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スマホ・携帯
スマートフォンの動画を大画面テレビに無線で飛ばしたい!
スマホの動画やゲームをテレビの大画面で見たいけれど、有線での接続は面倒……という人のために、無線で簡単に飛ばせる方法を解説する。無線接続ならではの注意点も覚えておこう。

◆iPhone内の動画やゲームを無線でテレビに飛ばす「AirPlay」

スマホ内の動画やゲームをテレビで見られれば、大画面で堪能できることはもちろん、仲間内でワイワイ集まるような機会でも、スマホが“お楽しみギア”のひとつになってくれる。

スマホとテレビの無線接続には、iPhoneなら「AirPlay(エアプレイ)」、Androidなら「Miracast(ミラキャスト)」という方法を利用する。いずれも、「(スマホの)画面情報を無線で通信する規格」のことだ。

似たような技術ではあるが、AirPlayがAppleが開発したのに対し、MiracastはWi-Fiの通信規格を管理する団体「Wi-Fi Alliance(ワイファイ・アライアンス)」による規格となっている。

◆AirPlay経由で映像を無線で飛ばして楽しむには「Apple TV」が必要

では、スマホの設定をいじるだけで簡単に無線接続できるのか……といえば、そうもいかないところが悩ましい。

iPhoneユーザーの方は、Apple謹製の「Apple TV」という専用無線アダプタを用意しよう。これがなければ「AirPlay」を使って、映像を無線で飛ばして見ることができない仕様なので、致し方ない。

Apple TVとテレビは、HDMIケーブルで接続する。iPhoneとの接続はWi-Fiなので、「コントロールセンター」から「AirPlay」~「ミラーリング」をオンにすればOK。設定は簡単なので、Apple TVさえあれば問題ないはずだ。

この「Apple TV」、以前は9,000円ほどで購入できたのだが、現行モデルでは15,800円~20,800円(税抜)と大幅な値上げ。単なるアダプタから多機能なセットトップボックスに進化したとはいえ、無線接続のためだけに使うには……。

有線の「Apple Lightning Digital AVアダプタ」なら5,200円(税別)ほどなので、iPhoneユーザーの方は有線接続の方がいいかもしれない。

◆Android端末内の動画やゲームを、無線接続の「Miracast」でテレビに飛ばす

一方Android用の「Miracast」なら、スマホとテレビだけで完全無線接続も可能だ。

ただし、テレビが「Miracast」対応であることが条件に。現状ではSHARP「AQUOS」シリーズの一部モデルだけなので、多くの場合はApple TVのようなMiracastアダプタが必要になる。

実売価格は7,000~8,000円ほどで、Microsoftなど数社から発売されている。正規のMiracast規格品ではない安価な海外製品もあるが、動画の途切れなど不具合も多いようなので、ご利用は自己責任で。

スマホ側の設定は機種によって異なり、Xperiaでは「機器接続~スクリーンミラーリング」、Galaxyでは「SmartView」、Nexusでは「ディプレイ~ワイヤレスディスプレイ」から設定できる。設定自体は1タップなので、設定項目さえ見つけられれば悩むことはないだろう。

ちなみに、Miracast規格が標準対応になったのはAndroid4.2から。それ以前のバージョンモデルでは利用できない。再生能力はバージョンごとに進化しているので、できればAndroid6.0以降で利用したい。

再生能力は、スマホの処理能力にも大きく依存する。動画がカクカクする場合は、知人の端末などを借りて試してみよう。

Wi-Fi処理も機種によって異なり、一部には「Miracast利用中は他のWi-Fi接続ができない」端末もあるようだ。Wi-Fi専用環境での利用は、避けた方がいいかもしれない。

Android端末の無線接続には「Chromecast」もあるが、あちらはあくまで「オンラインコンテンツをWi-Fiで飛ばす」規格。スマホ内のローカルコンテンツには非対応な機種も多いので、所有端末の情報をきちんと調べてから利用したい。

※記事内容は2017年6月現在の情報を基に作成。

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