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アナログLPをスマホで聴くには? ブーム再燃中のレコードをデジタルで楽しむ方法
 渋谷からHMV渋谷がなくなって5年、新たに「HMV&BOOKS TOKYO」がオープンして話題になったが、その約1年前の2014年にオープンしていたのが、「HMV record shop 渋谷」だ。

 ここはレコードとCDの中古専門ショップとして、幅広い世代からすでに絶大な支持を得ている。また、新宿や下北沢には中古レコードショップが多数あるほか、アーティストも限定盤としてアナログレコードをリリースこともちょくちょく出てきている。

 つまり、デジタル化が進む一方で、アナログも人気を集めるという両極化が起きつつあるのだ。

“良音”の先にアナログレコードが!

 その背景には、潜在的なレコードファンの存在が挙げられる。アナログレコードがCDに取って代わられて20年以上経ち、音楽の聴き方も変わったが、家にはあの頃に集めたアナログレコードがたくさんあって、また久しぶりに聴きたいと思っている人や、相変わらずアナログレコードを集めているユーザーも多い。

 また、近年のハイレゾブームも追い風になっている部分も。いい音を追求するうちに、その先にあるアナログレコードの音に行き着く若い世代も増えつつあり、ノスタルジーの側面だけでなく、いい音を求めるユーザーがたくさんいるということだ。

スマホに対応したアナログプレーヤーに注目!

 そんなユーザーに向けて今、オーディオ界隈で注目を集めているのがアナログプレーヤーだ。

 昔は、アナログレコードは家でスピーカーから聴くものだったが、今ではオーディオセットが自宅にあることは少なく、音楽は携帯プレーヤーで聴くのが主流。そうした現在のユーザーの環境に合わせたアナログプレーヤーが、たくさん登場している。

 「ION AUDIO」というメーカーの「Archive LP」というプレーヤーは、アンプとステレオスピーカー内蔵でUSB接続端子が付いているので、パソコンやスマホに音源を取り込むことができる。実勢価格9,980円というハイコスパで、「HMV record shop 渋谷」では1週間で100台も売れたそう。

 オシャレ家電で有名な「amadana」は、ユニバーサルミュージック合同会社と共同で「SIBRECO」という名前のプレーヤーを発売。こちらもアンプとスピーカー内蔵なので、これ1台でレコードを聴ける。さらにオーディオ出力端子も付いているので、お手持ちのアンプやスピーカーとつないで大音量で聴くこともできる。もちろんUSB端子内蔵なので、PCにつないでデジタル変換も可能。どちらもウッディな材質で、インテリアと調和する作りになっているのもポイントだ。

アナログ→デジタルはノスタルジーの時間

 アナログレコードとプレーヤーを手に入れたら、デジタル変換にも挑戦したいもの。USB端子が付いているアナログプレーヤーには、専用のソフトが付いている場合が多く、フリーソフトも数多く出回っているので特に新しく買う必要はない。あとは取説の手順に従うだけだ。

 レコードのデジタル化に関して、手順はさほど複雑ではないのだが、デジタル化するのにかかる時間に驚いてしまうかも。

 ネットを使っての楽曲をダウンロードや、CDから曲を取り込む作業などは、あっという間にすんでしまうが、アナログのレコードの場合、たとえば60分のレコード1枚なら、単純に60分そのままかかってしまうのだ! しかもA面とB面の両面があり、それをひっくり返す作業も、なんとも言えないものがある。

 昔、レコードをカセットテープにダビングしたことがある方なら、きっと懐かしい感じを思い起こすはず。それを手持ちの携帯プレーヤーで聴けば、きっと得も言われぬ上質な音にめぐり会えることだろう。

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