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ビジネス・経済
交通系ICカードの他エリア利用時に「相互利用できない」路線を整理
 「Suica」や「ICOCA」など交通系ICカードを他エリアで使う際、注意しなければならない点がいくつかある。今回は、そんな「旅先や出張先の交通系ICカード利用で困らない」ためのポイントをまとめてみよう。

◆当該エリアなら、鉄道やバスの90%以上が相互利用可能に

 電車・バスの相互利用に関しては、2016年春から関西圏のバスでも相互利用が可能となり、90%以上は「すべてのカードが全国どこでも使える」状況となった(※こちらの記事を参照)。例外的に他エリアのカードが使えない路線は、以下の通り。

*関東圏のSuica&PASMOエリアで、他エリアのカードが利用不可な路線
・関東鉄道(鉄道のみ/バスは相互利用可)
・多摩都市モノレール
・千葉都市モノレール
・横浜シーサイドライン

*関西・中国圏のICOCA&PiTaPaエリアで、他エリアのカードが利用不可な路線
【鉄道】
・能勢電鉄

【バス】
・伊丹市交通局
・神戸市交通局(バスのみ/地下鉄は相互利用可)
・神戸交通振興バス
・山陽バス
・岡山電気軌道(路面電車も相互利用NG)
・両備バス
・下津井電鉄
・中鉄バス

 その他の地区・路線では、次の交通系ICカードさえ持っていれば相互利用が可能だ。

・JR北海道/Kitaca
・JR東日本/Suica
・JR東海/TOICA
・JR西日本/ICOCA
・JR九州/SUGOCA
・関東圏の私鉄&バス/PASMO
・名古屋市交通局&名古屋鉄道/manaca
・関西&中国圏の私鉄&バス/PiTaPa
・福岡市交通局/はやかけん
・西日本鉄道/nimoca

◆他エリアの交通系ICカードを電子マネーとして相互利用する際は、関西圏で要注意

 交通系ICカードは、電子マネーとしても他エリアでの利用が可能だ。たとえば、首都圏の駅売店なら「ICOCA」や「はやかけん」など他エリアの交通系ICカードで買い物ができる。もちろん北海道や東海エリア、九州でもOK。

 が、関西・中国圏の「PiTaPa」加盟店(私鉄の駅売店など)だけは状況が異なり、 「PiTaPa」の決済方式がポストペイ方式な関係で、「Suica」や「TOICA」など他エリアの交通系ICカードが使えないのだ。

 関西・中国圏で他エリアカードを相互利用する際は、電子マネー利用に注意しよう。

 ちなみに、「購入金額によってポイントが貯まる」サービスは各地域固有のシステムなので、他エリアで買い物をしてもポイントは加算されない。

 同様に、慣れると便利なオートチャージも他エリアでは不可。券売機などでの通常チャージは可能なので、残高に注意し、足りなさそうなら事前にチャージしておこう。

※記事内容は2016年5月現在の情報を基に作成。

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