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スマホ・携帯
Google?「あなたのシステムは4つのウイルスによってひどく損なわれています」という表示に要注意!
スマホでWebサイトを閲覧中、突如として現れるウイルス感染表示に戸惑う人が急増しています。いかにも緊急性ありといった体裁ですが、実は“偽警告”で、悪質なアプリ誘導広告なのです。

◆スマホのウイルス感染表示は真っ赤な嘘!

「あなたのシステムは4つのウイルスによってひどく損なわれています!」 「最近のウェブサイトの4つの有害なウイルスのため、Androidの自己防御システムでは、あなたの電話が*%損害を受けていることが検出されます。ブラウザが異常に作動した後、すぐに携帯電話のSIMカードが破損し、連絡先、写真、データ、アプリケーションなどが破損する可能性があります。」

このようなメッセージが「Google」の大きなロゴとともに表示されたら、焦ってパニックになってしまうかもしれないですよね。

しかし、「*%」の部分の表示は一定の数字が表示されたり、変わるとしても時期毎であることがレポートされています。

そして、これらの情報から予想されるように、この警告は“真っ赤な嘘”なのです。実際にはシステム損傷などなく、何も心配する必要はありません。「Google」のロゴが表示されても、Google社とはまったくの無関係です。

◆ウイルス感染をあおるメッセージの指示に従ってはダメ!

警告メッセージの下には、次のような文章も表示されます。

「今すぐウイルスを削除しないと、電話機に重大な障害が発生します。」

そこで指示通り「早急に修復する」をタップすると、Google Playのウイルス対策アプリなどのページに飛ばされます。つまり、そのアプリをインストールさせようとする誘導広告なわけです。

この悪質メッセージは2017年8月頃から出回り始め、小康状態と急増期間を繰り返しつつ、2018年現在も続いています。

iPhoneでも報告事例はありますが、大半はAndoroid端末が狙われているようです。

◆見慣れない表示はどこもタップしないこと!

こうしたポップアップ表示は自動転送を利用したもので、表示される広告に転送プログラムが仕込まれています。

だからといって、サイト運営側や広告配信側が悪質なことをしているわけではありません。詳細な技術説明は省きますが、要は「勝手に仕込まれて防げない」ものなのです。広告はランダム表示なので、どのサイトが危険だとも決めつけられません。

ウイルスではないため、誘導先のアプリさえインストールしなければ“実害”はありません。とはいえ気持ちがいいものではないですよね。

もし、運悪く表示が出た場合は「どこもタップしない」が大原則! ブラウザの「戻る」機能が無効になってしまうので、表示を消すにはブラウザごと閉じるしかありません。

◆ブラウザを閉じた後は「Cookie」を削除するのも忘れずに!

終了後は、念のためCookie(ブラウザに情報を記録するための仕組み)も一度削除しておきましょう。

Android版Chromeなら、ブラウザを開いた状態で、

(1)右上のメニューボタン(点が3つ上下に並んでいるところ)をタップすると、各種設定項目が表示
(2)「履歴」→「閲覧データを削除」を選び、「閲覧履歴」「Cookieとサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」の全項目にチェックを入れ、「データを消去」をタップ

これでCookieが削除されますが、同じ広告がまた表示されないよう、そのサイトへのアクセスはしばらく避けた方がいいかもしれません。数日中には対策されるはずなので、それを待ちましょう。

ほかにも、自分が使っている機種のアップデートを促す表示も発見されています。機種名が表示されるため信用してしまいがちですが、やはり誘導広告なので引っかからないように!

偽の誘導広告なのかが判断できない場合は、契約中の通信会社に問い合わせてみるのも手でしょう。繰り返しになりますが、大切なのは「見慣れないポップアップが現れたら何もしない」こと! これだけは忘れずに覚えておきましょう。

※記事内容は2018年2月現在の情報を基に作成。

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