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日本列島を3Dデジタル地図化した「地理院地図Globe」が話題に!
 国土地理院の地理院地図といえば、“世界一正確” な日本地図として知られる。その地理印地図を3D表示できる「地理院地図Globe」が、地図好きにはたまらないサービスだと話題を集めている。

◆社会科の地図帳をグリグリ&ヌルッと3D化! 日本列島の面白さを再発見?

 この「地理院地図Globe」は、国土地理院が2016年4月から試験公開を開始した新サービス。3Dデジタル地図サービスといえば「Google Earth」のイメージも強いが、いわゆる3Dマップだけの同サービスと違い、「地理院地図Globe」では各種の地図や空中写真を3D表示できる。

 一口に地図といっても、地形図の標準地図・淡色地図から、白地図、災害復興計画基図、色別標高図、土地条件図など、用途別に多種多様な地図が用意されているのだ。

 社会科の授業で用いた地図帳でも見慣れた地形図が、グリグリと3D表示できる感覚を想像してみてほしい。マウスで拡大・縮小、傾き調整なども自由自在。日本地図を好きな角度から眺められる不思議さは、ハマるとクセになる!?

 地図には「情報」というボタンがあり、その場所の航空写真や色別標高図など、背景情報も選択して表示できる。噴火活動や台風到来時の災害関連データも豊富で、口之永良部島の火山活動をドローンで撮影した画像、東日本大震災や熊本地震に関連した画像なども閲覧できる。

◆終戦直後からの航空写真も参照可能。独自の防災マップ作りにも役立つ

 過去に遡れることも地理院地図ならではの機能であり、古くは1945~1950年当時の地図まで参照可能なので、お住まいの地域を標準地図、標高図、最新の航空写真、終戦直後の航空写真などで見比べれば、時代とともに変容してきた歴史も一目瞭然だ。3D化された熊本・阿蘇山を色別標高図で見ると、巨大カルデラによる複雑な土地の凹凸が精細表示され、地震による被害の大きさも容易にイメージできるはずだ。

 また、KML/GeoJSON形式の外部ファイルを読み込み、オーバーレイ表示することもできる。避難所などの点情報、土砂流出範囲などの面情報、登山道経路図やドローンの飛行経路データなどの線情報、橋梁イメージなどの3Dデータなどを組み合わせれば、ユーザー独自の防災&避難マップが完成する。いざというときの備えに、皆さんも作られてみてはいかが。

 ただし、大容量データかつ試験公開期間ということもあり、操作感は重め。スマートフォンでは正常動作しない機能も多く、操作はPC限定と考えたほうがいいだろう。

※記事内容は2016年5月現在の情報を基に作成。

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