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ビジネス・経済
やってはいけない! 誤解だらけの「エアコン」節電技6項目[PR]
夏場の必需品でもあるエアコンですが、やはり気になるのは電気代。エアコンは電気代が一番かかると言われていますが、実はその節電方法に誤解も多いのも事実です。そこで、エアコンの賢く上手な使用法を考えてみましょう。

◆エアコンの節電・節約…多くのウワサがあるけど本当のところは!?

猛暑を通り越し酷暑とも言われほどの夏の暑さをしのぐには、冷房機器が欠かせません。扇風機はもちろん、エアコンをフル稼動させている人も多いことでしょう。

そうなると怖いのが電気代ですが、経済産業省・資源エネルギー庁の調査データによれば、夏の電力需要ピーク時間帯(北海道を除く14時頃)における電気の使われ方は、2番目に多い冷蔵庫が17%なのに対し、エアコンは58%と圧倒的です。

夏場はやはりエアコンにより電気代が高くなりやすく、どうしてもエアコンの節電方法に目が向きます。

エアコンを中心とした節約・節電方法を行っている人も多いでしょうが、なかには誤解していることも。というのも、実は「節電にならない!?」エアコンの間違った利用法をしてしまっているケースがあるのです。

◆エアコン節約術の誤解1:冷房中に換気扇は不要

エアコンと換気扇の併用は意味がないと思っている人もいるかもしれませんが、併用することで室内の空気循環がよくなり、エアコンの冷房効率アップが見込めます。

その分、電気代を節約することもできますし、汚れた空気の入れ替えや、乾燥防止という健康面からも、換気扇は回すべきでしょう。

◆エアコン節約術の誤解2:「ドライ(除湿)」は冷房より確実にお得

そもそも冷房が「室内の空気の温度を下げる」のに対し、ドライは「室内の空気の湿度を下げる」ための機能という違いがあります。

さらにドライ機能には「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類があり、温度を下げるために少し冷たくした空気を室内に戻す弱冷房除湿が一般的です。

一方、聞き慣れない「再熱除湿」は、水分量を減らすため低温化した空気を室内向けの適温に温め直す機能。涼しくするのとは逆に、暖かくする作用もあるのです。

気になる電気代について、一般的な出力2.8kWのエアコン(設定温度24℃、1時間あたりの運転)で比較してみます。

・冷房:11.0円
・弱冷房除湿:4.1円
・再熱除湿:14.9円
(※出典:東京電力「エアコンの「冷房」と「除湿」の上手な使い方」)

単純な電気代だけを比較すると、「弱冷房除湿<冷房<再熱除湿」という順にコストが高くなる結果に。

ただし節電という観点からは、各機能の特徴を理解し、季節や気温によって使い分けることが、最終的には電気代の節約へとつながっていきます。ドライはあくまでも湿度を下げる機能なので、暑さが厳しいときは冷房の方が安上がりな場合も。

必ずしも冷房よりドライの方が電気代がかからないとなるわけではなく、どの除湿機能を使っているかがポイント。たとえば、外気温が高く室内も暑い場合、冷房で一気に室温下げ、自動運転で設定温度を保った方が、電気代は節約できます。

また、使っているエアコンによっては、もともと除湿よりも冷房機能の方が省エネなケースや、冷房と除湿で消費電力が変わらないものもあります。

◆エアコン節約術の誤解3:エアコンの「送風」機能の存在価値

最近のエアコンには、使用後に自動で送風を行う機能があります。エアコン内部のフィルターを乾かし、カビや結露を防ぐ機能なので、通常はONにしておきましょう。

また冷房前に送風機能を使うことで、誤解1で触れた換気扇と同様に、室内の空気が循環するようになって冷房効率を高める効果に期待できます。

◆エアコン節約術の誤解4:エアコンの「自動」モードは電気代が高くなる

  エアコンとは「命令どおりに全力で運転する」機械です。温度を変更したり、違う機能を使い分けると、その度に“ゼロから全力運転”することに。非効率になりがちなので、自動運転の方が節電になるケースも多いのです。

つまり、こまめにエアコンをオン・オフするよりも、設定温度になるまでは強風で、それ以降は微風などに切り替え運転してくれる自動運転が、節電・節約につながりやすと言えます。

