スマホ・携帯
2017年10月13日
「Apple Pay」の支払いでもたつかないための「Touch ID」おすすめ設定方法
遠藤政樹
[@niftyのサービス]
◆Apple Payでエクスプレスカード設定すればTouch ID不要
Apple Payでガラケー時代からおなじみの“おサイフケータイ”的な使い方をする場合、エクスプレスカードとして交通系ICカード(「Suica」)を事前に登録しておけば、通常のSuicaと同じ感覚で利用することができる。というのもエクスプレスカードに設定したものは、Touch ID(指紋認証)不要&「Wallet」の起動も必要ないからだ。
つまり、改札をタッチ&ゴーで通過でき、さらにはコンビニなど交通系ICカード対応レジでの支払い時もスムーズに対応可能なので、すでにSuicaをエクスプレスカードに設定している人も多いのではないだろうか。
問題なのは、Walletを起動しTouch ID認証が必要となる、それ以外のiDやQUICPay対応のクレジットカードで支払いをしたいケース。
だがWalletアプリでは、
・「設定」→「WalletとApple Pay」内にある「ホームボタンをダブルクリック」のスイッチをオン
という設定にすれば、iPhoneがロック状態時に画面をダブルクリックでWalletの起動が可能。一見するとスムーズに利用できるように感じられる。
ところが、この“ダブルクリック”がくせ者で、うまくいかずWallet起動や認証などにもたついてあせってしまうことも……。
◆Apple Payのカード設定&起動オプションを見直す
どうしてこのような現象が起きてしまうのかというと、Walletの起動設定がデフォルトでは、ホームボタンをダブルクリックしないとTouch IDによるロック解除が機能するようになっているからだ。そのため、「エクスプレスカード以外のカードに切り替えようとしてホーム画面を急いで触り、Walletではなくホーム画面を開いてしまう」といったミスをしてしまうことに。
これを防ぐには、まずApple Payのカード設定を変更しよう。
(1)「設定」→「WalletとApple Pay」と開き「メインカード」をタップ
(2)メインカードにしたいカードを選択
ここで設定したメインカードが、ロック画面でホームボタンをダブルクリックしたときに使用可能なものとなる。利便性を考えて、交通系ICカードをエクスプレスカード、メインカードにその他のものを指定するのがオススメだ。
次にダブルクリック時の思わぬ事故を回避するためには、
(1)「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「ホームボタン」の順に進む
(2)「指を当てて開く」スイッチをオフにする
という操作手順で設定変更しておこう。こうしておけば、Touch ID必須のカードを使おうとしたとき、スリープ画面でうまくダブルクリックできずとも、ロック解除機能が発動してしまうことはなくなるはず。
なお、設定を変える以外の対処方法としては、ダブルクリックをTouch IDに登録した以外の指で行うのもあり。自分に合った方法を選んで、スマートにApple Payを使いこなしてもらいたい。
※記事内容は2017年9月現在の情報を基に作成。
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