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ビジネス・経済
破損品に転売ヤーなどには要注意! ネット通販やオークションでよくあるトラブルを検証
 いつでもどこでも安く手軽に買い物が楽しめるのがネット通販やオークション、フリーマーケット(フリマ)のいいところ。でも、試着したり念入りにチェックできないため、商品を受け取ったあとで「こんなはずじゃなかった!」とガッカリすることも……。ここでは、ネット通販・オークション・フリマでありがちなトラブルを検証してみる。

◆ネット通販では色のイメージ違いや偽物に要注意!

・色が違う!
 大手通販業者の人も頭を悩ませているのが色の問題。通販サイトに掲載されている写真は、PCならばモニターの種類や色の調整具合、スマホならば機種や使用しているフィルムによっても若干違って見えるため、クレームや返品の対象になりやすいのだという。

「化粧品や衣類など豊富なカラー展開をしている商品は、特に購入後のクレームが多い。モニターの色で異なって見える旨を注意書きをするなどして対応しています」(通販業者Mさん)

「茶色だと思って買ったら赤だった。素人写真を使ったショップでは二度と購入しないと決めました。フリマではとことん質問して色を確認しています」(購入者Aさん)

 化粧品や衣類をネットで売買する場合は、画像データの色補正やディスプレイの色調整が不可欠と言えるだろう。

・ブランド品を買ったはずが届いたのは偽物!?
 プラダやルイ・ヴィトンなどのハイブランドから子どもに人気のキャラクターグッズにいたるまで、ネット通販には残念ながら偽物も数多く出回っている。

「“正規店で購入しました”と書いてあったプラダのバッグを落札したものの、ライセンスカードの文字がにじんでいて、どう考えても偽物」(購入者Tさん)

「某通販サイトで“Apple純正”と書かれたライトニングケーブルを購入したら偽物が届いて、正常に使えなかった」(購入者Kさん)

 最近では「日本製」と書かれた外国製が多数見かけられ、家電などでは発火するケースもあるので注意が必要だ。

◆オークションでは破損品やユーズドの痛み具合を確認

・壊れていた
 インターネットを通じてアイテムを購入する際に特に気を付けたいのが、商品の保存状態だ。買ったものが新品の場合は、ショップ的に可能であれば単純に返品処理をすればいいのだが、中古品であったら売り手側の責任がより大きいだろう。そもそも壊れていたり傷があったりといった説明が明記されていなかったら、これはもうけっこうな問題といえる。

 買い手側としては、そうした保存状態に関する説明がなされているかを確認は忘れずに行うこと。状態や動作の確認は行われているかなどの項目に加え、発送方法に関しても「梱包は万全か」「配送手段は適切か」といったこともチェックしておこう。

 オークションやフリマでは買い手が輸送手段を指示する場合もあるが、送料をケチったために破損することも考えられる。壊れて困るものは、保険が適用される輸送サービスを利用するべし!

・衣類に穴が空いていた
 これはユーズドの売買でよくあるトラブル。売り手側の問題としては、事前の確認を怠った、商品の状態を的確に伝えなかったことなどが挙げられる。買い手側に責任はないが、破格で提供されている場合はある程度の譲歩が必要になるだろう。なにしろ相手は「中古品」だと事前に断っているのだ。

 フリマなどで古着を買う際は、状態を確認することも大切だが、中古品であることをよく理解した上で取引に臨みたい。

◆人の心につけ込んだ転売には引っかかるな!

・“転売ヤー”にご注意
 オークションやフリマには、“転売屋”、“転売ヤー”と呼ばれる人々が存在し、安く手に入れたものを高額で出品。「○○限定」「初回限定」など、生産数が限られたアイテムを、価格以上の値段で転売し利益を上げている。

 スマホやチケット、ブランド品、車まで、扱うアイテムは多岐にわたり、なかには同好の士に向けて作られた同人誌や無料配布物など、本来人目にさらされないはずのものを転売し、物議をかもす輩も。

 運営側の取り締まりが追いつかないのか、はたまた取り締まる気がないのか、目下のところ、こうしたアカウントから「購入しない」以外に対応策はない。

 ここまで見てきたように、通販やオークションなどをネット経由で利用する場合、さまざまなトラブルに巻き込まれてしまう危険性は、どんなに注意していてもゼロではない。月並みではあるが、それらのサービスを利用する場合は、出品者の評価をチェックしたり、同一の高価なものや限定品をあからさまに数多く出品していないかなどを事前に確認することが大事になってくる。

 ネット通販やオークションといったサービスは、今や欠かせない流通手段のひとつ。みんなが安心して使えるようになってほしいものだ。

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