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ビジネス・経済
需要と市場が急速に拡大する「子ども見守りサービス」とは?
子どもの帰宅をLINEで通知してくれる「Qrio(キュリオ)ただいまキット」や、鉄道利用の状況を知らせてくれるJR東日本「まもレール」など、ご家庭でも簡単に導入できる「子ども見守りサービス」について調べてみました。

◆子どもの帰宅をLINEに通知する見守りサービス

子どもの誘拐や拉致事件など、万が一に備える「子どもの見守りサービス」。2018年は、この市場が一気に拡大するのではと予測されています。

そのきっかけになりそうなのが、2018年2月下旬発売の「Qrio ただいまキット」。簡単に説明すると、子どもの帰宅をLINEで知らせてくれるのがこのサービスです。

使い慣れたLINEで利用できるため、導入にあたっての敷居も低く感じられるのではないでしょうか。

製品は子どもが携帯する「Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)」と、家庭に設置する「Qrio Hub(キュリオハブ)」がセットになっています。タグの方はネームタグほどの大きさなので、ランドセルなどに付けても違和感がありません。

一方、ハブはポータブル・ルーター程度のサイズで、コンセントに挿すだけ。Wi-Fiでインターネットに接続するため、家庭内Wi-Fiがある環境なら、面倒な配線などは必要なし。製品を購入するだけで、誰でも簡単に使えます。

このハブを玄関などに置いておけば、タグが近くを通過した際、設定しておいたLINEアカウントに通知してくれるわけです。 スマホなど通信端末の持ち込みを禁止する学校もありますが、こうしたタグだけなら問題はないはず。スマホのLINEだけでなく、フィーチャーフォンのメールでも通知を受け取ることができます。

文字通り「ただいま」を知らせてくれるだけのシンプルな製品ですが、こうした通知があるだけでも、共働きの家庭にはありがたいのではないでしょうか。

◆子どもの鉄道利用もスマホでチェック可能に

お子さんが電車通学をされている場合は、鉄道会社の見守りサービスも便利です。

JR東日本が提供する子ども見守りサービス「まもレール」(月額500円/税抜)は、子どもが記名式ICカード(SuicaやPASMOなど)で自動改札を通過すると、保護者のスマホやフィーチャーフォン(メール)に通知されるサービスです。

従来は山手線と中央線でしか利用できませんでしたが、徐々に線区を拡大し、2018年春からは首都圏のほぼ全線が対象に。利用駅・通過時刻・チャージ残高なども通知されるため、寄り道をしているかどうかも確認可能に。

同様のサービスは、関西地区でも「PiTaPa あんしんグーパス」(月額300円/税抜)が提供されています。いずれも手持ちの交通系ICカードを利用するため、初期コストや手間がかからない点もメリットです。

ただし、PiTaPaは関西圏の私鉄用ICカードなので、対象線区は私鉄のみ。JRにも乗車する場合は、JR西日本「sobani(そばに)」と併用する必要があります。

◆大事な人の位置情報をアプリで見守るサービスも

「sobani」は位置情報検索サービス「Kinsei(キンセイ)」とのタイアップ事業で、同社のKinsei端末を持った子どもが駅を通過すると、保護者のスマホアプリに通知する仕組み。

利用にはKinsei端末(2,500円/税抜)と専用アプリ(月額480円/税込)が必要です。

駅改札口との連動はしませんが、位置情報だけなら、JR西日本エリア以外であっても全国どこでも利用できます。

地図上に移動経路を表示させたり、迷子アラートなどの機能も充実。通知を受けるだけではない、能動的な使い方ができる点は強みです。

こうした子ども見守りサービスは、セコム「ココセコム」やアルソック「まもるっく」といった警備会社の本格的なサービスに比べ、手軽に導入することができます。ご家庭で見守りサービスを検討されているなら、一度お試しになってみてはいかがでしょうか。

※記事内容は2018年2月現在の情報を基に作成。

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