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LINEやYouTubeの新機能「グループチャット」は便利?使い方は?
2017年8月、スマホ版YouTubeアプリとLINEが相次いでグループチャット機能を新搭載した。どちらも動画や中継を見ながら複数人でチャットできる機能だが、使い勝手は少々異なるため、その利便性を考えてみよう。

◆気心の知れた少人数でのチャットに向くYouTube「グループチャット」

YouTubeとLINEに相次いで搭載されたチャット機能。YouTubeは「グループチャット」、LINEは「チャットライブ」と名称こそ違うが、基本的には「同じようなことができる」と考えていいだろう。

YouTubeの「グループチャット」(「プライベートチャット」とも呼ばれる)は、ひとつの動画を見ながら数人が同時にチャットできる機能。

もともとは北米で試験的に実装されていた機能で、2017年8月から日本のスマホ版アプリでも使えるようになった。まだ公式アプリ版の限定機能なので、本格的な展開はこれからということかもしれない。

チャット機能は、1対1から最大30人までが参加可能。チャット非参加のユーザーは内容を見られないので、誰でも参加できるコメント機能と、ケースバイケースで使い分けてほしいということだろう。

やり方は簡単で、YouTubeアプリの「共有」タブから進められる。

ただし、自分用のマイチャンネルを開設していることが前提条件。マイチャンネルは無料かつ、動画の投稿をしなくてもOKなので、チャットのためだけに開設してもOKだ。

また、チャット参加者はYouTubeの連絡先へ事前に登録しておかなければならない。登録メンバーはチャットへ招待もできるのだが、招待された側が強制参加になってしまう点は気になるところ。

たとえば招待されて「面倒だな……」と感じた場合に、参加後にすぐ退出というのは気が引けるだろう。このあたりは、欧米のフラットなコミュニケーションが前提という印象。どちらかといえば、気心の知れた者同士の少人数向けチャットに向きそうだ。

◆身内トークから大人数ライブ中継まで“何でもあり”なLINE「チャットライブ」

かたやLINEの「チャットライブ」は、トークルーム内でのグループトークに、動画(=ライブ中継)機能を加えたスタイル。AndroidおよびiPhone、いずれもLINEアプリのバージョンが7.9.0以降なら、基本的に利用できる。

動画にチャット機能を付加したYouTubeとは、考え方が逆といえるかもしれない。最大参加人数も200人までと多く、「動画をシェアする」というコンセプトが明快だ。

たとえば子供の動画を見ながらの家族や親戚同士での少人数トークから、数十人・数百人単位でのライブ中継まで、幅広いシチュエーションでの利用が想定されているのだろう。

誰でも気軽に&楽しく便利に……という欲張りな要求に応えてきたLINEだけに、かゆいところにまで手が届く仕様は、さすがのひと言。

写真と同様に動画のエフェクト機能が豊富な点も、LINEならでは。動画サイズを選択できたり、音声なしの映像だけを流せるなど、遊び感覚と利便性を両立させている点も同様だ。

また、ライブ映像やスマホ内に保存されている動画だけでなく、YouTubeの再生画面を見ながらチャットできる機能もある。サービス開始時ではiPhone版のみの対応だが、追ってAndroid版にも動画機能が搭載されれば、YouTubeの強力なライバルになるかもしれない。

一方で、トークルームに全機能を詰め込んだことで、LINE初心者には敷居が高くなりつつあるのもたしかだろう。ただでさえ多機能化&肥大化したトークルームには、現状でもライトユーザーからは「LINEはよくわからない」という声も聞こえてくる。そろそろ抜本的なUI変更も必要ではないかと思うのだが、いかがだろうか。

YouTubeとLINEから新しく登場した「グループチャット」機能。サービスごとの違いや「もう一声!」という部分もあるが、動画を介した今までにないコミュニケーションの楽しみを提供してくれるかもしれない。

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