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ビジネス・経済
フードデリバリー「UberEATS」が出前サービスに革命を起こす!?
ハイヤー配車アプリ「Uber(ウーバー)」が展開する、新たなフードデリバリー(出前)サービス「UberEATS(ウーバーイーツ)」。マクドナルドとの連携もスタートした同サービスの魅力と、他サービスとの違いを探ってみた。

◆ハイヤー配車のコンセプトを出前に応用した「UberEATS」

「Uber」といえば、欧米で大人気の“自家用車を利用した”ハイヤー配車アプリ。そのUberテクノロジーズが日本(東京都内)で2016年秋から開始した新サービス「UberEATS」が、じわじわと人気を集めている。

ちなみに、東京は同サービス・エリアの8カ国・34都市目。カナダのトロントで開始されて以来、ロンドンやパリなど、提携店は全世界で3,000店を超えるという。

いわゆるフードデリバリー(出前)サービスなのだが、既存のデリバリーサービスとの違いは、Uberならではの“自家用車を利用”している点だ。

といっても、ハイヤー配車のような“車”ではなく、使われるのは自転車か125cc未満のバイク。自転車や原付バイクなので、「配達パートナー」と呼ばれる配達員にもなりやすい。サービス開始当初から1,000人以上の配達パートナーが登録されているのも、そのためだ。

この“誰でも配達員になれる”点が、いかにもUberらしいポイントともいえる。同様の概念で一気にシェアを拡大した、ハイヤー配車と同じコンセプトなのだ。

既存の(ネットを利用した)デリバリーサービスは、いずれも専門の配達員が出前を担う。ピザのデリバリーをイメージするとわかりやすいが、バイトとはいえ専門スタッフなのだ。つまり、専門の配達員を雇用できる、大手チェーンしか参入できない。

かたや専門スタッフの雇用が不要なUberEATSは、個人営業のラーメン店やカレーショップ、ドーナツ屋など、どんな飲食店でもデリバリーが可能になる。オフィス街などで人気の屋台ショップでも、UberEATSと契約すればデリバリーに進出できるわけだ。

◆路上にポテトひとつでもOK! ユーザーライクなUberEATSが出前の常識を覆す!?

配達(出前)してもらう側からすれば、小さな専門店のメニューも選べるのはうれしい。デリバリー=ある程度ジャンルが決まった食べ物……という常識が、根底から覆されるのだ。

個人配達員なんて大丈夫なのか? と思われるかもしれないが、配達パートナーは講習会や書類審査を経て認定されるため、大手チェーンの配達スタッフと何ら変わりない(はず?)。

実際の配達(出前)もユーザーライクだ。

たとえば既存のサービスでは、自宅やオフィスなど、住所・所有者・電話番号を特定できる場所にしか配達できないケースが多かった。車や公園にピザ配達……などというシチュエーションはバラエティー企画のようだが、UberEATSならそれも当たり前。

注文者の位置情報にスマホのGPS機能を利用しているため、極端な話、単なる路上への配達もOKなのだ。こうしたシステムは、Uberのハイヤー配車アプリと同様だ。

専用アプリ(要・ユーザー登録)を開くと、GPS連動で近場の契約店がリストアップされる。現在地も自動登録され、あとは好きな店&メニューを選ぶだけ。決済はクレジットカードなので、現金の持ち合わせがなくても大丈夫。

近場の店なので、配達にも時間はかからない。注文から配達までの所要時間は、世界平均で35分ほどだという。

メニューは単品から配達してもらえるので、お一人様の利用も問題なし。大戸屋やマクドナルドといった大手チェーンとも提携しており、それこそマックフライポテトひとつから注文できる。(※マクドナルドの場合は別途、配送手数料380円が必要。他の飲食店はメニュー金額に配達料が含まれる)

現在は東京都内・一部エリアのみのサービスだが、今後、提供エリアが広がれば、フードデリバリー業界に革命を起こすかもしれないUberEATS。初回用クーポンなどお得なサービスも用意されているので、まずは一度、お試しされてはいかが?

※記事内容は2017年7月現在の情報を基に作成。

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