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小学生に大ブームのゲーム「マインクラフト」が教育を変える!?
 皆さんは「マインクラフト」というゲームをご存知だろうか。スウェーデンで作られ、欧米で大ヒットしていたゲームなのだが、これが日本の小学生にも大ブームを巻き起こしているという。

 通称は“マイクラ”。「マイクラ?」などと不思議そうな顔をしていると、お子さんや親戚の子どもからバカにされてしまうかも!? 小学生向けのコミック誌では毎号のように特集が組まれ、小学生のカリスマ番組「おはスタ」(テレビ東京系)でもレギュラーコーナー化されるほど、今や大人気のゲームなのだ。

 このマイクラは、いわゆるブロック系のサンドボックス・ゲームで、さまざまな色や種類のブロックを組み替え、家や建物などの仮想空間を築いていく。シナリオに沿って進めていくRPGなどのように、ゲーム進行に明確なルールや目的はなく、ブロックによる広大な世界を冒険し、お気に入りの家を建て、自分流のライフスタイルを構築していくわけだ。

想像力+発想力+応用力が試される“頭の体操”マインクラフト

 ブロックのレゴを、バーチャル空間で自由に組み合わせていったなら……そんなイメージで捉えれば、わかりやすいかもしれない。

 そう聞くと単純そうだが、実際にプレイしてみると、これが意外に難しい。というより、何をどうすればいいのかが、頭が固くなった大人にはわからない。何をしてもいいし、ボスキャラがいても倒さなくても構わないという自由さは、RPGやアクションといったジャンルのゲームに慣れている人にとっては、逆に迷ってしまうほど。

 一方、子供たちは柔軟な発想+“常識”という呪縛もない創意工夫で、自分なりの楽しみ方を見出していく。想像力や発想力、その応用力が試される様は、まさに究極の“頭の体操”だと言えるかもしれない。

自由でクリエイティブなゲーム性には大人も熱中!

 小学生を中心に人気を集めるマイクラだが、前述したように何を作るかを考えるという“発想の力”が必要なので、簡単に遊べてしまうソーシャルゲームなどと違い、これなら子供にやらせても大丈夫かも……なんていう親側の発想も人気の理由なのかも。

 さまざまな属性を持ったブロックを使い分けたり、ドアやスピンなど動作するブックとスイッチを組み合わせてギミックを作ったりと遊び方は奥深く、さらに荒いドットで表現された動物たちのなんとも言えない可愛らしさには、大人でもハマってしまう。

“マイクラ”が教育現場にも進出!?

 そんな「マインクラフト」を小学校の教育プログラムに活用する試みも始まっている。

 東京都多摩市立愛和小学校で行われたイベントでは、マイクラを算数や社会、理科、図工などの教科に活用し、ViscuitやScratch、Tickleなどのプログラミング言語授業につなげたという。

 公立小学校の授業で、楽しみながらプログラミングを学べる機会があるのは、もはや大人となってしまった筆者から見ればうらやましい限りだ。

 有名YouTuberによる実況動画はアクセス数が数百万、全世界でのプレイ人数は5,000万人超、日本で発売されたVita向けダウンロード版の販売数は50万本以上を記録。メディアやメーカーの仕掛けではなく、自然発生的に口コミで広がったことを考えると、マイクラは驚くべき数字を記録し続けている。

 「発想の転換」というキーワードに日々悩まされている皆さんも、その異次元ワールドで頭を柔軟化させてみてはいかが? また年末年始などの休日に、出かけるのは大変でも、子供と遊びつつ知育もできてしまいそうなマイクラを、親子そろってプレイするのもいいかもしれない。

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