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エンタメ
PlayStation Nowはゲーム界に革命を起こすのか!?
 ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)によるゲーム・ストリーミングサービス「PlayStation Now」が、Windows PCへの対応を開始した。では、「PlayStation Now」とはどのようなサービスなのだろうか?

◆PlayStation3の名作をPlayStation4やPlayStation Vita、PCでプレイできる「PlayStation Now」とは

 そもそも「PlayStation Now」とは、PlayStation3(以下、PS3)用ゲームソフトをPlayStation4(以下、PS4)やPlayStationVita(以下、PS Vita)にダウンロードすることでプレイできる、ストリーミングサービスのこと。

 この「PlayStation Now」をWindows PCでも利用できるサービスが、まずは2016年夏からヨーロッパで開始され、北米市場への導入も間近だという。専用アダプター(24.99ドル)を接続すればPS4用コントローラーやゲームパッドをPCで利用でき、PC側に要求されるスペックも一般的なレベル。欧米市場では早くも話題沸騰なサービスだけに、日本市場への導入が待ち遠しい。

 とはいえ、こうした各種ストリーミングサービスの普及が遅れている日本では、「PlayStation Now? 聞き覚えはあるけれど……」という方も少なくないだろう。

 日本でPS4&PS Vita向けサービスが開始されたのは、2015年9月から。この際も、欧米市場より1年~1年半ほど遅れて始まった。ゲーム機以外にもソニー製テレビやブルーレイ機器で利用でき、アダプターなどを別途導入する必要はない。

◆「PlayStation Now」の料金設定は良心的? 過去のセーブデータも流用可能

 気になる利用料金は、ゲームソフト1本ごとか、月額定額制。ソフト1本ごとの場合は時間制料金で、4時間・税抜200円~となる。何時間かゲームをレンタルするイメージで捉えればいいだろう。

 料金はソフトによって異なり、レンタル時間が長くなれば料金も加算される。ソーシャルゲームのガチャが1回300円程度なことを考えれば、良心的な価格設定ともいえそうだ。

 月額定額制のほうは、税抜2,315円(3カ月は5,463円)。プレイしたいゲーム数が多ければ、こちらのほうがお得かもしれない。「思い出深いゲームを数本だけプレイしたい」という場合は時間性レンタルのほうが割安なケースも少なくないので、どちらがお得かを考えよう。

 ストリーミングサービスで気がかりな速度(遅延)に関しては、通信環境による影響が大きい。有線接続のPS4ではほぼ問題ないが、無線LANが必須なPS Vitaでは、違和感がある遅延も見受けられるようだ。

 ちなみに、PlayStation用クラウドサービス「PlayStation Plus」を利用すれば、PS3当時のセーブデータを「PlayStation Now」で読み込むことも可能だ。たとえばクリア後のセーブデータから、クリアした者だけが楽しめるスペシャルゲームをPS4やPS Vitaでプレイすることもできる。ゲームソフトを処分していても、PS3本体にセーブデータさえ残っていればOKなのもうれしいところ。

 従来のゲーム界をガラパゴス化させていた、ゲームソフト=固有のゲーム機に限定されるという概念を打ち破った「PlayStation Now」。ゲーム界の革命ともいえそうなサービスだけに、PCへの対応をはじめ可能性はまだまだ広がるだろう。

 PS3用ゲームソフトには名作が多く、一部は高フレームレート&高画質リマスターでPS4用に再発売もされている。こうした名作を購入前にお試しプレイしてみたい方、あるいは思い出のソフトをプレイするためPS3を処分できないという方も、「PlayStation Now」の利用を考えられてみてはいかが?

※記事内容は2016年10月現在の情報を基に作成。

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