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ビジネス・経済
お得で社会貢献にもなるフードシェアリング「TABETE」が人気上昇中
お店で余った料理や食材を格安でゲットできる、フードシェアリングサービス。欧米では広く普及している仕組みが、日本でも新サービス「TABETE(タベテ)」で利用可能に! 単にお得なだけでなく、食品ロスを防ぐ社会貢献にもなると評判なのです。

◆お得な買い物が食品ロスの減少にも

夜の遅い時間帯にスーパーなどへ行くと、「半額」や「30%引き」などのシールが貼られたお弁当やお惣菜を目にします。それを狙い目にしている方もいらっしゃると思います。

当日販売が原則のお弁当やお惣菜に、売れ残りは許されません。これは飲食店も同じことで、食材を捨てるぐらいなら、割安でも売りたいというお店は数多くあります。

一方、私たちにとっても、食品を安く買えるに越したことはありません。そんな両者の橋渡しをしてくれるフードシェアリングサービス「TABETE」が、いま注目を集めています。

売れ残りで廃棄される食材は、「フードロス」や「食品ロス」と呼ばれます。

総務省の発表によると、平成27年度の食品廃棄物は2,842万トン、食品ロスは646万トン。平成24年度まで遡っても、食品廃棄物が2,800万トン前後、食品ロスが600~650万トンという数値は横這いのまま(※平成26年度および同27年度の総務省「我が国の食品廃棄物等及び食品ロスの量の推計値等の公表について」より)。

「食品ロスをなくそう」という声はよく耳にするものの、実情はほとんど変わっていないわけです。

つまり、日本は世界有数の「食品ロス国」なのです。日本の食料自給率が低いことは皆さんも御存知でしょうが、輸入した食料の半分近くを捨てていることに……と聞けば、驚かれるのでは?

世界の食品ロスは、飢餓に苦しむ8億人分の食料に該当するとも言われます。この“ムダ”を放置していいの? という現状には、目を向けておきたいものです。

◆遊び感覚で安くお得においしくゲット!「TABETE」

フードシェアリングサービス「TABETE」は、食品ロスになりそうな商品を安価に提供する仕組みです。

たとえば、あるお店で売れ残りそうなドーナツやケーキがあったとします。そこで、お店は通常価格800円の商品を500円に設定し、「TABETE」に登録します。

この情報を「TABETE」サイトで見た人がお店へ行けば、割安価格で商品をゲットできるわけです。

ドーナツやケーキのような調理済み食品だけでなく、チキンライスやカレーライスなど、調理前のメニューも数多くあります。お店へ行くと割引価格で調理してくれ、作りたての温かな商品をゲット! これはうれしいですね。

実際「TABETE」を利用する際にはルールやポイントがあるので、整理しておきましょう。

・通販ではないので、必ず店頭(現地)で購入する
・テイクアウトが原則(※一部には店内で食べられるお店も)
・商品提供には時間指定あり(※大半は閉店までの数時間)
・食材がなくなれば終わりなので数量限定
・利用には会員登録が必須(※利用料は無料)
・代金の支払はクレジットカードのオンライン決済で現金は不要

つまり、出先や自宅でスマホなどから「TABETE」情報をチェックし、指定時間内に行けるお店なら、お得にゲット可能なわけです。

仮に新宿でお得情報を見つけても、お店の場所が八王子で、残り時間が30分ならちょっと難しいことも……。お店の場所によっては利用できないこともありますが、そこにはちょっとしたゲーム性も。友だち数人と食事をしようと集まり、「間に合うかな!? 交通費を考えるとビミョー!?」などと遊び感覚で楽しむのもアリです。

現在は東京など首都圏中心部の展開ですが、今後は全国へ対象地域を拡大していく予定だとか。新しいお店の開拓にもなるので、利用できるエリアにお住まいなら、お試し感覚でいかがですか?

※記事内容は2018年6月現在の情報を基に作成。

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