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SDカードの今さら聞けない基礎知識。用途によって適したカードを選ぼう
デジタルカメラの記録媒体のスタンダードであり、ノートPCにスロットを備えることも多く、ちょっとしたデータ移動にも便利なSDカード。Androidスマホにもスロットを備える機種は多い。その選び方の基礎を改めて整理しよう。

◆SDカードの「大きさ選び」使用デバイスに合ったサイズor最小のmicroSDサイズに着目!

SDカードには「標準サイズ」「miniSD」「microSD」の3サイズがある。それぞれの大きさは、天地サイズ(※書かれている文字が読めるように持った場合の縦の長さ)が32mmなら標準サイズ、21.5mmならminiSD、11mmならmicroSDとなっている。

とはいえ、小さい分にはアダプタというアイテムを使用して、大きいサイズに“変える”ことは安価で容易なので心配ない。アダプタが、あらかじめ製品に付属している場合も多い。自分の持っているSDカードが、実はアダプタにセットされたminiSDカードだったというのもよくあることだろう。

PCとデジタルカメラの場合は、標準サイズでもスロットを備えている場合があるので問題ないが、AndroidスマホなどはmicroSDサイズが多いので、標準サイズのように大きいと使えない。

もし、新たに購入するのであれば、大きさが適したものにするのが一番だが、他の用途にも転用したいと考えているようなら、アダプタ次第で変換がきく最小サイズのmicroSDを選んでおくのもありかもしれない。

◆少しだけややこしい「容量の選び方」標準SDカードはもはや現実的ではない!?

SDカードはサイズの違いもさることながら、基本的には容量によって3種類の「規格」に分けられている。

128MBから2GBまでの容量に対応したのが「(標準)SDカード」、4GBから32GBまでの容量に対応したのが「SDHCカード」、64GBから2TBまでの容量に対応したのが最大容量の「SDXCカード」だ。ただそれらを総称して、普段は「SDカード」と呼ぶ。

最近では、スマホで写真や動画を撮ったり、音楽を聞いたりする人が増えてきていて、保存先としてSDカードを選択している人が多いと思う。こうしておけばスマホ本体の容量を圧迫するのを防げるだけでなく、機種変更などでデータを移動させる際も便利だ。

しかし、現実問題として、標準SDの容量2GBではコンパクトデジカメの使用でも心もとない。動画などを撮るならなおさら。最低でも新たに購入するなら32GBまで対応しているSDXCはほしいところ。

もっといえば、さらに容量が大きいSDXCカードなら最大で2TBのものもあり利用の範囲も広がる。が、価格がそこそこ高めなのに加えて対応しているかどうかは機器によってしまい、まだまだ微妙なのが現状だ。

そう考えるとスマホで使う場合などは、価格のこなれ方からもSDHC規格の32GBサイズにしておくのが無難なのかもしれない。

◆転送スピードは早いに越したことはないが、デジカメ用途以外ではあまり問題ではない

容量に次いでチェックしておきたいのが、SDカードの「速度」。データ転送&書き込みスピードのことで、写真や動画を保存する際の最低速度によってクラス分けされている。速度が速いほど、書き込みやデータをPCへ転送する際にストレスを感じないはず。ただし、当然ながら同じ容量でも速度が速くなるほど値段は高くなっていく。

SDカードのスピードクラスはいくつかあるが、基本的には数字が大きいほど高速と覚えておけば問題はない。SDとSDHCはクラス2~10で、SDHCとSDXCでは「UHS (ウルトラハイスピード)クラス」の1と3がある。

UHS3が現在の最速といったところだが、デジタル一眼レフカメラなどで高画質のムービーを記録するなど、情報量の多いデータをやり取りする必要でもない限り、それほど速度は気にしなくてもいいかも。

コンパクトデジカメやスマホなどでの使用がメインになる場合は、なるべく予算の許す範囲で速めのものにしておこう、くらいの認識で大丈夫だ。賢く使えばまだまだ便利なSDカード、一枚持っておけば安心だ。

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