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ビジネス・経済
官公庁オークションで掘り出し物をゲットしよう!
なんとなく敷居が高く感じる「官公庁オークション」だが、住宅や車などの格安物件からAKB48生写真に至るまで、その範疇は実に幅広い。掘り出し物の宝庫でもある官公庁オークションを、ちょっとのぞいてみよう。

◆官公庁オークションの狙い目は自動車。優良ワンオーナーカーが激安価格で!

「ヤフオク!」を利用されている方は多いだろうが、そのトップページの片隅に、「官公庁オークション」へのリンク項目があることはご存知だろうか。

「官公庁」という名称だけを見ると何やら堅苦しそうなイメージだが、要は市役所などの官公庁が出品者となったネットオークションのこと。全国の自治体や行政機関が出品しており、誰でも入札することができる。

官公庁が相手なので法人対象だと勘違いしがちだが、個人での入札もOK。というか、落札者の大半は個人なのだ。

出品物は多岐にわたり、数百万円~数千万円の不動産物件から、自動車やバイク、IT関連機器、オフィス製品や家具、趣味のコレクションに至るまで、ありとあらゆるものが出品されている。なかには、福岡県宗像市が出品したAKB48生写真セットなど、「エー!?」と驚くようなものも。

官公庁オークションでは納税に関連した差し押さえ財産が出品されるため、意外すぎる物件も現れるのだ。

落札代金は、未納税金の支払いに充当される。利益目的ではないため、市場価格を無視した破格の出品物も珍しくない。先のAKB48生写真セットは、なんと1枚あたり50円!

自動車も掘り出し物の宝庫で、1,000万円のロールスロイスなどは、出品の経緯も興味深い。ほかにも、超高級車が中古車市場より500万円~1,000万円も安く出品されている。

差し押さえ物件だけでなく、公有財産の売却物も数多い。「役所で使用していた備品」なのだが、自動車カテゴリーを見ると、中古車市場で50万円~100万円の車が5万円~30万円程度の激安価格で並ぶ。

実は、こうした「公有財産処分の機械モノ」こそ、官公庁オークションの狙い目なのだ。役所で使われていた自動車なら、新車時からメンテナンスも十分に行われているはず。同じ走行距離や年数でも、一般に流通する中古車より程度の良いものが多い。

いわば、“極上のワンオーナーカー”とでも言えようか?

◆官公庁オークションへの参加手続きは面倒? 対応は親切丁寧

これほど“お得”な官公庁オークションだが、意外なほど入札件数は少ない(=競争率が低い)。参加手続きの煩雑さから、敬遠してしまう人が多いのだろうか。

*官公庁オークションの流れ
(1)参加申し込み期間=入札前の約2週間に参加申請しなければ、入札できない。いい物件を見つけても、既に入札が開始されている場合は参加できないので要注意。
(2)参加に保証金(数百円程度)が必要なケースもあり、クレジットカードは必須。落札時には落札代金から差し引かれ、落札できなかった場合は返金される。
(3)参加に本人確認書類が必要な案件も。やりとりはメールが中心なので、免許証などのスキャン・撮影画像をメールで送ればいい。
(4)落札後は関連書類が送られてくるので、記入して返送する。役所ならではの手続きなので、致し方なし。
(5)小物なら発送してくれるが(送料は別途必要)、自動車などの大物は受け取りに行かなければならない。現地に赴けば、入札前の現物確認も可能。
(6)落札結果は、落札者以外には非公開。入札経緯は落札者にも公開されないため、プライバシー保護は万全。

多少の手間は必要だが、格安で掘り出し物が手に入ると考えれば、参加価値は十分にある。まずはメールと発送だけですむ小物から、官公庁オークションを経験してみるのもオススメだ。

メールでの連絡や手続きの案内など、参加申し込み者や落札者への対応も親切丁寧なもの。円滑な売買への配慮だろうが、官公庁=不親切なお役所仕事というイメージからは程遠い取引に、驚かされるかも!?

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