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石田三成に続け!? 全国各地の観光PR動画が面白すぎる件
石田三成をテーマに大ヒットした、滋賀県の観光PR動画に続け!? 海外からの旅行者にも「日本はすごい!」と注目されている“面白”観光PR動画で、日本各地を巡ってみよう。

◆滋賀県の石田三成を超えたかもしれない、“蟹取県(!?)”の「鳥取カニ動画」

お堅いイメージで「面白くない」と思われがちだった自治体の観光PR動画が、激動の時代を迎えている(笑)。

その筆頭は、やはり滋賀県の観光PR動画だろう。マイナスイメージも強かった石田三成を主人公に据えるという、逆転の発想で話題を集めたことも記憶に新しい。「武将と~言えば三成~♪」のフレーズが、耳から離れなくなってしまった方も多いのでは?

インパクトでは滋賀県に勝るとも劣らないのが、鳥取県の観光PR動画。鳥取県産のカニをPRする目的で制作された「鳥取カニ動画」は、一度見たらクセになること確実!?

カニの水揚げ量日本一を誇る「蟹取県」こと鳥取県が制作した動画は、架空の情報番組「カニニュース」が基本シチュエーション。カニのように横移動しかできない武道「カニ拳」、蛇口をひねると松葉ガニの身が出てくる「カニ蛇口」、カットにカニのハサミを使うスゴ腕「カニスマ理容師」など、蟹取県のさまざまな話題を取り上げている。

「この動画はフィクションです。現実と間違えないようご注意ください」との注意書きまで表示される映像は、県内倉吉市出身の映画監督、森翔太さんが制作したもの。石田三成にも負けないシュールさは、一見の価値ありだ。

◆ヘヴィメタからアクションまで…地元愛に満ちたPR動画が各地で続々誕生

一方、新潟県の佐渡観光協会(佐渡市)が公開した「SADO METAL」は、動画のコンセプトがヘヴィメタル。ヘヴィメタバンド「THE冠(ざ・かんむり)」の冠徹弥さんが「SADIST冠(サディストかんむり)」としてボーカリストを務め、「朱く染まった面の皮 SADOの天空かき乱すTOKIたち」などの過激な歌詞に乗せ、佐渡の名物や名所を紹介していく。

「佐渡~佐渡金山~日本最大の金銀山~金といえばヘヴィなメタル~メタルの聖地」との発想は、お見事としかいいようがない。

かたや宮城県登米市が発信する動画「Go! Hatto 登米無双」は、登米市の郷土料理「はっと」を守るため、謎のおばあちゃんが謎めいた敵をなぎ倒していく本格的アクション動画。秋田県の「超神ネイガー」、沖縄県の「琉神マブヤー」など、地方の「ローカルヒーロー(ご当地ヒーロー)」とも相通じる作風だ。

◆PR動画の内容実現が公約に!? ミステリーやアニメとのコラボなども

温泉で知られる大分県別府市からは、やはり温泉を題材にした動画が発信されている。が、その内容は「湯船が回るメリーゴーラウンド」に、「温泉の入ったジェットコースター」!?

「湯~園地」計画と命名された架空の温泉テーマパークは、「YouTubeで100万回再生を達成したら実現する」という、市長の公約付き。公開からわずか4日で100万再生を突破し、一年以内の実現を目指すとのことだが、果たして!?

同じ九州では、佐賀県のPR動画「佐賀さいこう!」シリーズも話題だ。明治維新や弥生時代(吉野ヶ里歴史公園)など歴史がテーマになっていて、“佐賀の謎解き人”こと山口祥義・佐賀県知事と助手役の“カノエくん”(佐賀県出身のシンガーソングライター・カノエラナ)が、思わず微笑んでしまうミステリー風ショートストーリーで佐賀県の魅力を伝えていく。

アニメとのコラボキャンペーンにも積極的な同県では、「佐賀県WEB放送局」というPR動画専門のサイトまで開設し、数多くの動画コンテンツを発信している。

SNS時代の情報拡散は、ネットと相性のいいPR動画で。こうした佐賀県の考え方は、各自治体の取り組みを集約しているともいえそうだ。「地元愛」に満ちた各地の観光PR動画から、当面は目が離せそうにない。

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