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スマホ・携帯
最近よく聞く「スマホ老眼」って何? 予防法&改善策
 老眼といえば“老化の代名詞”のように言われるが、最近では「スマホ老眼」なる言葉あることを、皆さんは知っているだろうか?

 読んで字の如く、スマートフォンが原因と思われる老眼のような症状のことで、最近では20~30代といった若い世代の人たち眼科やメガネ店に相談に行くことが増えてきているという。

スマホ老眼は若者のほうがなりやすい?

 そもそも老眼とは、「加齢により眼の調節機能が衰え、近くのものにピントが合いにくくなる状態」のことを指すが、スマホ老眼も似たようなもので、手元の文字が見づらかったり、近くのものにピントが合わせにくく視界がぼやけてしまうような症状が発生する。その原因は、スマホという近い距離のものを見続けることによって、眼の筋肉が緊張する状態が続き、老眼と同じようにピント調節が利かなくなってしまったのでは……と考えられている。

 常にこういった症状が起きずとも、ふとした瞬間、たとえば電車内で路線図を見るときにぼやけてしまったり、腕時計を見ようとして確認に手間取ったりといった覚えはないだろうか?

 スマホ老眼は一時的なケースが大半ではあるが、症状を繰り返すしているうちに重篤化してしまうこともあり、新たな“現代病”のひとつとして注意喚起されている。

 スマホ老眼というのは医学用語ではなく造語ではあるが、SNSにウェブ閲覧、ゲームにメモなど、プライベートでもビジネスでもスマホが欠かせなくなっている今、スマホを使っている以上は向き合わなければならないものとなりつつある。

 特に注意したいのが、視力自体には異常が出ることはなく、ピントの調整がスムーズにできなくなるのが主なので、「ちょっとした目の疲れかな」と思ってしまう点だ。

 最近では、PCやタブレット、スマホなどの画面を見続けることが原因で眼の不調や疾病を引き起こすVDT(Visual Display Terminal)症候群が注目されつある。厚生労働省の調べによると、PCなどを使う労働者の90%以上が眼の不調を訴えているとのこと。PCの長時間使用でもスマホ老眼と同じような症状になる場合もあるが、特にスマホのほうが危険視されているのは、“小さな画面“の”細かな文字”を凝視することが、より眼に負担をかけているからのようだ。

 目の酷使を続けていると、場合によっては夕方になると老眼のような症状が発してしまうなんてことも……。

スマホ老眼の改善方法は目を休めること!

 スマホ老眼を改善する最大の方法は、やはりスマホやPCの使用時間を短くすることが、もっとも効果が見込める。そうはいっても今のご時世、スマホを全く使わない生活なんて考えられないし、習慣化してしまっている以上、手放すことも難しい。

 そこでなるべく長時間続けて使わないようにするため、たとえば30分~1時間ほど使ったら目を休ませるために5分ほど目を閉じるとか、小刻みでもいいから休憩を挟むことが好ましい。これだけでもぶっ続けでスマホやPCの画面を見続けるよりは、はるかに目への負担は減るだろう。遠くを見つめたり意識してまばたきをするなども効果が見込める。

 また、あまりにも近い距離で見つめることが負荷となっているので、画面と目の距離を大きくとるのは、かなり効果的。目安としては30~40㎝くらいの距離を目安にしたい。正確に計るに越したことはないが、手を目一杯広げて親指から小指までの距離2つ分以上をとっておけば、目安の距離の近似値となるはず。

 眼科やメガネ店に行って相談すると勧められるのが、目のマッサージや蒸しタオルなどで温めて目の血行をよくすること。これはスマホ老眼の症状を和らげるだけでなく、目の疲れをとって休める手段としても知られている。

 ただし、いくらいいといってもやり過ぎは目によくないので、1日に何回もやるのは控えるように。

目のトレーニングも改善・予防に効果的

 ここまでは目を休める方法だったが、最後は弱ってしまった、また弱りつつある目のトレーニングについて。

 これはいくつか手順はあるが、代表的なものを紹介すると、「目の前に人差し指を差し出してピントを合わせ、3秒ほど数える」→「3m前後を目安に、なるべく遠くを見つめ、ピントを合わせて3秒ほど数える」→「以上の内容を交互に10回ほど繰り返す」といった方法がある。

 このような遠近を調節するトレーニングをはじめ、筋トレのように目を鍛えれば、少しでもスマホ老眼の症状が発生するのを抑えられるはずだ。

 スマホ老眼は目の酷使が生むものなので、とにもかくにも目の負担や疲労を少なくしてあげることが予防や改善につながっていく。スマホの長時間使用に心当たりがある人は、症状が重くなる前に是非とも改善法の実行をオススメしておく。

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