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パソコン・ソフトウェア
周辺機器を使うなら有線? それとも無線? それぞれのメリットから使い勝手を検証
マウスやキーボード、ルーターなど多くのPC周辺機器には、「有線接続」と「無線接続」のモデルが存在する。導入の際、どちらのタイプを選べばいいか迷ったことはないだろうか。どちらの良さも理解したうえで最適なものを使いたいということで、それぞれの特性を分析してみる。

◆有線接続と無線接続では何がどう変わる?

まずは有線と無線についておさらいしておくと、PCと各機器、または機器同士をどのようにして接続するのかが大きな違いで、

・有線接続:ケーブルでPCと機器が接続
・無線接続:ケーブルを使わずPCと機器が接続


となる。

ケーブルの有無によって使用感が変わり、単純に考えれば無線接続のほうがPC周りがごちゃごちゃせず、見た目もスッキリして見えるなどいいことずくめのようにも感じるが、どちらにもメリット・デメリットがある。

まず、有線接続に関するメリットを見ていくと、

・PCと周辺機器の通信が安定しやすい
・マウスやキーボードなどで電池切れの心配がない


というのが主な利点と言えるだろう。通信面に関しては、無線も最近では高速かつ安定したものも増えてきてはいるが、安心感や安定感で言えば、有線のほうがまだ根強い人気があるのも事実かも。

また、特にマウスはソフトやアプリの起動、ネットサーフィンなど長時間使用することが多い。そうなると、疲れにくい軽いマウスのほうが作業もはかどるはず。小型の無線マウスなら疲れにくいのでは……という意見もあるだろうが、電池が入っている分、有線マウスよりも重量感は感じるもの。その点、有線マウスなら、ケーブルをさばく余裕さえあれば、軽くて疲れにくいとも言えるだろう。

あとは価格面でもまだ有線の機器のほうがリーズナブルに入手できるものが多く、そのあたりの事情から有線で利用する周辺機器を使っている人も多いのでは。

◆無線接続のメリットはケーブルがなく使用場所が限られないこと

一方、無線接続する周辺機器はどうだろうか。ひと言に無線といっても、実際には大きく分けて「Wi-Fi(ワイファイ)」と「Bluetooth(ブルートゥース)」という2種類の接続方式のものがある。

各方式について簡単に説明しておくと、Wi-Fiはインターネット接続の際に使用する無線LANルーターやネットワークプリンターなどで使われ、Bluetoothはマウスやキーボード、ヘッドホンといったWi-Fiよりも近距離で利用する機器を無線接続する際に使用されるのが主だ。

このように周辺機器によって搭載されている方式が異なるが、無線接続自体のメリットをあげると、

・ケーブルの長さや取り回しを気にする必要がない
・無線LANやBluetooth内臓タイプのノートPCなら、限られたUSBポートを埋めることなく使用できる


などが考えられる。いずれの方式でもPCやデスク周りが煩雑にならず、ケーブルが絡まってしまった……などのイライラも起きないのがうれしいところだ。

◆使用環境や目的に合わせて無線と有線を使い分けよう

有線と無線それぞれのメリットは、裏を返せば互いのデメリットにも通じていて、有線は通信が安定するがケーブルが絡まってわずらわしかったり、ケーブルがあるがために使用できる場所が限られてしまうことも。

一方、無線はケーブルを気にせず少し離れた位置にPCがあっても使える反面、使用機器は電池を使うものが大半なのでバッテリー切れを起こしたり、通信信号が不安定になりやすいといった状況もありうる。

バッテリーに関しては“重量問題”もあり、数種類の無線対応の機器を持ち歩く場合、どうしても電池分の重さが負荷になりやすいのも玉にきず……。

無線と有線どちらを使ったらいいかに悩んだら、特にこだわりがない限り、使用機器や目的によって使い分けるのもありかも。どういうことかというと、

●主な使用機器を選ぶ際のオススメ目安
・有線マウス:軽くて疲れにくいものがいい・長時間作業するのでバッテリー切れを心配したくない
・無線マウス:プレゼンテーションやテレビとPCをつなげている場合など、離れた場所から操作したい

・有線キーボード:動作の安定性や価格面での汎用性が高い
・無線キーボード:配線を気にせず、好きな場所に置いて作業が可能

・有線(USBケーブル接続)プリンター:接続が簡単で印刷も早くトラブルも起きにくい
・無線(LAN接続)プリンター:電波が届く範囲内ならどこからでも印刷できる。設置場所も自由に選べる

といった具合だ。

ほかにも、デスク周りをスッキリ見せたいなら無線で統一、という選び方もありで、電池切れ対策には常に予備の電池を用意しておけば、デメリットも少しは解消できるはずだ。機器ごとに細かい特徴はあるが、使う場所や目的、用途などで自分に合った、より使いやすいものを見つけてみてほしい。

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