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紙の手書きメモが即座にデジタルデータ化される面白ガジェット
情報デジタル化が急速に進む現在、逆に“手書き”にこだわるガジェットが注目され始めている。紙の手書きメモを“そのまま”デジタルデータ化できるデバイスとは?

◆まるで回覧板!? 手書きメモ保存ツール「Bamboo Slate」が面白い

“手書き”の機会が激減した今だからこそ、あえて手書きにこだわり、デジタル化との融合を図る人たちが増えている。情報通といわれる層ほど、そうしたこだわりが強いとも?

手書き+デジタルデータといえば、まず思い浮かぶのは手書きアプリか、ソニー「DPT-RP1」に代表される電子ペーパーだろう。

が、前者は使い勝手が悪く、「手書きメモ代わり」としては心許ない。後者は高機能だが、そこまで大げさでなくても……と思われる方も少なくないはず。

そこで今、ITガジェット好きな情報通から注目されているデバイスがある。Wacomの「Bamboo Slate」シリーズと呼ばれる製品だ。

板状になった本体は、懐かしい回覧板をイメージするとわかりやすい。板に紙を挟んである、アレだ。

この本体上に紙を置き(回覧板のように紙を挟み)、専用ペンで文字や絵を描くと、同期させたタブレットやスマホにデジタルデータとして保存される。書いた紙はそのまま保管してもよし、誰かに渡しても構わない。

この製品の面白さは、「手書きメモとデジタルデータが同時に残る」こと。

たとえば何かの下書きを、段階を追って保存することも簡単だ。アンケートを取る際などは、書いてもらうだけでアンケート用紙とデジタルデータの両方が残る。工夫次第で、さまざまな用途に活用できるだろう。

さらに便利なのは、紙なら何でもいいこと。不要なレシートの裏でも、喫茶店の紙ナプキンでもOK。あらゆるシーンで、思い立ったらすぐメモ! という使い方が想定されているのだ。

◆手書きノートをデジタル化できるMoleskin「スマートライティングセット」

どんな紙を用いてもすぐにデータ化できるのはありがたいが、「Bamboo Slate」は手書きメモの即時データ化・保存に特化した仕様なので、たとえばノートを少しずつ仕上げていくような用途には向かない。

そうしたニーズであれば、追記が自在にでき、“1冊のノート”としてデータを構築できる、Moleskin「スマートライティングセット」が便利だろう。ビジネスシーンで普段からノートを活用されている方にもオススメ。

基本的な使い方は「Bamboo Slate」と同様だが、こちらは筆記具が専用ペン&専用ノートになるため、注意が必要だ。

Moleskinといえばイタリアの著名な手帳ブランドなので、ノートの使い勝手は問題なし。なのだが、いかんせん高価。思い立ったら即メモ……というわけにはいかない。

類似製品が少ない現状では、書くものが「メモ」なのか、「ノート」なのかによって、どちらがいいかを選択しよう。

手書きメモの撮影・保存・加工ツールは多いが、過程が数段階に渡るため、手書きのメリットでもある速記&速効性と相反してしまう。その点、手書きがそのままデジタルデータ化される利便性は、使ってみればすぐに納得できるはずだ。

なにより、いかにも「ITガジェットです」という、面白グッズ的な一面を持ち合わせているのがいい!(笑)。一風変わったツールを使ってみたいと思われている方は、ぜひお試しあれ。

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