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クレジットカード、ICカード、駐車券…スマホと“相性”が悪いカードはどれ?
クレジットカードや駐車券をスマホと一緒にポケットに入れてしまい、磁気不良で使えなくなった経験はないだろうか。ここでは、各種カードとスマホの相性を検証。磁気不良の予防策を考えていく。

◆磁気ストライプ付きのカードは要注意

スマホと一緒に持つことで、磁気不良を起こしがちなのは、裏面に黒い帯、いわゆる磁気ストライプがついたカードだ。磁気を発しているのは主にスマホのスピーカー部分だが、スマホケースの留め具に使われる磁石が磁気ストライプに影響を及ぼすケースも。

磁気ストライプはキャッシュカードやクレジットカードのほか、Tカードなどのポイントカード、ガソリンスタンドなどのプリペイドカード、IDカードなどにも採用されている。スマホと接触させたり、近づけることで磁気不良を起こす可能性があるので注意が必要だ。

忘れてはならないのが駐車券。これがほんの一瞬、スマホと接触しただけでも磁気不良を起こすこともあったりする。

スーパーやショッピングモールなどの駐車場では、買い物をしたり施設を利用することで駐車券にスタンプを押してもらえたり、一定時間分の無料券をもらえるケースが多い。ところが買い物を終え、いざ精算機に駐車券を挿入した時点でとんでもない金額が表示され、驚いたことは?

筆者は東京都立のとある施設で、600円ですむところを、磁気不良+出庫渋滞という不運が重なり5000円近い駐車料金を支払った経験がある。駐車券をよく見ると、磁気テープの近くに「折り曲げないでください/濡らさないでください/磁気に近づけないでください」と書かれていた。後日係員に問い合わせると、「よくある現象」とのこと。

翌週は駐車券をスマホから遠ざけていたのだが、また同じ金額を請求された。二度目は駐車場スタッフにスタンプを確認してもらい、手動で出庫させてもらえたが、領収証はあきらめるハメに(手書きで発行可能だと言われたが、出庫渋滞ができたため辞退した)。

◆危険なのはスマホだけじゃない!「マグネット付き雑貨」にご注意

都立の施設で2週連続の駐車券の磁気不良という悲劇に見舞われたので、荷物を徹底的に調べてみた結果、駐車券を入れていたバッグのポケットに磁石があった。スマホやタブレットは駐車券から遠ざけていたので、磁気不良の原因はおそらくこれだろう。

手帳型スマホケースやバッグのマグネットのほかにも、磁気ネックレスや磁気ブレスレット、スピーカー(イヤホンやヘッドフォンのスピーカーも含む)、IH調理器具、電子レンジなど、磁気ストライプ付きのカードに影響を及ぼすものはたくさんある。

使えるカードをわざわざ電子レンジに投入する人はいないだろうが、磁気を帯びているものに近づけると磁気不良を起こす可能性があるのでご注意を!

なお、磁気の影響ではなく、磁気ストライプの汚れや破損によるエラーも起こりうる。「磁気不良かな?」と思ったら、再発行手続きをとる前に、まずは黒い帯部分を布などで軽く拭いてみてほしい。磁気ストライプ部分をセロハンテープで補強するという応急処置法もあるそうだが、真偽のほどは明らかではない。

駐車券に関しては、黒い帯がついていないものも増えている。だが「磁気に近づけないでください」などと注意書きがされているものは磁気の影響を受けるので、取り扱いは慎重に。

ちなみに、交通系ICカードなどの非接触型ICカードは磁気の影響を受けないが、スマホが発する電波の干渉を受けることはあるという。駅の改札をスムーズに通過できなかったり、コンビニのレジで手間取ると、後ろに並ぶ人に迷惑をかけてしまうので、手帳型スマホケースに入れている場合は読み取りエラー防止用のシートを使用するのも一手だ。

科学が進歩していっても、磁気不良の発生はまだまだなくせないようだ。ちなみに「磁気遮断カードケース」というものも存在している。磁気は磁性の高い物質に優先して作用するという性質があるため、磁石に引き寄せられややすい金属(鉄など)に囲まれた空間内には、磁力が届かなくなるのだ。心配な方はこのケースを購入してみてはいかがだろう。

上記性質を利用して、磁気カードをタオルで包み鉄製の箱の中に入れれば磁力は原則通らない。だが、鉄の箱を鞄の中に入れて持ち歩くのは大変だし、あまりにも元の磁石が強過ぎると、鉄の箱が磁性を帯びてしまう危険性もある。やはり値段ははるがケースを購入するか、磁気を帯びたカード類の取り扱いに注意するのが現実的だ。磁気カードはくれぐれも大事に扱おう。

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