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パソコン・ソフトウェア
突然の「Windowsサービスに接続できませんでした」警告って?
Windowsの起動時、突然「Windowsサービスに接続できませんでした」という警告が出てしまうケースが、Windowsのバージョンに関係なく多発している。その原因と対処法を調べてみよう。

◆Windowsサービスに接続できないエラーは、文面のイメージほど怖くない?

Windowsの各バージョンを起動した直後、これまで経験したことのない警告が出てしまう。そんな不可思議な状況が、2017年春頃から多発している。

「Windowsサービスに接続できませんでした。この問題により、制限付きユーザーはこのシステムにログオンできなくなります」(一部略)

何やら恐ろしげな警告なのだが、一体これは? 何かのウィルス!? などと焦ってしまうユーザーが後を絶たないという。

結論から言ってしまうと、該当するPCが個人ユーザーのものなら、こうした警告が出ても通常使用に問題はない。利用者=管理者=Administratorなので、そのユーザーがWindowsを使う上で、支障が出ることはないわけだ(とはいえ、なんだかちょっと気持ち悪いことに変わりはない)。

一方、オフィスのように複数のユーザーが利用する環境のPCだと、困ってしまう。何をしたわけでもなく急に現れる警告なので、多くの方は面食らってしまうだろう。

警告が表示される原因は、どうやらWindowsの更新にあるらしい。更新時に何らかの事象が重なると、このような状態になってしまうようだ。なので、警告が出ないユーザーもいれば、何度も遭遇してしまうケースもある。環境に左右されるため未然に防ぐことは難しいかもしれない。

◆「Windowsサービスに接続できませんでした」警告が現れた場合の対処法

時には不具合が生じてしまうこともあるWindowsの更新。とはいえ、しないわけにはいかないのも確か。困ったものだが、なってしまった場合の対処法は、実は思っているよりも簡単だ。

(1)スタートメニューを開き、「コンピューター」を右クリック「管理」という項目を選ぶ
※Windows10ではスタートメニューを右クリックし「コンピューターの管理」を選ぶ
(2)「コンピューターの管理」画面で、左側のメニューから「サービスとアプリケーション」を選び、表示された「サービス」をダブルクリック
(3)アルファベット順に各種のWindowsサービスが一覧表示されるので、その中から「System Event Notification Service」と「Themes」の2項目を確認

このとき各サービスの「状態」タブが「開始」、「スタートアップの種類」が「自動」になっていれば正常。「無効」になっていたなら、変更してWindowsを再起動すればOKだ。

◆設定が正しいのに警告が出てしまう場合はどうすれば…?

状態タブが「開始」、スタートアップの種類が「自動」になっている場合でこの表示が出てしまっていた場合はどうすればいいのだろう。

その場合は「コマンドプロンプト」を「管理者として実行」する。MS-DOS時代からのユーザーにはおなじみの、“呪文”が並ぶ画面だ。

「\Windows\system32>」という部分にカーソルが点滅しているはずなので、キーボードから「netsh winsock reset」と入力しリターン。さらにWindowsを再起動。

おおよそ6~7割のケースは、これで解消するはずだ。ダメな場合は、Windowsをセーフモードで起動し、同じ手順を繰り返してみよう。

それでも元に戻らなかったり、いったんは解消されたのに再び起こる場合は、先の「System Event Notification Service」と「Themes」を右クリックし、「再起動」をクリック。やっていることは「netsh winsock reset」と同じなのだが、なぜかこうしないと正常なリセットが行われないケースもあるようだ。

ここまでやってもダメなレアケースでは、残念ながら対処法が見つかっていない。その場合は、あきらめてそのまま使うか、Windowsを再インストールするなどの方法を考えた方がいいかもしれない。

なってはほしくない事態だが、いざというときにもあわてないよう、心の準備だけはしておこう。

※記事内容は2017年9月現在の情報を基に作成。

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