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【iPhone/iPad/Mac】最強の共有機能「AirDrop」の便利な使い方と注意点
写真や映像、連絡先、位置情報などのデータをApple製デバイス間でワイヤレス送信できる「AirDrop(エアードロップ)」。GB単位のコンテンツもサクサク送れる最強の共有機能の利便性や利用方法について見ていこう。

◆AirDropでできること

AirDropとは、近くにいるApple製デバイス同士でデータをワイヤレス送信できるApple独自の共有機能だ。iPhoneからiPhoneへ、iPhoneからiPad/iPod touchへ、iPhoneからMacへ、MacからiPhone/iPad、iPod touchへ……さまざまなファイルを送り合うことができる。

AirDropを使えば、以下のようなデータが共有可能だ。

・写真(複数点同時送信可能)
・音声
・映像
・テキストや表計算ソフトで作成したファイル
・圧縮ファイル
・連絡先
・位置情報
・Webサイト
・App Storeのアプリ情報

なお、対応OS/モデルは以下のとおりだ。

・iOS 7以降のiPhone(5以上)、iPad(第4世代以降)、iPod touch(第5世代以降)
・OS X Yosemite(10.10)以降のMac(MacBook、MacBook Pro、MacBook Air、iMac、iMac Pro、Mac mini、Mac Pro)

◆大容量データもサクサク共有できる!

AirDropはかつての赤外線通信のような感覚で利用できるが、扱えるデータ容量が格段に違う。GB単位の動画も送れるし、Mac間ならUSBメモリやブルーレイディスクに入りきらないほどの大容量ファイルであってもワイヤレスで送受信できる。

通信にはBluetoothとWi-Fiを使うため、転送速度も速く、iPhoneで撮った写真1枚程度なら瞬きする間に送信完了だ。

また、カメラマンから撮影データを受け取る業務用途など、大容量のデータをやり取りするケースでは、かつては数十GB以上のデータを外部メディアやストレージサーバを介して受け渡ししていた。この場合、HDDにコピーしてサーバにアップロードする時間に加え、サーバからPCへダウンロードする時間など、かなり長い時間がかかってしまう。

だが、AirDropが登場してからは、HDDへコピーするのみの感覚で相手のPCにデータを送れるように。ほぼ半分の時間でやり取りがすむ体感なので、データが大容量になるほどその恩恵は大きい。

それでは次からは具体的な使い方について確認していこう。

◆AirDropでデータを送受信する方法【iOS 11の場合】

・データを送る
(1)画面下から上方向にスワイプしてコントロールセンターを開くか、「設定」アプリを立ち上げて、Wi-FiとBluetoothをオンにする
(2)アプリで共有したいファイルを開き、共有ボタン(長方形に上矢印が合わさったマーク)をタップ
(3)近くにいるユーザーのデバイス名をタップして相手が受信を許可すれば共有完了

※送りたい相手の名前が表示されない場合は、「データを受け取る」の設定をしてもらうこと
※「マップ」アプリで位置情報を共有する場合は、地図上で現在地を表示し、「現在地を共有」をタップ→送りたい相手のデバイス名をタップ

・データを受け取る
AirDropで受信設定がされていない場合は、以下の手順で設定しておく。

(1)画面下から上方向にスワイプしてコントロールセンターを開く
(2)左上のネットワーク設定カードを強めに押すか長押し
(3)左下の「AirDrop」のアイコンをタップ。データ共有したい相手が連絡先に登録されている場合は「連絡先のみ」をタップ、そうでない場合は「すべての人」を選択

これで設定は完了。データが届くと、「AirDrop:○○さんが(ファイル名)を共有しようとしています。」という画面が表示されるので、よく確認して「辞退」または「受け入れる」をタップする。

なお、iOS 10の場合も大方の手順はiOS 11と同じ。iOS 10ではコントロールセンターに「AirDrop」のアイコンがあるので、Wi-FiとBluetoothをオンにした上でAirDropアイコンをタップ。共有範囲を選択しよう。

◆AirDropでデータを送受信する方法【Mac OSの場合】

・データを送る
(1)Finder→移動→AirDropを開く
(2)AirDropマークの上方に、ワイヤレス通信可能なデバイスが表示されるので、送りたい相手のアイコンにファイルまたはフォルダをドラッグ&ドロップ。複数の選択も可能だ

※送りたい相手の名前が表示されない場合は、「データを受け取る」の設定をしてもらうこと

・データを受け取る
AirDropで受信設定がされていない場合は、以下の手順で設定しておく。

(1)Finder→移動→AirDropを開く
(2)「このMacを検出可能な相手」を「連絡先のみ」または「すべての人」に変更

これで設定は完了だ。

データが届くと、「“○○○”が(ファイル名)を送信しようとしています。」という画面が表示されるので、「受け付けて開く」または「受け付けない」、「受け付ける」のどれかを選択しよう。

AirDrop経由で送られたデータの保存先は、初期設定では「ダウンロード」フォルダとなっている。また、デバイスがスリープ状態になると、送信側のAirDropリストから消えてしまうので、受信時は必ずスリープを解除しておこう。

非常に便利なAirDropだが、近くにいるApple製デバイスユーザーとなら誰とでもワイヤレス通信ができてしまうという注意点もある。連絡先にない相手とは、受け取りの許可をしない限りデータの共有はできないが、「受け入れる」の誤操作をしてしまう可能性もゼロではない。

送受信が終わったらAirDropの設定を「受信しない」に変更することで、意図しない共有を防ぐようにしよう。

最強の共有機能「AirDrop」を自在に使いこなして、これまでにない快適なファイル共有環境をぜひ手に入れてほしい。

※記事内容は2017年10月現在の情報を基に作成。

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