◆エアコン節約術の誤解5:エアコンの「室外機」はメンテ不要

業者に設置してもらったまま、引っ越した部屋にあったものを使い続けたままなど、放置されることが多い室外機。でも、実はこの室外機にも節電ポイントがあることを忘れてはいけません。

室外機背面にある網目状の金属板が、埃や動物の毛などで目詰りしていたらNG! 運転効率が落ち、電気代がかさんでしまう要因にもなりかねません。この網目状の金属板を、普段からきれいな状態にしておくのがポイントです。

室外機の掃除の目安としては、エアコンを使い始める夏や冬に入る前に1度ずつ行うのが理想です。掃除方法は、
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・室外機外側の汚れ:ほうきなどで隙間に挟まったゴミなどを払い落とす
・プロペラをカバーしている網状の吹き出し口:歯ブラシや掃除機などを利用
・室外機の裏面:裏側や側面の金属板部分は曲がりやすいため、歯ブラシなどで優しく掃除
・水抜き穴:割りばしや歯ブラシなどで汚れをかき出す。ドレンホース内の汚れもチェック
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また、掃除と合わせて大切なのが、室外機周辺の環境です。特に周りが囲まれてしまうかどうかは重要で、「冷房能力2.2kWエアコンの室外機を囲って空気の流れを妨げた場合、 冷暖房効率が17.7%下がる」という、東京電力による調査結果もあります。
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・室外機周りの風通しをよくする
・ファンからの放熱が滞らないよう周辺にものを置かない
・室外機に直射日光を当てないようにする
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以上のような点に気を付けておきましょう。

◆エアコン節約術の誤解6:エアコンはマメにON・OFFする

よく目にする実証実験などは、大半が24時間連続運転など極端な例ですが、短い時間でのオン・オフをするよりは、冷房をつけたままの方が節電につながる可能性は高いと言えます。

エアコンの消費電力は、冷房の場合、設定温度を1℃上げるだけで約13%消費電力を削減(※出典:環境省)できなるなど、設定温度の影響を受けます。

またエアコンに限ったことではありませんが、家電は電源オン・起動時がもっとも多く電気を使用しやすく、設定温度に到達後、室温を維持するのにはそれほど多くの電力はかかりません。

つまり、部屋を出入りするたびにエアコンのオン・オフを繰り返すと、それだけ消費電力が増してしまうことに。エアコンのスペック表にある最小電力と最大電力を使って電気代の参考値を計算し、比較してみましょう。

最大電力は起動から設定温度になるまでなど室温と設定温度の差が大きいときに使われる電力で、最小電力は室温と設定温度の差が小さくなり安定運転になった際の電力とします。

●冷房の消費電力:最小150W~最大800Wの場合・1時間あたりの電気代
・最小電力:(150W÷1000)kW×27円=4.05円
・最大電力:(800W÷1000)kW×27円=21.6円
(※新電力料金目安単価・税込27円/kWh(公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会)で計算)

1時間の間で最大と最小の間を変動し、電気代は約4~22円の差が出ます。この数字を見るだけでも、すぐに戻る外出ならエアコンはつけたままの方が電気代を節約できることがわかります。

目安としては、

・30分~1時間程度の外出:つけっぱなし
・数時間以上の外出:切って出かけた方がベター


といった感じでしょうか。

◆より節電を意識するなら電力会社の見直しも

こうした誤解を解消した上で、さらなる電気代の節約効果を期待するなら、電気の契約プランや電力会社を見直す方法もあります。

電力会社の変更なんて大げさな……と思われるかもしれませんし、興味はあるけれどよくわからない……という方も少なくないはず。では、試しに電力比較サイトのシミュレーターを使われてみてはいかがでしょう。

たとえば「@niftyでんき」に切り替えた場合の電気代は、以下のページで比較することができます。
※お手元に「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」をご用意ください。
>>「@niftyでんき」電気料金シミュレーター

ちょっと調べただけでも、思った以上に料金が違いませんか? 

電気は今までと同じ送電網で流れるため、電力会社によって電気の質が変わることはなく、また、障害対応も送電会社が担うため、お好きな電力会社をお選びいただけます。

※記事内容は2018年7月現在の情報を基に作成。

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