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スマホ・携帯
解約したiPhoneをWi-Fi専用機として使う方法&できないこと
キャリアを解約したiPhoneをWi-FiモデルのiPadやiPod touchのような感覚で使い続けたいと思う人は多いはず。しかし、SIMカードが抜かれた状態ではiOSが起動しないというケースも。ここでは、解約済みのiPhoneをWi-Fi専用機として再利用する方法を解説する。

◆アクティベーションという“壁”

機種変更前に愛用していた古いiPhoneは、電話とキャリアメール以外のほぼ全ての機能を使い続けることが可能だ。

機種やiOSのバージョンによってはSIMカードがささっていなくてもWi-Fi専用機として問題なく使用できるようだが、解約済みのiPhoneを起動した際に「アクティベーションが必要です」というアラートがあり、Wi-Fiネットワーク選択後も「SIMが必要です。SIMカードを挿入してください。」と表示された場合は、注意が必要。

アクティベーションとは、デバイスの利用を可能にするために必要な認証処理のこと。

「アクティベーションが必要です」のアラートが出たあとは、Apple IDとパスワードを入力すればいいのだが、「SIMが必要です。」というアラートが表示された場合、使用可能なSIMカードを挿入しない限り先に進むことができず、アクティベーション作業が完了できないのだ。

◆アクティベーション用のSIMカードを入手して古いiPhoneをWi-Fi機に!

このアクティベーションの“壁”を突破するのに役立つのが、アクティベーション専用のSIMカード。「アクティベートカード」、「アクティベートSIM」などと呼ばれる場合もあるので、“アクティベーション SIM”、“アクティベート SIM”などのキーワードで検索してみてほしい。

Amazonなどの通販サイトから数百円で入手できるが、機種や契約していたキャリアによって必要なSIMカードが異なるので、購入前にはよくチェックすること。

古いiPhoneの機種とアクティベーション用SIMの相性が合わなかった……との報告もあるが、成功者も多数いるので試す価値はあるはず。

アクティベーション用のSIMカードさえ手に入れば、あとのアクティベート作業は簡単だ。

(1)iPhoneの電源をOFFに。
(2)iPhone購入時についてきたSIM取り出しツールをSIMスロット横の穴に挿し込み、SIMトレイを引き出す。(※iPhone4以降は本体側面にスロットがある。取り出しツールがない場合は、カーブを伸ばしたゼムクリップでも代用)
(3)カードが入っていれば取り出し、アクティベーション用のSIMカードを正しく装着してトレイを戻す。
(4)iPhoneの電源を入れると、「アクティベーションが必要です」というアラートが表示されるので、「了解」をタップ。
(5)Wi-Fiネットワークを選択する。
(6)Apple IDとパスワードを入力。

これでWi-Fi専用iPhoneの完成だ。

◆Wi-Fi専用iPhoneでできないこと

Wi-Fi専用機となったiPhoneには電話番号がないので、基本的に「電話」アプリとキャリアメール、「メッセージ」アプリの一部の機能は制限される。だが、その他の機能はほぼ正常に使うことができる。

「ミュージック」や「カメラ」はもちろんのこと、FacebookやInstagramなどのSNS、ゲームアプリ、動画再生アプリも問題なく使用できる。電話番号がなくてもLINEやSkypeの通話機能は使えるので、Wi-Fi環境さえ整っていれば、契約中のiPhoneとほぼ同じ感覚で使い続けることが可能だ。

注意したいのはGPS。モバイルデータ通信が使えなくなるので、外出先でWi-Fiの電波が途切れてしまうと「マップ」やカーナビアプリも使用できなくなる。要はWi-FiモデルのiPadやiPod touchと同じ使用感というわけだ。

では、Wi-Fi専用機となったiPhoneでできないことをまとめておこう。

【できないこと】
・電話番号による発着信、SMS、MMS
・モバイルデータ通信と、モバイルデータ通信が必要な操作


また、運よくアクティベーション用のSIMカードを使わずに利用できた場合についてだが、この場合iOSのアップデートができない。しかし、アクティベーション用SIMを使った場合であればアップデートも問題なく可能だ。

新しい機種に乗り換えた後でも旧端末をサブ機とすることで、バッテリー切れの心配を減らしたり、用途を絞った専用端末として柔軟に運用することができる。使わずに眠らせておくには惜しいので、キャリア切り替えや機種変更の際にはぜひトライしてみてほしい。

※記事内容は2017年10月現在の情報を基に作成。

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