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回線速度を向上させる簡単な方法
遅い原因&根本的な改善のポイント

「自宅のインターネット回線の速度が遅い」、「昨日まで普通だったのに突然遅くなった」
など、インターネット回線の速度についてお困りではありませんか?
ページがなかなか表示されなかったり、画面がフリーズしたりしてしまうと、意外にも小さなストレスが積み重なるものです。
特にテレワークでオンライン会議をする方は、「回線が遅いことで仕事に支障が出る」なんてことにもなりかねません。
そこでこの記事では、回線速度を向上させるための12の方法をご紹介します。
今すぐに試せる方法から根本を見直す方法まで様々ですので、ぜひ1つずつ試して回線速度の向上に役立ててください。
回線速度を向上させる方法【お手軽編】

回線速度が遅くてお困りの際は、以下の6つの方法で改善できる可能性があります。
- 通信機器を再起動する
- Wi-Fiルーターの近くで通信する(無線接続の場合)
- 接続台数を減らす
- 周波数帯を変える
- 無線から有線に変える
- 時間帯を変える
方法さえわかれば1分足らずでできるものばかりで、周辺設備を大幅に変更する必要はありません。
回線が遅いと感じた時は、まずこの6つの方法から試してみましょう。
1.通信機器を再起動する
回線速度が低下している時は、Wi-FiルーターやONU(光回線の終端装置)などの通信機器に原因がある可能性があります。
通信機器の取扱説明書を確認し、適切な方法で配線の確認や、機器の再起動を試してみましょう。
2.Wi-Fiルーターの近くで通信する(無線接続の場合)
Wi-Fiルーターから離れた場所でインターネットを利用している場合は、単純にWi-Fiの電波が届きにくいことで速度が低下していることが考えられます。
特に2階建ての戸建てや広いオフィスなどで利用している場合は、Wi-Fiルーターに近づくだけでも回線速度が改善する可能性は十分にあるでしょう。
物理的にどうしても近づけない場合は、中継器を導入することで通信が安定しやすくなります。
3.接続台数を減らす
パソコンやスマホなどたくさんのデバイスを同時に接続していると、回線混雑により速度低下が起こることがあります。
実際、Wi-Fiルーターによっては同時接続可能な台数が決まっているケースも少なくありません。
利用していないデバイスがある場合は、まずはWi-Fiへの接続をOFFにしてみましょう。
4.周波数帯を変える
Wi-Fiルーターとデバイスの間に壁などの障害物がある場合は、Wi-Fiルーターの周波数帯を変えるのも効果的です。
一般的なWi-Fiルーターには2.4GHzと5GHzの2種類があり、それぞれ以下のように特性が異なります。
ネットワーク名の末尾 | 電波を遠くへ飛ばす能力 | 障害物による影響の受けにくさ | |
---|---|---|---|
2.4GHz | 「2G」または「g」 | △ | 〇 |
5GHz | 「5G」または「a」 | 〇 | △ |
接続しているネットワーク名の末尾を見れば、現在利用している周波数帯が判別できます。
Wi-Fiルーターから離れた場所でインターネットを利用する場合は5GHzに、壁などの障害物が多い場合は2.4GHzに周波数帯を変更してみましょう。
また、2.4GHzは電子レンジなどの電波の影響を受けやすいため、電波干渉が起きている場合は5GHzに変えた方が通信速度は安定します。
5.無線から有線に変える
Wi-Fiルーターに何かしらの原因があるときは、有線接続に切り替えることで回線速度を改善できる可能性があります。
有線接続は接続できる台数が限定されますが、周囲の電波の影響を受けにくいことから、無線接続よりも回線が安定しやすいというメリットがあります。
6.時間帯を変える
回線速度低下のよくある原因として、単純に回線が混雑していることが挙げられます。
マンションなど集合住宅に備え付けのインターネットを利用している場合は、回線を複数世帯で共有していることから回線混雑の影響を受けやすいと言えます。
一般的に回線が混雑しやすいのは、夜18時~22時頃です。
「今すぐに必要」ということでなければ、時間帯を変えるだけでも回線速度が改善する可能性があるでしょう。