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今さら聞けない疑問……USBケーブルの違いと互換性って?
 オフィスや自宅にさまざまな規格が混在するUSB機器。増えすぎた接続ケーブルに「どれがどのケーブル?」などと悩まないよう、改めてUSB接続コネクタの種類&形状を整理してみよう。

◆手持ちのUSB用ケーブルを使いまわす際は、ここに注意

 現状のUSBに4つの規格(1.1、2.0、3.0、3.1)があることは、皆さんもご存知だろう。各規格にはそれぞれ、「Type-A(=Standard-A)」「Type-B(=Standard-B)」、「Type-C」という3種類のコネクタが存在する。

 このうち、もっともスタンダードかつ平らな形状のコネクタがType-A。正方形に近い四角いコネクタ形状は、USB2.0から制定されたType-B。プリンタやスキャナの大半がこのType-Bなので、目にする機会も多いはずだ。

 もちろん、違う形状のコネクタ同士はつなげない。プリンタやスキャナ用ケーブルは、PC側がType-A、機器側がType-Bと、異なるコネクタ同士が1本のケーブルになっているので注意しよう。

 USB規格には下位互換性が維持されているので、たとえばUSB2.0のケーブルをUSB3.0機器に使用することも可能だ。ただし、速度はケーブル性能次第なので、USB2.0同等分になってしまう。

 こうした基本はわかっていても、困るのが手持ちのケーブルを使いまわしたい場合だ。ケーブルには「Type-B/USB2.0」などとは書かれていないため、どの機器で正しく使えるのかがわかりづらい。その見分け方と関係性を、簡単にまとめてみよう。

*USB2.0と3.0の関係性
・ソケット内部が白色:USB2.0用、ソケット内部が青色:USB3.0用
・USB2.0用ケーブルをUSB3.0機器で使用した場合、速度はUSB2.0になる
・Type-Aケーブルは相互に互換性あり(速度はケーブル次第)
・Type-B/USB2.0ケーブルはUSB3.0機器でも使える(速度はUSB2.0)
・Type-B/USB3.0ケーブルはUSB2.0機器に挿せない

 USB2.0用のType-Bコネクタは四角い形状が1つだけなのに対し、USB3.0用Type-Bコネクタは、大小2つの四角形が組み合わさった形状になっている。USB2.0用ケーブルがUSB3.0機器に挿せるのは、大きいほうの四角形が同一形状なためだ。

◆USB3.1から制定されたType-Cは、1本のケーブルですべてがOK

 デジタルカメラやUSBハブ用ケーブルには「マイクロB」というコネクタもあり、こちらはUSB2.0とUSB3.0で形状が異なるため、互換性がない。内側の色が白/青という色分けもないため見た目で違いがわかりづらく、間違えやすい。マイクロB形状のケーブルは、“機器の付属品=専用”だと割り切って考えよう。

 一方、USB3.1から新たに制定されたコネクタ形状がType-C。現在のMacBookはこのType-Cに統一されているため、MacユーザーにはUSB=Type-Cという認識が広まっているかもしれない。

 Type-CはPC側も機器側も同一形状なので、接続し直す際も簡単だ。さまざまな規格が混在して難解だったUSBも、Type-Cの誕生でようやく「1本のケーブルですべてOK」になったわけだ。

 従来のType-A、Type-B、マイクロBコネクタを持つ機器との接続も、変換ケーブルやアダプタを介すれば可能。従来型コネクタとType-Cが混在するUSBハブを使えば、各ケーブルのコネクタ形状に悩まされることもない。今後はType-Cが主流になると思われるので、WindowsユーザーでUSB3.0機器が多い方も、こうしたUSBハブを一つ購入されておくと便利だろう。

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