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CMでよく見る新幹線予約の「スマートEX」はどこが便利?「エキスプレス予約」との違いは?
東海道・山陽新幹線で始まった「スマートEX」が、大々的に宣伝されています。この「スマートEX」とはどのようなサービスなのか、従来のネット予約とは何が違うのかを考えてみます。

◆手持ちの交通系ICカードだけで新幹線に乗れる「スマートEX」

2017年秋からスタートしたJR東海のチケットレス・サービス「スマートEX」。皆さんも、TVのCMなどで聞き覚えがあるのでは?

簡単に説明すれば、「Suicaなどの交通系ICカードで新幹線に乗れる」(モバイルSuicaもOK)という、とても便利なサービスです。

JR東海のサービスということで、現在利用できるのは東海道・山陽新幹線のみ。また、ほかの新幹線では、今のところ類似のサービスはなさそうです。

利用する際には事前登録が必要になります。会員登録はネットから簡単にできますが、その際、クレジットカードの登録が必要です。新幹線の運賃は、クレジットカードで精算される形で、ICカードのチャージ残高から支払われるわけでないようです。

また、登録したからといって、普段から使っている路線運賃までカード払いになるわけではありません。東海道・山陽新幹線の利用分だけなので、お間違えないように。

「スマートEX」に登録すると、指定席の予約もできるようになります。予約はスマホやPCから簡単にできるので、みどりの窓口に並ぶ必要もなくなるわけです。

さらに、「スマートEX」での指定席予約は無条件で200円割引に。3日前までの「EX早特」、21日前までの「EX早特21」など各種の早期割引も使え、まさに“便利でお得”なサービスなのです。

もちろん自由席でも利用できますが、割引はありません。ここは、ちょっとだけ残念ですね。

◆「スマートEX」と従来のネット予約サービスはここが違う

JR東海には、従来からの「エキスプレス予約」というネットサービスもあります。そちらと何が違うのかも、気になります。

東海道・山陽新幹線限定なのは同様で、どちらもネットから簡単に予約でき、予約変更も手数料不要。新幹線乗車時には専用ICカードを使います

ただし、「エキスプレス予約」には年会費1,080円(税込)が必要で、ここが「スマートEX」とは大きく異なるところ。

どちらも精算はクレジットカードですが、「エキスプレス予約」では利用可能なカードが限られます。大半のクレジットカードが使える「スマートEX」と違い、事実上、JR東海「エクスプレス・カード」&JR西日本「J-WESTカード」利用者向けサービスと考えていいでしょう(他の一部カードも使えます)。

一方、「エキスプレス予約」ならではのお得さもあります。東京-新大阪間を例に、運賃を比較してみましょう。

(1)通常運賃:14,450円(通常期。閑散期は200円引き、繁忙期は200円増し)
(2)スマートEX:14,250円(同)
(3)スマートEX+早特21:11,000円(早朝・日中の「のぞみ」限定。お盆や年末年始、GWなど繁忙期は利用不可)
(4)エキスプレス予約:13,370円(年間を通して同額)

「エキスプレス予約」の年会費1,080円は、一度の利用で元が取れますね。他には、ポイントサービスなどの優遇もあるようです。

どちらがお得かは一概に言い切れませんが、「エキスプレス予約」は出張などで新幹線を多用するビジネスユーザー向け、「スマートEX」は気軽に使える一般利用者向けと捉えておくと、選びやすいかもしれませんね。

※記事内容は2017年11月現在の情報を基に作成。

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