本文へジャンプします。

パソコン・ソフトウェア
Windows10の無償アップグレード、する? しない? 一度実施すればずっと無料に
 2015年7月にリリースされてから徐々にシェアを伸ばしているWindows10だが、実は一度アップグレードしておけば、その後は仮にOSを元に戻しても、ずっと無料になることは知っているだろうか。

 Windows10が気になってはいるが、まだアップグレードしていない、悩んでいるという人のため、アップグレードする上で知っておきたいことや注意点などを解説していく。

◆Windows10アップグレード前のチェック項目は?

 新たな機能などは確かに魅力的だが、新OSというものには、不具合をはじめ不安点は付きもので、いまだWindows7などを使用している人も多い。かくいう筆者もその一人で、記事作成などのためにWindows10を触ったことはあるものの、メインPCのOSは現在もWindows7だ。

 そうはいってもWindows10も気になるもの。では、実際にWindows10にアップグレードするには、どのような点に注意すればいいのだろうか。

 最近のWindows、特にWindows 7以降はOSのアップグレードが原因でトラブルが起きるという事態は減ってきているが、そうはいってもOSアップグレードは、ハードウエアやソフトウエアに対する互換性の問題がついて回る。

 痛い目に遭わずにアップグレード行うためには、以下の5つのポイントを確認しよう。

1.使用しているPCがアップグレード対象機種かどうか
2.リカバリーディスクの作成
3.アップグレード後1カ月未満なら、原則として元のOSに戻れる(※例外あり)
4.一度アップグレードすれば、OSを戻してもずっと無料
5. 今は大丈夫でも、将来の大規模アップデートで問題が生じる可能性も

 各項目をもう少し詳しく見ていくと、1に関してはPCメーカーのウェブサイトで対象になっているかが確認できることが多い。アップグレード実施前には、確実に見ておきたい。

 続いて2についてだが、対象機種であろうがなかろうが、万が一の状況を考え、書類やメール、写真などのデータ、さらにアップグレード前の環境そのものを復旧できる状態にしておくのが望ましい。リカバリーディスクの作成方法はメーカーや機種で異なるが、マニュアルに方法が書かれているはず。確認しよう。

◆アップグレード後も1カ月未満なら以前のOSに戻れる

 マイクロソフトによれば、「Windows 10にアップグレードしてから1カ月未満なら、以前のバージョンのWindowsに戻せる」と示されているが、1カ月未満でも戻せないケースも。具体的には……、

•復元に必要なファイル(「windows.old」および「$windows.~bt」フォルダの内容)が保持されていない
•アップグレード後、「このPCを初期状態に戻す」、または、ユーザーアカウントの削除や移動を行った
•旧OSサインイン時に使っていたパスワードを忘れた
•アップグレード時に外部ストレージを使い、その外部ストレージをなくした


というような状況が、OSを戻せなくなるケースとなる。

 ほかにも大規模アップデートが実施されてしまうと、たとえ1カ月未満であっても、戻すべき“以前の状態”が、“大規模アップデート適用前のWindows10”に変わってしまうため、この場合も以前のOSには戻せなくなってしまうので、注意しておこう。

◆Windows10使用権を得るためのアップグレードもあり!

 そんなに危険があるならWindows10にはアップグレードしないという人も出てくるかもしれないが、その後に状況が改善されていき、いざアップグレードしようとしても、無償期間が終了していたら後悔することだろう。

 そうならないために、無償期間の間にアップグレードを実施しておくのもありで、一度アップグレードを実施した後は、元に戻してそれまで使用していたOSでPCを操作すればいい。

 1回でも無償アップグレードを実施したPCは、オンライン登録され、将来にわたりWindows 10を無償でインストール可能に。無償アップグレード期間が2016年7月28日に終わったあとでも、アップグレードやクリーンインストールが無償で行えるといううのだから、ありがたい。

 今夏に大型アップデートが予定されているなど、ますます注目が高まっていくWindows10。使用権の獲得を目的にアップグレードを実施、というのも賢い選択かもしれない。ただし、その際は事前準備をお忘れなく!

※記事内容は2016年4月現在の情報を基に作成。

新着記事