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パソコン・ソフトウェア
Windows利用中に見かける「Thumbs.db」というファイル……どんなもので対策法は?
Windows10などで作業をしている際、自分では作った覚えのない「Thumbs.db(サムズディービー)」というファイルを発見したことはないだろうか? やっかいなことに削除しようにもできず困ってしまう……解決策はないものか?

◆「Thumbs.db」は“邪魔者”じゃない!? 縮小画像の表示スピードを速めてくれる!

PCで写真やファイルを整理していて、該当のフォルダを移動させようとしたり、作業が終わって削除しようとした際に、「エクスプローラーによってファイルは開かれているため、操作を完了できません」という警告が表示された経験を持つ人は多いのでは。

実は、この警告を出す原因となっているのが、半透明な見た目の「Thumbs.db(サムズディービー)」というファイル。作成していないのに存在する同ファイルは、一体何なのか?

Thumbs.dbは隠しファイルの一種で、フォルダ内にある画像を縮小表示した際、次回以降、縮小画像を記憶して、表示スピードを早めるために作られる一時的な保存ファイル(キャッシュ)のこと。

こう聞くと作業効率もアップして便利な気がするが、記憶しておく画像の枚数が増えると、当然Thumbs.dbのデータサイズ自体も大きくなる。さらに、なによりも“使用中”と表示されてファイルが消せなくなってしまうことがあるのだ。

◆Thumbs.dbは“使用中”でさえなくなれば削除することは可能

どうすれば消せるのかというと、まず単純な解決法としては、Thumbs.dbが使用中でなくなるまで放置するというもの。この方法は時間がかかりはするものの、Thumbs.dbがシステムから解き放たれさえすれば削除可能となるので、気長に待てるという人はこの方法を試してみてほしい。

ただし、待っている間は同ファイルを触ることができないほか、待ち時間もどれぐらいなのかはっきりしないのもつらいところ。

Thumbs.dbが自由にできるまで待っているのは面倒だ! という人は、次のいずれかの方法を実行しよう。

・エクスプローラーを開き直す
・Thumbs.dbがあるフォルダ内のアイコンサイズを変更

このどちらかの方法でおおむね対応できるはず。各操作についてもう少し詳しく説明しておくと、エクスプローラーを開き直すというのは、現在作業中のウインドウを閉じればOKで、きわめてシンプルな方法ながら意外にも効果的だ。

もう一方、フォルダ内のアイコン表示サイズを変更するには、Windows10であればフォルダ上部にある「表示」ボタンを押し、「特大サイズ~詳細」のいずれかから現在とは異なるサイズを選択しよう。Thumbs.dbが縮小表示の情報を記憶しているという特性を利用した方法なので、こちらもそれなりの効果が見込めるはずだ。

ちなみに、Thumbs.dbファイルは一度削除しても、次にフォルダ内で作業を始めると自動的に作成される。

◆もともとThumbs.dbを生成させないための方法は?

そもそもThumbs.dbが作成されなければ楽なのに……と思う人もいるだろう。その方法は、Windowsのバージョンによって異なるのだが、ここではWindows10について紹介する。

・Windows10でThumbs.dbを作成しない方法
(1)コントールパネルから「システム」→「システムの詳細」の順に選択
(2)「詳細設定」タブ内で「パフォーマンス」の項目にある「設定」をクリック
(3)「視覚効果」タブ内で「カスタム」にチェックを入れ、「アイコンの代わりに縮小版を表示する」のチェックをはずし、OKまたは適用をクリック

まだユーザーも多いであろうWindows7では、Windowsボタンをクリックして「コンピューター」を右クリック。「プロパティ」を選び、あとは上記手順と同じように進んでいき、「アイコンの代わりに縮小版を表示する」のチェックをはずせばOKだ。

なお、画像の表示スピードが速まるという利点を捨てがたいという人は、任意のフォルダを開いて「表示」→「オプション」と進み、「フォルダーオプション」内の表示タブで、「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示しない」にチェックをいれて適用させておこう。こうすれば、ファイルは作成されるが見た目上は表示されなくなる。

普段は悪さをするわけでもなく、ともすれば便利な面もあるThumbs.dbだが、バックアップデータを取りたいときや、どうしても目障りなときは、今回紹介した方法を駆使して削除なり非表示にするなりしてみては。

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