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ビジネス・経済
Uberと全国タクシーアプリはどちらが便利? そのメリット&デメリット
 最近は、タクシーをスマホの配車アプリを使って呼ぶ方も多いだろう。スマホ画面の地図上から配車先を指定できるため、“今いる場所”を口頭で説明する手間も不要なのもありがたい。

◆日本全国どこでも使える全国タクシーVS東京の黒船サービスUber

 業界最大手サービスの「全国タクシー配車」ならば全国47都道府県で利用でき、2万台以上の配車台数を誇る。公式サイトでも、日本最北端の宗谷岬、鳥取砂丘や沖縄・宜野湾ビーチなどからタクシーを呼べることがアピールされている。

 一方、タクシー配車の黒船ともいえるサービスが「Uber」だ。アメリカから広まり、現在は世界58カ国300都市で事業を展開。日本では2014年から、東京都内限定でサービスを開始している(配車台数は非公開)。

 Uberには大きく分けて「Uber TAXI」「UberBLACK」の2種類があり、ハイヤーや提携タクシー会社の空車を配車する。本来は“タクシー+自家用車”の相互利用サービスなのだが、規制が厳しい日本だけに、自家用車(白タク)が配車されることはない。

 では、全国タクシー配車とUberは、何がどのように違うのか? 両サービスの内容を比較しつつ、ユーザー目線としてのメリット&デメリットを考えてみよう。

◆単なる移動手段か、付加価値を望むか。タクシーの利用形態でサービスを使い分けよう

 両サービスの特徴を以下にまとめてみた。

【全国タクシー配車】
*料金:迎車料金+乗車料金
*支払い方法:現金orクレジットカード
*主な傾向
 ・台数が多く到着は早いが、配車時の細かい依頼はできない
 ・経費を精算しやすい現金払いができる

【Uber】
*料金
・Uber TAXI/迎車料金+乗車料金(クラウンロイヤルやBMW7シリーズなど高級車を使用するUberプレミアムTAXIは追加料金500円)。
・Uber BLACK/開始料金103円+毎分67円+1km308円(最低料金:823円)
*支払い方法:クレジットカード(アプリ決済)
*主な傾向
・ドライバー情報が表示され、乗務員と直接電話のやりとりができる
・Uber BLACKはハイヤーが配車されるため、接客や運転など乗務員の質が高い
・台数が少なく、到着に時間を要することが多い

 こうしてみると、単に移動の足として利用するなら、「全国タクシー配車」に軍配が上がりそうだ。東京ならば、ほかに「スマホdeタッくん」(大手各社と提携)もあり、日本交通や東京無線も独自の配車アプリを提供している。

 ただ、配車に何か希望がある場合などは、乗務員と直接話せるUber TAXIが便利だろう。利用機会が少ないハイヤーを気軽に使える、Uber BLACKなら、なおさらだ。

 タクシー配車との料金差も5kmまでなら200円ほどで、距離に比例して料金差も大きくなるが、10kmでも800円程度。ハイヤーでの“お客様感覚”を味わえると思えば、高くはない? 大事な取引先相手と同乗する場合など、条件によっては利用価値がさらに広がりそうだ。

※記事内容は2016年4月現在の情報を基に作成。

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