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ビジネス・経済
カーシェアリングのメリットをネット利用で最大限に生かそう
 首都圏など都市部では、維持費がかかる自家用車を手放して、カーシェアリングやレンタカーに切り替える人々が増えているという。そこでよく耳にするカーシェアリングは、レンタカー以上にネット利用にフィットしたサービスだともいえそうだ。

◆24時間いつでも、今すぐ気軽に利用できるカーシェアリング

 カーシェアリングとレンタカーは似たようなサービスではあるが、カーシェアリングのほうが、より気軽に利用できる。たとえば利用予約ひとつとってみて、PCやスマホ、携帯などから簡単にでき(電話でも可能)、利用開始の直前でも予約は可能。急に車が必要になり、今から10分後の予約を……といったケースでも大丈夫だ。

 また、15分単位で車を借りることができるため、重い物や大きな物、それなりの量を買い出しに出かけたり、幼稚園の送迎など、30分程度ちょっと車を使いたいときに、気兼ねなく利用できる。突然の雨……といった事態にも重宝するだろう。実際に利用した時間だけ料金が発生するので、予定より早く返却すれば、その分の料金も不要となるのもありがたい。短時間の利用ならレンタカーより割安となることがほとんどだ。

 この気軽さはキャンセルや延長時も同様で、スマホや携帯から予約開始の1分前まで簡単にキャンセルが可能。さらに、キャンセル料などが不要なのもうれしい。レンタカーと比較してみても、レンタカーのネット予約は筆者の知る限り利用の1時間前までで、数時間前や前日までに予約を……といったケースも多く、夜間~深夜の急な利用などは、24時間営業のレンタカー営業所が近所にない限り難しい。

 そして、カーシェアリングはなんといっても24時間いつでも車を使えることが大きい。カーシェアリングの拠点はコインパーキングや駐車場が主なので、営業時間なども関係なく、レンタカーよりも拠点数が格段に多く、自宅から徒歩圏内にある場合も少なくない。

 「24時間いつでも」「今すぐ気軽に」利用できることが、カーシェアリング最大のメリットと言えるのだ。

◆カーシェアリングなら誰にも会わずに車が借りられる

 気軽さという点でいえば、時間を気にせず借りられることのほかにも、レンタカーであれば店舗に行って説明を受けなくていけないが、カーシェアリングなら予約から乗車まで一切人に会わずすませられるということも見逃せない。

 また、解錠に関しても、最近ではiPhoneを使って解錠できたり、ICカードに対応した車であればSuicaやPASMO、おサイフケータイなどを鍵代わりにできてしまうなんてこともできるケースもあり、いよいよお手軽さに磨きがかかっている。

 メリットはほかにもまだあり、いくつか挙げてみると、「ガソリン代や保険料がかからない」「車検やメンテナンスの手間がない」「出先・旅行先でも車が借りられる」「大半の車にカーナビやETCを搭載」などがある。

 特に全国展開しているようなカーシェアリング・サービスであれば、旅行先でふと気になった場所へ行くのに、その場からWebで予約し、さっと車で移動……なんてことも。もちろん、出張時にほんの少し車を使いたい場合も、カーシェアリングは活躍してくれるはずだ。

 カーシェアリングの利用拡大とともに各社で乗車できる車種も充実。普段はなかなか乗る機会がないBMWやAudi、ベンツにポルシェといった外車を選べるのも魅力のひとつと言える。話題の電気自動車を配備しているところもあるから、どんな乗り心地が試してみるのも楽しいかもしれない。

◆ネットを利用した便利機能も多い反面、多少のリスクも?

 ネット利用ならではの便利機能も見逃せない。

 業界大手のタイムズカープラスを例に取ると、予約の空きをメールで知らせてくれる「空き待ち設定」、空車と拠点情報が一目でわかる「クイック検索アプリ」、事前にカーナビを設定しておける「カーナビ目的地設定」などは、利用者の立場になった便利機能といえるだろう。

 また、カーシェアリングを利用するには、各社で定められた会員カードの発行手数料などの初期費用が1,000~1,500円程度がかかるが、無料になる機会も多い。各社ともネット入会や利用でお得になるキャンペーンを随時実施しているので、公式サイトなどをチェックしてみよう。

 利便性が高い反面、拠点が無人なのは不安だという方もいるだろう。利用開始時や返却時のトラブルは、サービスセンターとの電話連絡だけが頼り。車のメンテナンスや清掃も一定期間ごとなので、乱暴な使い方や汚し方など、前の利用者次第で快適度が変わってしまう可能性も否めない。気軽に利用できる反面、そうしたリスクが伴うことも頭に入れておきたい。

 ほかにも借りたいときに自分以外のユーザーの使用していたり、カーナビなどから簡単に利用時間の延長できるが予約が入っていてダメだったりといったデメリットもある。そうはいってもコストの安さと手軽さ、実用性の高さは利用しない手はない。車は使いたいけど管理・維持が……という人は、一度検討してみてはいかがだろうか。

※記事内容は2016年1月現在の情報を基に作成。

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