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スマホ・携帯
アメリカには携帯電話を一切使えない街があるって本当!?
 携帯電話を忘れただけでも、その日の行動が制限されてしまう私たち現代人。では、携帯電話の使用を一切禁止するエリアがあったなら……!? 実は、アメリカにはそうした街が存在するのだ。ケータイが使えない暮らしぶりを見てみる。

◆大自然に囲まれた小さな街で、携帯電話も使えない“昭和生活”を実践!?

 その前に日本の国内事情に目を向けると、JR西日本が4月から、携帯電話使用マナーの案内放送を変更したことはご存知だろうか。従来の「優先座席付近では終日、携帯電話の電源を切る」から「混雑時には電源を切る」に、規制が緩和されたのだ。

 総務相の指針に沿った変更だが、見方を変えれば、“携帯電話=日常生活”に不可欠だと国が認めたとも考えられるのでは。

 こうした携帯電話事情は欧米でも同様なのだが、アメリカ・ウェストバージニア州にある街・グリーンバンクでは、携帯電話の使用が一切禁止されているというから驚きだ。

 ウェストバージニア州といえば、アメリカ東部のアパラチア山脈に位置し、その愛称は“山岳州”。全米50州の中で人口は38位と少なく、大自然に囲まれているイメージだ。

 同州のほぼ中央に位置するグリーンパークも、人口150人足らずの“田舎町”だけに、携帯電話など使わない“昭和生活”を実践しているのか……と思いきや、そうではないらしい。

◆通信手段はコイン式の公衆電話! 電子レンジも使えない“不思議の国”

 実はこのグリーンバンク、世界最大の完全可動式電波望遠鏡「グリーンバンク望遠鏡」を持つアメリカ国立電波天文台(NRAO)があることでも知られる。

 つまり、電波望遠鏡への干渉を抑えるため、電波規制地域「National Radio Quiet Zone(NRQZ)」に指定されているのだ。MRQZは、バージニア州やメリーランド州を含む1万3000平方マイル(約3万4000平方キロ)にも及ぶ。

 その中心にあるグリーンバンクでは、携帯電話やWi-Fiはもちろん、電波を発する機器の使用は一切不可! 電子レンジすら使えない。

 街中ではコイン式の公衆電話が存在感を放ち、電気を使わずに生活する家まであるという。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のように、別の時代に降り立ったかのような世界が現実なのだ。

 もちろん、地元住民は納得済みで生活しているのだが、電磁波過敏症に苦しむ人々のオアシスとして、あえて引っ越してきた住民も少なくないらしい。CNNは「アメリカでもっとも静かな街」と報じているが、そんな“不思議の国”グリーンパークで、皆さんなら生活できる?

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