本文へジャンプします。

ビジネス・経済
婚活サイトより成功率が高い? ネットを通じた趣味婚が増加中のワケ
 アラサー筆者の周りでは婚活男性&女性が増え、婚活サイトやお見合いイベントの話をよく耳にするが、なかなかいい出会いに結びつかないという声が多い。一方、ネットを通じた趣味友だちからゴールインなんて話も。そこで、なぜ趣味友だちはカップルになりやすいのかを考察してみた。

◆ニッチな趣味を持つ者同士のほうが成婚率は上がる?

 数多ある婚活サイトをのぞくと、「1年に〇〇人が結ばれています!」「私たち、幸せになりました!」など幸せいっぱいの写真と文言が踊っていて、思わず「ここに登録すれば必ず結婚できるのではないか!?」という気にさせられる。

 しかし、実際に周りで婚活サイトを活用しているアラサー男女たちから入ってくるのは、「条件に合う人がいない(いても自分に興味をもってくれない)」「会ってみたけどイマイチだった」「デートは数回したが、まったくときめかない」「いきなり連絡が来なくなった」、そんなネガティブな報告ばかりなのだ。

 そうかと思えば筆者の知人には、顔などまったく見えない遠隔地の相手とオンラインゲームのプレイやメッセージを通じて親交を深め、実際に会って二度目にはご両親に挨拶に行き、結婚したという強者もいる。

◆婚活が目的の相手探しは「理想」が高くなりがち?

 趣味を通じて出会い結婚にいたった彼らは、そもそも異性との出会いを求めていたわけではなく、趣味仲間としてコミュニケーションをとっているうちに恋愛に発展し、趣味を共有できる相手とずっと一緒にいるための「手段」として結婚にいたったようだ。

 一方、婚活サイトやお見合いイベントなどを利用する場合、そこには結婚やカップルになるという「目的」が大前提としてあるため、どうしても年齢、年収、身長、職業など、「理想の条件」というフィルターをかけてしまいがち。そうしたうえで異性を選別し、気に入った相手がいればやりとりが始まるのだが、あくまで「理想」に過ぎない。

 もしかしたら実際には存在しないような、「超高スペックな理想の相手像」ができてしまうのではないだろうか。  

 どうせなら年齢も若く、容姿もよく、収入はそれなりにあるほうがいいと多くの人は考えるものだが、むしろ、フィルタリングをかけることで本来気が合うかもしれない相手まで「条件と違うから」とはじいてしまっている可能性もあるのでは?

◆ TwitterやFacebookなどSNSで共通の趣味の人を見つけることから始める

 現代においてネットはもはやバーチャルではなく、もうひとつのリアル(現実)であり、ネットが出会いのきっかけになることは、今後も自然な流れとして定着していくだろう。

 Twitterで自分の趣味や興味があるジャンルなどを検索し、出てきたアカウントのプロフィールを読み気になるようならフォロー申請。こうしていけば、自分と趣味嗜好が近い人をきっと見つけられるはず。ハッシュタグを利用しても、同様の効果に期待できる。ただし、まずは趣味友だちとして真面目にやり取りをすることが大事。SNSナンパと思われるような、露骨なメッセージなどは絶対にNG!

 もう少しリアルな知り合いに近いほうが……というのであれば、Facebookを利用するのも。友だちの許可をきちんと取って友だちリストをたどっていくのもいいし、グループ機能を活用するのもいいかもしれない。筆者の周りにもSNSで同じ趣味を有する者同士、ハッシュタグを通じて仲良くなり、オフ会からカップルになり結婚した知人も複数いる。

 ある夫婦は虫好きという変わった共通の趣味で知り合ったそうだ。ちょっと変わった虫をペットにしており、虫が大の苦手な筆者には理解できないが、だからこそ自分の大切にしているものが同じという点で、心の距離も縮まりやすかったのだろうと思う。

 婚活サイトを利用していて「なにかしっくりこない」と感じている人は、一度婚活のことは忘れて、ネットで趣味の合う異性とつながってみることをオススメする。それが現実世界でマイナーな趣味であっても、ネットでは必ずしもマイナスイメージになるとは限らない。むしろ相手も日頃同じ思いをしているのなら、「同志」として受け入れられることも多いはずだ。趣味を通じた出会いは古典的ながらも、やはり強い。SNSでの婚活というのも、利用してみるのもいいのでは。

新着記事