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24時間365日!本当に必要な情報が確認できる災害情報共有チャネル「BSC24」
大阪北部地震や平成30年7月豪雨など、災害が起きたことで帰宅困難者になってしまうと、思うようにテレビから情報を得ることが難しくなるケースも。そんなときに役立つのが、ネットの災害情報。大阪北部地震で注目されたネット生放送、「BSC24」のことはご存知ですか?

◆24時間365日運用の災害ネット生放送「BSC24」

2018年6月に発生した大阪北部地震では、新たな災害情報の提供システムが注目されました。それが「BSC24」です。

「BSC24」と聞いてもピンとこないかもしれませんが、ネットを利用した複数ユーザーの災害情報共有チャンネルと言えば、なんとなくイメージがわくのではないでしょうか。

正式名称は「自然災害情報共有放送局」で、設立は2014年9月。20名余りの管理者がすべて自己負担で放送している、ボランティア団体です。

放送は「YouTube」「ニコニコ生放送」「Ustream」の各ライブ配信サービスを通じて行われ、地震や津波、噴火、異常気象などの自然災害を扱います。

ほかの災害情報サービスと異なるポイントは、24時間(365日)体制なこと。災害発生後にスタートするわけではないので、「大変だ!」と思ったのに始まっていない……などということもありません。

また、災害発生から日数が経過しても放送が続けられるため、復旧状況やさまざまな支援情報の確認にも役立ちます。災害時は大々的に報道しても、復旧や支援段階になると情報が減ってしまうテレビとは、一線を画する存在ですね。

◆災害に関する情報を多角的に伝えてくれる

大阪北部地震での放送を例に取ると、画面には揺れや震度に関する各種情報、災害発生や復旧・支援などに関するニュース(主にNHKの報道)、速報テロップ、視聴ユーザーのコメントが常時表示されていました。

多くの情報を一元的に把握することができるだけでなく、地震の際に気がかりな余震情報なども細かくチェックが可能なので、いちいち震度や場所を調べる手間もかかりません。

通知やコメントを音声で読み上げる放送もあるので、流しっぱなしにしておけば、何かあったときに気付きやすいのもいいですね。

◆テレビがない場所でも災害情報を確認できる

こうした放送がもっとも役立つのは、テレビやラジオが使えず、スマホしか情報源がない非常時でしょう。

Wi-Fiや携帯の電波さえ生きていれば最新情報を確認できるので、公衆Wi-Fiの無料開放「00000JAPAN」が使えればOK。遠方の被災地に親戚や知人がいて心配……という場合も、テレビとパソコンの両方から情報を把握できるため便利です。

また、全体像が把握しづらいTwitterなどSNSから発信される情報も、善意のユーザーコメントを通して一元的に見ていくことが可能。それぞれが助け合い精神で「Twitterにこんな情報が」などと教えてくれるため、幅広く状況を確認できます。

気になるのは嘘やデマの情報ですが、まぎらわしい未確認の内容も含めて、管理者が厳しく規制しているようです。
大阪北部地震で問題になった、「動物が逃げ出した」「大阪ドームの天井が落ちた」などの偽情報に惑わされることも少ないでしょう。

ボランティア放送なので宣伝などは行っておらず、知名度は今ひとつですが、いざというときのために覚えておいて損はないはずですよ。

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