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ビジネス・経済
カーナビのようなスマホ版・駅構内ナビゲーションが進化中
 カーナビのように、スマホで駅構内を案内してくれるナビゲーションサービスがあったら……。そんな“ありそうでなかった”サービスが、実用化に向けて動き始めている。

◆スマホのナビがあれば巨大ターミナル駅でも迷わない

 2016年2月からテスト運用(期間限定)がスタートしたのは、JR東日本の東京駅と新宿駅。いずれも巨大ターミナル駅だけに、ナビゲーションサービスの需要も大きそうだ。

 専用アプリの「駅構内ナビ」(iOS・Android対応/無料)をインストールすると、スマホ側のBluetoothと駅構内に設置された無線ビーコンが連動し、利用者の位置が駅構内図上に反映される仕組みになっている。

 JR東日本はスマホ用アプリでの駅構内案内に積極的で、従来の「JR東日本アプリ」だけでも、多くの駅の構内図を参照することができる(ナビゲーションはしてくれない)。PC版・公式サイトに構内図が用意されている駅は、JR東日本の全管内で180駅余りしかない。が、JR東日本アプリならば、より多くの駅構内図を参照できるのだ。

 筆者が利用する駅についてJR東日本お問い合わせセンターに尋ねた際も、「PCサイトには未掲載ですが、アプリには構内図があります」と案内された経験が何度かある。

◆列車の位置情報や運行情報、出口案内などもアプリで

 JR東日本アプリでは、列車の遅延など運行情報、次の電車がどの駅まで来ているかを示す列車位置情報、山手線の車内温度や混雑状況もわかる。運行情報はJRだけでなく首都圏・各私鉄50路線の情報も表示できるので、利便性は高いだろう。また、先の駅構内ナビではSuicaコインロッカーの空き情報も調べられる。

 ちなみに、JR他社のアプリは列車予約や時刻・運賃検索などに特化したものばかり。当面は、JR東日本が一歩先を行くという状況になりそうだ。

 また、私鉄では東京メトロが出口案内アプリを開発している。こちらは設定した目的地の最寄り改札口・出口を案内し、違う出口へ向かった場合はバイブレーションで知らせるというもの。表参道や日本橋など一部の駅で実証実験が始まったばかりだが、出口が複数あってわかりづらい地下鉄では、有用なサービスになりそうだ。

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