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エンタメ
密かなブーム到来中! 知っておきたいAbema TVの楽しみ方
 テレビの時代に陰りが見え、「niconico(ニコニコ動画)」がのし上がってきたと思ったら、いつの間にやら時代は「YouTube」。そんな動画サイト混沌の時代に現れた新サービスがスマホ・フレンドリーな「Abema TV」。これが密かなブームを巻き起こしている、その理由は?

◆「Abema TV」、その正体は一体何なのか?

 その字面や「アメーバブログ(アメブロ)」の存在などから、「Ameba TV」と勘違いしている人も多いのでは? 同サービスを運営しているのはアメブロでおなじみのサイバーエージェントとテレビ朝日による合弁会社なので、間違えてしまうのもわからなくはないが、「Abema TV(アベマTV)」が正しい名称だ。

 それを見るために必要なのはスマホやタブレット、またはPC。ブラウザでアクセスするか、対応アプリケーションをダウンロードすることによって無料で視聴でき、基本的にパーソナルに番組コンテンツを楽しむことになる。現状ではまだ、大画面テレビなどで見る方法は公式には存在しない。

 Abema TVは簡単に言ってしまえばインターネットTV番組サービスなのだが、一時期スターをたくさん生み出したニコニコ動画や、ユーチューバーという新しい職種を作り出したYouTubeとは、何が違うのか。さらに「Hulu」「Amazonビデオ」「Netflix」などの動画配信サービスとも競合する気がするのだが、それはどうなのか。

◆アマチュア文化とテレビ文化の融合が「Abema TV」

 Abema TVの大きな特徴しては、あくまでも番組表を持つテレビ・サービスだということに尽きるだろう。ニコニコ動画もYouTubeも、自由に自分の見たいコンテンツを選択するテレビとは似て非なるもの。あくまで自分で気に入る動画を探さなければならないという面倒さがつきまとう。また、Huluなどの動画配信サービスも同様だが、こちらは有料が基本であることが多い。

 その点Abema TVは20チャンネル以上が常に放送されている。テレビとPC、スマホという違いはあるが、Abema TVのホーム画面には放映中の番組一覧が表示されており、ザッピングするように次々切り替えて気ままに楽しめる。いちいち検索することもなく、だらだらと視聴できるのは実にテレビ的なのだ。

◆無料でありながら地上波クオリティー、テレビ文化が変わる!?

 内容も無料でありながら、他サービスでハズレ動画を見たときのような素人感いっぱいの低クオリティーということが少ない。この安心感は意外と重要だ。

 ジャンルは動画ブームを普及させたペットジャンル専門の局からMTVなどの音楽専門局や釣りなどの趣味専門局、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾やタレントのりゅうちぇるといった今どきの人気者がMCを務めるバラエティー番組にアニメ専門局までと、実に多彩。ここでしか見られないライブコンサートの中継などもある。

 とはいえインターネットテレビという特性で、地上波のようにきっちりとした作りになりすぎていないのもいいところ。いい意味で深夜番組のようなゆるさがある。またプレミアム会員(月額・税込960円)になると、放送終了後の番組を見ることができる、いわゆる“タイムシフト”も可能なのはインターネット的だ。

 現在では「ChromeCast」、「AirPlay」、「AndroidTV」、「AppleTV」に対応予定というアナウンスだけがなされているが、それによって「Abema TV」がリビングの大画面テレビで視聴できることになると、地上波テレビが吹き飛んでしまう可能性さえある気がする。そんな未来のテレビ環境を、いち早く楽しんでみてはいかがだろうか。

記事内容は2016年7月現在の情報を基に作成。

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