本文へジャンプします。

通信
格安SIMカードが使えるのはSIMフリースマホだけ? キャリアのスマホでも使える!?
 SIMロック解除の義務化が始まり、格安SIMカードやSIMフリーのスマートフォンが、さまざまな場所で販売されるのを見かけるようになってきた。

 SIMロックに関する詳細は別記事に譲るとして、一般的に格安スマホと聞いて、多くの人が台湾・ASUSや中国・Huaweiなどの海外メーカーのスマホ端末を購入して使うものと思い込んではいないだろうか?

 たとえば、NifMoを例に挙げたとしても、富士通のARROWS M01もラインナップされているが、オススメのSIMフリースマホとしてZenFoneやP8liteといった海外製スマホが並ぶ。もちろん、格安SIMカードとともに新たに端末がほしいという人は、これらのSIMフリースマホを使うのも選択肢のひとつだ。

 SIMフリースマホに関しては、スペック面に関する不満がチラホラ聞かれる時期もあったが、今では3大キャリアの端末に引けを取らない性能を備えたスマホも登場。コストを抑えたい、長く快適に使いたい、スタイリッシュなものを使いたいなどといったニーズにも応えてくれているし、なによりもSIMフリースマホは周波数さえ合えば原則的にはどのSIMカードを挿しても使えるというメリットがある。

◆格安SIMカードとキャリアのスマホでも利用可能!

 SIMフリースマホの進化もさることながら、ここで最初の疑問に立ち返ってみたい。そう、格安SIMカードはSIMフリースマホ以外でも使えるのかどうかということだ。

 その答えは、ユーザーが現在使用している端末のキャリアによって異なる。ドコモやau、ソフトバンクのスマホであっても、SIMロックを解除した端末であれば、当然ながら格安SIMカードを挿しても使用できる。しかし、SIMロック解除前の端末であった場合は、ドコモのスマホ端末を持っている人ならドコモ系の格安SIMカード、auならau系の格安SIMカード、ソフトバンクであればSIMロック解除するかSIMフリースマホの購入が必要となってくるのだ。

 ここでいうドコモ系、au系というのは、各キャリアから回線を借り受けて格安SIMカードなどを展開しているMVNOのことを指す。つまり、格安SIMカードと持っているキャリアの端末が同系列であれば、“基本的”には組み合わせて使うことができる。ただし、一部例外も存在するようなので、購入・使用前には注意が必要だ。

 なお、3大キャリアでSIMロックを解除する場合、各社によって端末購入からSIMロック解除が可能になるまでの期間や、解除が可能となる端末など、諸条件が異なる点には注意が必要。いずれかのキャリアの機種を使っていてSIMロック解除を考えている場合、各キャリアの条件の確認は忘れずに行いたい。

◆格安SIMカードを挿して使うには簡単なAPN設定が必須

 では、系列が同じなら使えるとは、どういうことか。ここではNifmoの格安SIMカードを例に解説していく。NifMoの格安SIMカードはドコモ回線を使用しているので、ドコモの端末であれば組み合わせての利用が可能だ。

 また、Nifmoの格安SIMカードをドコモのスマホ端末に挿して使う場合、一般的なスマホの使い始めとは違い、ユーザーがアクセスポイント(APN)を設定する必要がある。これはSIMフリースマホを利用する場合も同様で、契約に応じて決められたAPNをスマホ側で入力することにより、通信が可能となる。

 APNの詳細な設定方法は省くが、基本的には画面の指示などに従って、スマホの設定項目を開いて「名前」「APN」「ユーザー名」「パスワード」「認証タイプ」などを入力していくだけと、難しい操作はひとつもない。こうしたささいなことで利用に二の足を踏んでいたような人も、安心してNifMoの格安SIMカードとドコモ端末の組み合わせというのを、選択肢に加えてみてほしい。

 その際は、動作確認済みの端末であることを事前にしっかりと確認することが大切だ。

※記事は2015年9月現在の情報を基に作成。

新着記事