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スマホ・携帯
緊急時にパニックボタン! タッチひとつで犯罪や災害、仕事中の危機を回避
 昔の映画で、強盗に押し入られた一家が家に備え付けられた緊急避難シェルターに逃げ込む「パニックルーム」という作品があった。言ってみれば、パニックボタンとは、そのアプリ版のようなもの。緊急時にタップひとつで、周囲にそれを知らせたり通報したりできるアプリのことを指す。誘拐や拉致などの犯罪が多い海外の地域では、そうしたアプリが多くリリースされている。

◆自分の身を守るために役立つ「パニックボタン」

 たとえば、その名も「パニックボタン」というアプリは、スマホの電源ボタンを5秒間のうちに5回押すと、あらかじめ登録しておいたアドレスに位置情報と共にメールが送られる。似たような機能のアプリはほかにも多くあり、どれもホーム画面からロックを解除するといった、面倒な操作の必要がないように作られているのが特徴だ。

 また、音声やビデオも一緒に送ることができる「Witness」というアプリもある。これはパニックボタンの役割と同時に、遭遇した犯罪の証拠を記録として残せるという優れもの。ボタンを押すと自動的に録画が始まり、登録しておいた相手にもそれが伝えられる。録画されていることを犯罪者に気づかれにくく、画面にも何も写らないという仕掛けになっている。

 こうしたアプリは、山で遭難したときや事故に遭って身動きが取れないといった場合でも、かなり有効。特に自然災害の多い日本では、そういった使い方でも活躍してくれそうだ。昨今では子どもが巻き込まれる事件も多いので、子ども用のスマホにインストールして、日頃から使い方を教えておけば危険を未然に防げる可能性も高まり、安心できるというもの。

◆仕事中のアプリやサイト閲覧など、あらゆる危機も救ってくれる!?

 ここまで説明してきたように、パニックボタンとは、緊急事態が発生したことを周囲の人に知らせるために活躍してくれるもの。しかし、実はもうひとつの“顔”とも呼ぶべき使い方もあったりする。

 災害や犯罪といった出来事は身の危険として当然だが、勤務時間中にソリティアなどゲームをしていたり、関係のないWebサイトを見ているときに上司などが急にやって来た……といった状況も、言ってしまえば危機的状況だ。そんなときは緊急に仕事をしていたフリを見せなければ、どうなるか分かったものではない。

 そうした状況に効力を発揮してくれるパニックボタンのことを、通称「ボスが来た」という。つまり、それまで表示していた画面を即座に指定しておいた画像に切り替えてくれるという機能を持ったアプリのこと。その昔、PC用のソフトがよく出回っていたが、これさえ入れておけば、上司が知らずに近寄ってきても、慌てず騒がず危機を回避できるはず。

 こちらの意味でのパニックボタンは、今回の趣旨とはちょっと違うけど、危機回避という意味では覚えておいても損はない。自宅などでエッチな画像や動画を見ていて誰か人が来たときにも、本当に助かります!

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