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ビジネス・経済
栄養も活動もアプリで“見える化”! 毎日をプチ達成感の連続に
健康もアプリで攻略する時代。話題のダイエットアプリを生活改善や筋力アップ、腸活・温活など、ダイエット以外の目的で活用する人が増えている。栄養や活動を“見える化”することで、毎日の生活はどう変化するのだろうか。人気ダイエットアプリ「あすけん」で試してみた。

◆アプリ「あすけん」を使って生活習慣の見直しを図る

筆者は身長153cm、体重44kg前後、体脂肪率17%前後の女子。体組成測定では筋肉型スリムに分類されるので、ダイエットの必要性は感じていない。だがここ数年ちょっとした体の悩みが生じたため、それらを克服するべく健康アプリを使って食生活改善に取り組むことにした。

(アプリ導入前の悩み)
・健康診断でLDLコレステロールが高すぎると注意を受けた
・腸活が思うようにいかない(つまり便秘気味)
・筋トレをしているのになぜか体脂肪率が急増する(筋肉を燃焼してしまう)

体温を、ひいては免疫力を上げるべく筋肉を増やしたい。なのにやればやるほど体脂肪率がアップしてしまう。

「なぜ?」とジムのインストラクターに相談したところ、「食生活を根本から見直しましょう」と、話題のダイエットアプリ「あすけん」の使用を勧められた。コレステロールの問題については運動と食事でなんとかするようにと主治医から指示を受けているので、これはいい機会だ。即ダウンロードし、登録することに。

食べたものや体重、活動内容、食事の時間などをざっくり記録するだけと、使い方はいたって簡単。記録といってもリストの中から選べばいいので、大した手間はない。登録が終わると、摂取したエネルギー量(カロリー)や栄養素がグラフで表示される。

◆栄養素を“見える化”して見えてくるもの

やせたい人からすれば“レコーディングダイエット”になるのだろうが、筆者の目的は生活の“見える化”だ。アプリを使い始めて4日目には食生活の弱点が浮き彫りに。運動量は足りている。だが以下に記すように食事が著しく偏っていたのだ。

・朝ごはんを食べなかったり、1日1食の日も
・食事のボリュームが間食(夜食)>夕食>ブランチの順になっていた
・脂質・飽和脂肪酸が、体重から割り出された基準値を大幅にオーバーしている
・カロリーと糖質、脂質は過多、一方、たんぱく質・鉄・食物繊維は基準値以下

LDLコレステロールに便秘の問題は、グラフを見ただけで納得だった。さらに前出のインストラクターからいくつかの指摘を受けた。朝食を食べなかったり、空腹のまま運動をしていたために、筋肉をつけたそばから燃焼してしまっていたのだ。

しかも、たんぱく質の摂取量が足りていない。これまでなんのために筋トレをしていたのか。しかも吸収のいい状態でドカ食いして美容や健康にいいわけがない……。

このように、摂取した栄養素をアプリで“見える化”したことで、食の好みや欠けている栄養素が見えてきた。それさえわかれば、次に何をすべきかは自ずと決まってくる。

筆者の場合は脂身の多い肉が好きで、野菜や豆、乳製品などが圧倒的に欠けていた。脂身をサラダチキンに変え、ミックスサラダを添えて、納豆をプラスする。それだけでも筋肉量はアップし、さらに便秘も解消するはず!?

実際、「あすけん」スタートとともに朝昼晩3食必ず食べるというルールを作り、摂取エネルギー、たんぱく質、脂質、糖質(お試し版では炭水化物)、カリウム、カルシウム、鉄、ビタミンA・E・B1・B2・B6・C、食物繊維・飽和脂肪酸・塩分が基準値内に収まるよう食事の内容を変えてみた。

するとスタートから14日目の体組成計測で、スタート時17.5%だった体脂肪率が13%台に。運動メニューは変えていないのに、いきなり人生最低値をマーク! それも脂肪が減ったわけじゃなくて、筋肉が増えたのだ。

さらに便秘も解消して毎日スッキリ。やったことといえば、食べたものを記録し、パズル感覚で栄養を差し引きしつつ、摂取栄養素グラフを完成させただけだ。それも9割方コンビニ食で!

◆活動も“見える化”してプチ達成感を味わおう!

「あすけん」では、筋トレやランニング、水泳などの運動はもちろんのこと、細かく計算しようと思えば洗い物やゴミ出しなどの家事や入浴、カラオケなどもその日の活動として簡単操作で記録できる。さらに、リストウォッチ型の活動量計やスマホの歩数計とも連動可能。つまり、歩けば歩くだけ、動けば動くだけ消費カロリーが目に見えて増えていく。

活動量を数字で確認できれば、「最近運動不足だから、今日は1駅手前で電車を降りて歩いて帰ろう」とか「ストレッチをして運動量を稼ごう」といった微調整もしやすくなる。「今日は○kcal以上消費しよう」といった目標を設定し、それをクリアすることで、毎日ちょっとした達成感を味わえてしまえるのだ。

筆者に関しては、苦手な家事をこまめにするようになった。洗いものやゴミ出し、犬の散歩をするだけでもどんどん消費カロリーが増えていくわけだから、がぜんやる気がわいてくる。今では、動いた分数を加算することに生きがいを覚えているほど。

◆自力で体質改善を目指す人も!

「あすけん」はSNS的な要素もあり、食べたものや運動内容、摂取栄養素グラフやそこから導き出される健康度などを日記と一緒に公開することができる。もちろん他の会員の日記に対するコメントを送ったり、互いにフォローしあったり、励ましあったりも可能だ。

こうした機能を駆使して楽しみながらダイエットをする人が多い中、糖尿病や高血圧症などの持病克服を目指す人や、体質改善に取り組む人も意外に多い。また、筆者のように筋肉量を増やして基礎代謝を上げたい(→免疫力を上げたい)という人もいるかもしれないし、健康診断攻略を目的に使っている人もいるだろう。

使い方は人それぞれ。だが毎日の食事や活動を数値やグラフで“見える化”することで、モチベーションが上がるのは間違いない。ちょっとした工夫で体調や体型が変わっていく。達成感も味わえる。それだけでも、アプリを導入するメリットは大きい。

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