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パソコン・ソフトウェア
ゴミ箱を一時保存フォルダに利用する人が増えているって、本当?
 皆さんは、PCデスクトップ上の“ゴミ箱”をどのように使われているだろうか。「不要なファイルを削除する場所に決まっているじゃないか」と返答されそうだが、実はそうとも言い切れないような状況になってきているようで、なんと、「ゴミ箱を一時保存フォルダとして利用する」人が少なくないらしいのだ。

ゴミ箱をファイル削除だけに使う利用法はもう古い!?

 Twitterでも話題を集めたネタなのだが、「エー!? 冗談でしょ」と思うことなかれ。10代~20代の若者層には、着実に広まりつつある利用法なのだとか。

 実際Twitter上では、

「10年以上前から(そうした使い方をする人が)いたよ」
「若者に限った話ではないかも」
「HDD容量が増えて、ゴミ箱を空にする頻度が減ったからじゃない?」


など、さまざまな意見が飛び交っていた。

 要はマイドキュメント(ドキュメントライブラリ)的にゴミ箱を使う方法なのだが、デスクトップに無条件でマイドキュメント・フォルダが表示された従来のWindowsと違い、Windows7以降はマイドキュメント(ドキュメントライブラリ)にアクセスしづらくなっている。その点、ゴミ箱ならすぐに使えるというメリットもありそうだ。

どうしてゴミ箱を作業フォルダ扱いする人が増えたのか?

 ゴミ箱を作業フォルダとして使うのは、よく言われる“最近の若者はパソコンが使えない”という世代に限ったことではないようで、一時保存フォルダとして利用するような人たちは以前からもチラホラと見かけられていた様子。

 そうした中で、特に若者世代がゴミ箱を作業用として使ってしまうのには、iPhoneの存在を大きいのでは? フォルダという概念がないので、PCよりもスマホを使い慣れている人たちは、もしかしたら右クリックをして新規フォルダを作る……という基本操作すら知らないのでは!?

 そう考えると、ゴミ箱という名前ではあるものの、そこに入れておけばいつでも取り出せるみたいな感覚があるのかもしれないとか思ってみたりする。

試してみると意外に便利だった、ゴミ箱の多目的利用

 ならばと実際に試してみれば、なるほど、けっこう便利かも。「一時保存~不要だから削除」する際も、場所が“ゴミ箱”だけに、思考が「本当に削除していいのか」となる。知らず知らずに、ファイル削除の再確認を行っていることに気づかされた。うっかりミスでファイルを削除してしまった……という事故は、明らかに減るはずだ。

 また、「デスクトップに余計なアイコンやフォルダを並べるな」と注意された経験を持つ方も多いだろうが、ゴミ箱を使えば、そうしたお節介者からとやかく言われることもない。整理が面倒なファイルをドラッグ&ドロップでゴミ箱へ“一時保存”という流れは、ちょっとクセになりそう!?

 そうした一方で、つい「ゴミ箱を空に」してしまうリスクも付きまとう。ゴミ箱を“ゴミ箱として”使うクセがついている方は、やめたほうがいいかもしれない。

 ちなみに、「ゴミ箱」は日本語版Windowsだけの名称。欧米では街中の屑籠をtrash can、rubbish binなどと呼ぶが、英語版Windowsでのゴミ箱は「Recycle bin」。直訳すれば「リサイクル用の容器」なので、一時保存フォルダに使っても間違いではない!? さて、皆さんはどう思われますか?

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