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パソコン・ソフトウェア
思考をまとめたいなら「アウトラインプロセッサ」活用がオススメ
長文レポートや企画書など、クリエイティブな発想を論理的にまとめる機会は多い。そんなとき、Wordなどのワードプロセッサの新規画面を開いて、いきなり考え込んでいないだろうか。それは非効率。コンピューターの力を借りて思考をまとめるソフトウェア、それが「アウトラインプロセッサ」である。

◆いきなり長文をまとめるのは至難の技…「アウトラインプロセッサ」の力を借りよう!

アウトラインプロセッサは決して新しいものではない。別名「アイデアプロセッサ」とも呼ばれ、ワープロやテキストエディタの一機能として備わっていることも多い。

基本的には「見出し(ノード)」を先に作成して、その下(子関係)に文章を入れていき階層化。リストを作成して中身を整理できる。

さらに、作成したリストは見出しごとに表示・非表示が可能で、それにより全体を見渡しながら長文作成が行える。全体の構成を重要視する論文や企画書などには非常に役立つ。その名の通り、文章の全体の構成(アウトライン)を組み立てつつ編集できるツールなのだ。

たいていの場合、文章は書き出しから書くと思うが、そのやり方は決して効率的とはいえない。論文や企画書の場合は盛り込む内容に漏れがあってはいけないので、最初に章立てを先に決めてから、それぞれの文章を書く方が適している。

アウトラインプロセッサなら、書きやすいところから先に書くということもできる。

◆思いついたアイデアや書きたい項目から文章や企画の作成が可能!

もう少し詳しくアウトラインプロセッサの使い方を説明しておくと、たとえば、

●見出し1
・第1章
・第2章

●見出し2
・第1章
・第2章

などのようなレポートなり企画書なりを書くとする。

先ほど説明したように、アウトラインプロセッサでは大枠の構成決めてから本文を書くことになるが、全体の流れ自体もツリー表示してくれるため、今どのあたりを書いているのかが、簡単に把握できるのだ。

全体の構成が一括で見渡せるメリットとしては、それなりに長さのある文章をいちいち確認しながら編集するのに比べ、全体の流れから即座に気になる段落を見つけられるだけでなく、常に構成を意識しながら見直すこともできることだ。

さらにアウトラインプロセッサなら、あとで必要な要素の追加や不要な項目のカット、順番の置換なども見出しや章立てごとにまとめて編集できるため、長文になるほど時短効果を感じられるはず。

思いついたアイデアやキーワードをとりあえず書き出しておき、そこから連想できるものを文章化。それらをパズルを組み立てるかのように構成を練り上げることができるので、文章が苦手……という人も、楽な気持ちで取りかかれると思う。これだけでも使ってみる価値はあるのでは?

◆OSごとのオススメ「アウトラインプロセッサ」

アウトラインプロセッサはOSごとに多数存在する。最近はスマホタイプのものも多く、端末を選ばずに利用できるのもありがたい。

そこでWindows、Mac、iPhone、Androidについて、それぞれオススメのアプリを挙げていこう。有料で高機能なものも多いが、フリーウェアでもその恩恵を受けることは可能だ。

■Windows
・Nami2000(がらくた工房)
シンプルでインターフェイスのわかりやすいアウトラインプロセッサ。無料な上、動作が軽く、必要最低限の機能は揃う。常時起動させておいてもシステムの負担になりにくい。アウトライン機能で文章をまとめたあとは、一括してテキスト出力が可能。

■Mac
・Outlinely Express(Glam Software)
Mac版では数少ないフリーウェアのアウトラインプロセッサ。Mac OS 10.10以降対応。英語版ではあるものの、使用自体は難しいものではない。Tab(タブ)キーを使って、下の階層を作っていく方式。上位版に有料の「Outlinely」があり、そちらはファイル管理も可能になっている。

■iPhone
・Simple Outliner(Words Vehicle)
iOS 4.3以降のiPhone、iPad および iPod touchに対応。App Storeのカテゴリは「仕事効率化」。項目を左右にスワイプすることによって階層作成が可能で、小さい画面でも長文作成がしやすくなる。日本語にも完全対応しており、使いやすい。またタブレット(iPad)で使用すると、よりわかりやすい編集が可能。

■Android
・ハルナ アウトライン free(halna)
2画面式のアウトラインプロセッサ。Android 2.3 以上対応で、Google Playでは「仕事効率化」カテゴリに分類されている。スマホは縦方向でも使用可能だが、画面を横にするとツリー部分とテキスト部分が2分割表示されるため、快適に編集できる。一度使うと手放せなくなるかも!?

ソフトはほかにも数多くあるが、上記を参考に自分の好みに応じたアウトラインプロセッサを活用し、効率的に長文文書をまとめて、仕事・学業の時短を実現したい。

※記事内容は2017年2月現在の情報を基に作成。

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