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ビジネス・経済
電子マネー4種が一本化!「Google Pay」でできること&できないこと
新たにSuicaとWAONが対応し、従来の楽天Edyやnanacoと合わせて、電子マネー4種が使えるようになったGoogleのモバイル決済サービス「Google Pay」。その利便性と合わせて、逆に「Google Payではできない」ことも整理してみます。

◆Google PayはモバイルSuicaに勝てない?

最近は、テレビCMなどでも目にする機会が増えた「Google Pay」。Android端末ユーザーの方には、なにやら気になるサービスではありますよね。

Googleは従来、Android端末で利用可能なモバイル決済として「Google Wallet」「Android Pay」という2つのサービスを展開してきました。しかし、お世辞にも使い勝手がいいとはいえず、両サービスの違いもわかりにくかったことから、2018年2月に新たなサービスへと統一されました。

それが「Google Pay」です。

Google Payでは、各種の電子マネーを一元管理することができます。別々だったアプリをひとまとめにできるため、複数の電子マネーを使い分けている方には便利でしょう。

2018年5月からはSuicaとWAONにも対応し、それまでの楽天Edy、nanacoに加え、4つの電子マネーがGoogle Payひとつで利用できるようになりました。

なかでも利用者が多いSuicaへの対応は、東日本にお住まいの方には朗報でしょう。これを機に使ってみようかと思われる方も多そうですが、「Google Pay」は本当に“使える”サービスなのでしょうか。

たとえば「Google Pay+Suica」では、モバイルSuicaならOKの定期券やSuicaグリーン券、モバイルSuica特急券(東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線)、エクスプレス予約(東海道・山陽新幹線)が利用できません。

つまり、通勤・通学には不向きで、遠距離移動にも使えないという一面も。モバイルSuicaの利便性に慣れてしまった方には、ちょっと残念なポイントかもしれません。

◆Google Payのメリット&残念ポイント

一方、Suicaを使われていた方にはメリットがあります。

モバイルSuicaはJR東日本のクレジットカード「ビューカード」以外だと年会費1,030円(税込)が必要でしたが、「Google Pay」なら不要。ビューカードなしでも、Suicaをスマホ化できるわけです。

ちょっとした外出や買い物で電車を利用する際に、お財布が薄くなるのは嬉しいですね。

では、「楽天Edy」や「nanaco」、「WAON」といった電子マネーはどうでしょう。

こちらは各アプリやカードと同じように使えますが、機種変更の際にはリセットが必要に。移行時は、サービスごとに手続きをしなければなりません。

Googleアカウントの設定だけで移行できないのは、やや残念な仕様だとも。設定や移行手続きが簡略化された「Apple Pay」に比べ、遅れている印象は拭えません。

もうひとつ注意しなければならないのは、利用可能な端末が「おサイフケータイ対応機種」に限られること。

言い換えれば、日本国内専用の端末でしか使えません。大半が「NFC」にしか対応していない海外メーカー製の端末は、ほぼ全滅です。

NifMoでも取り扱いのある「おサイフケータイ」対応の国内メーカー製端末を選べればOKですが、MVNOには海外製端末だけの事業者も少なくありません。MVNOの利用を考えている方は、こうした点も考慮しましょう。

現状の「Google Pay」は、「さまざまな電子マネー用アプリをまとめて管理できる、ちょっと便利なサービス」ということができそうです。ほかの電子決済サービスにも順次対応していくとのことなので、今後の展開に期待したいところですね。

※記事内容は2018年6月現在の情報を基に作成。

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