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スマホ・携帯
知らない番号からの電話には、すぐに折り返してはいけない?
警察庁の発表によると、架空請求詐欺や還付金詐欺などの「振り込め詐欺」は近年減少傾向にある。だが、全体としてはまだ年間400億円近い被害が出ており、しかもよく見ると“オレオレ詐欺”が増加傾向にある。そんな状況で突然かかってくる知らない番号からの電話。はたして折り返すべきなのだろうか?

◆突然の見知らぬ番号からの着信。気にはなるけれども……

携帯電話が出始めた黎明期なら着信があれば折り返すのが暗黙のマナーだったのだろうが、上記のような状況である昨今、見知らぬ番号からの着信は折り返さない人がかなり多くなっている。

急ぎの用件だったのにどうしてすぐに折り返さないのだと、かけている側からするとイライラすることもあるが、「留守電がなければ折り返さない」「同じ番号から2度着信がなければ折り返さない」など自衛手段を講じているような人は、詐欺対策という面から見れば、褒められこそすれ責められることではないだろう。

とはいえ、受ける側は受ける側で、仕事の連絡の可能性を考慮しながら無視をするのも心苦しいものだ。

知らない番号からかかってきたら、まずWeb検索する癖をつけよう。最近では、着信番号を迷惑電話かどうか簡単に調べられるWebアプリもたくさん出ている。市外局番やフリーダイヤルからの着信で怪しい番号なら、有志の努力によりかなりの情報がWeb上に公開されている。

だが、もし携帯電話の番号だったら。仕事先からの可能性は捨てきれないが、基本的には折り返さない方が無難だ。

◆知らない番号に出てしまった場合の対処法

思わず電話に出てしまった場合はどうすればいいだろうか。

まずは、落ち着いて相手の名前を聞くことから始めよう。販売系の業者だったら一方的に切って、着信拒否してしまって問題ないし、相手が名乗らないようだったらもうその時点でおかしい。

両親がオレオレ詐欺の被害にあわないか心配だという人は、事前に電話でのお金の貸し借りの約束は行わないなど家族間のルールを決めておこう。

オレオレ詐欺で多いのが、「電話番号を変えた」「知り合いから電話を借りて今かけている」と電話の冒頭で断りを入れる手口。もし該当する電話がかかってきた場合は、必ず前の電話番号にかけるようにと約束しておくことも大事だろう。

もっとも頻繁に家族と連絡をとっていれば、このような心配はしなくてすむ。毎日は無理でも週に一回5分だけでも、両親と連絡をとるようにしよう。

◆「現金を振り込んで」はもう古い。時代は電子マネー詐欺へ移行

「振り込め詐欺」の被害にあう人は確かに減っている。だが、詐欺師たちも手をこまねいているわけではない。

最近、主流となっているのが電子マネーを買わせる詐欺。テレビで頻繁に特集が組まれ、ATMの周辺に注意喚起のチラシが張られたことにより、現金の振込には多くの人が気をつけるようになってきた。

だが、電子マネーならコンビニで買うだけですみ、ID番号さえ聞き出せば即、現金化できる。詐欺師たちのID番号の聞き出し方は多岐に渡り、LINE、写メール、SMS、口答と対策するのも一苦労だ。

もしあなたがコンビニで、高齢者が不自然に数十万円単位の電子マネーを買っている場面に出くわしたら、「それ、詐欺かもしれませんよ」と一声かけて上げた方がいいかもしれない。

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