方式は従来のIPv4方式に比べて回線が混雑しにくいのが特徴で、時間帯に関わらず安定したスピードでインターネットを利用できるでしょう。
自宅にWi-Fiを導入すれば、LANケーブルが不要になる、複数台でインターネットを同時利用できるといったメリットが得られます。
ぜひこの記事を参考にWi-Fiを自宅に設置し、毎日のインターネット環境を快適にしてくださいね。
料金表示について
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回線速度について
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