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エンタメ
週刊&月刊コミック誌は電子書籍で読む時代が到来する……のか!?
 コミック誌ではいち早く「週刊少年ジャンプ」を電子版化した集英社に続き、講談社も「週刊少年マガジン」や「ヤングマガジン」など全コミック誌を電子書籍化と、2014年後半~2015年のコミック誌シーンは、まさに電子化元年とも呼ぶべき状況だった。「サンデー」の小学館や「チャンピオン」の秋田書店は様子見といった感じだが、追従する日も遠くない!?

 考えてみれば、コミックの単行本は電子書籍が人気を集める数少ないジャンル。その大元である週刊&月刊コミック誌が電子版化されないことも不思議で、むしろ“読み捨て”のコミック誌こそ、電子版化を望む声が高いとも。

コミック誌の電子版は、ここが便利!

 では、コミック誌の電子版は、紙の雑誌版よりも使い勝手がいいのだろうか? 以下にメリットをまとめてみた。

【電子版のメリット】
・安い。ジャンプの場合、260円の雑誌に比べ電子版は300円だが、定期購読なら月額900円。1冊当たり200円程度に。

・定期購読なら、過去の号をいつでも読み返せる。10年前の「ONE PIECE」もOK。10年分のジャンプ(雑誌版)を保存したら、どれほどのスペースが必要か……。

・分厚いコミック誌を持ち歩いても、荷物にならない。電車内で読み終えた後や、ゴミとして捨てる際の処理にも困らない。

・書店や売店で購入する手間がかからない。

・一度購入すればスマホとPC、タブレットなど複数の端末で読むことができ、読む時間や場所が制限されない。

・印刷のかすれなどがなく、文字やベタが“くっきり&はっきり”で見やすい。

電子版の登場で、コミック誌の魅力が再確認される?

 一方でデメリットもゼロではなく、たとえば、マンガの醍醐味ともいえる見開きページなどは、スマホで見ようとすると辛い。横持ちなら見開き表示できても、画面の小ささはどうしようもない。基本的に1画面1ページが前提となる点は、好みが分かれそうだ。

 ちなみに、ジャンプは専用アプリ「ジャンプ+」を使うが、講談社のコミック誌は一般的な電子書籍と同じ購入方法。「ジャンプ+」にはインストールや会員登録という手間も必要だが、「DRAGON BALL」や「ヘタリア」など人気作品の電子版限定スピンオフ連載を読めるため、一長一短か。

 別の記事で紹介した旅行ガイドブックと同様に、コミック誌も電子版が「あり」な、数少ない媒体なことは確かだろう。と同時に、雑誌派と電子版派が真っ二つに分かれるかもしれない。電子版を読むことで、雑誌版コミック誌の魅力が再確認できるケースもありそうで、それもまた面白いのでは?

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